| 高密度で巣が存在した例 |
■ 寝屋川市の墓地大阪府東北部では1kuに1個ぐらいの割合で巣が見つかります。ところが狭い地域に多くの巣が存在する例がありました。寝屋川市の秦の墓地(30m×30m)には8個の巣が見られました。しかもそのうち7個はクスの木の日陰に作られていました。
ミツバチは夏に直射日光が当たる墓は好みません。分蜂群が新しく巣を作る場所を選ぶとき、巣を作る条件にあっているかどうか厳密に調査してから群全体がその場所に移動していくものと思われます。
寝屋川市秦の墓地 秦の墓地の平面図 ●墓石 ○クスノキ ■ 枚方市の水路
枚方市の楠葉には水路に沿ったブロックの隙間に、100mに12個も巣が見つかりました。宅地造成が行われたとき、水路に面してブロックが3段積み上げられ、その上に土盛りされ宅地が造られました。ところがブロックの近くは土が十分固められなかったためか空間が多く残ったと思われるのです。
ハチはブロックの隙間から入り、その空間に巣を作っています。もう10年以上もいるそうです。隙間が1cm以上ある所はオオスズメバチの攻撃で秋には消滅することもありました。
多くの巣がみられる水路 巣の入り口 ブロックの隙間 これら二つの例は、巣が作れる場所があり、人による駆除がなければミツバチはまだまだ多く市街地にも生息することが可能であることを示しています。