| 巣板の構造 |
ミツバチの巣は巣板からできています。コミツバチやオオミツバチは1枚の巣板からできた巣を作ります。セイヨウミツバチやトウヨウミツバチ(ニホンミツバチ)は複数の巣板からなる巣を閉鎖空間に作ります。
セイヨウミツバチもニホンミツバチも図に示すように巣板の上部が貯蜜域、その下に育児域が存在し働きバチが作られます。貯蜜域と育児域の間に花粉がためられます。女王が作られる王台は巣板の下部に作られます。雄バチが作られる育児域は巣板の端にあると教科書には書かれています。
ニホンミツバチでも墓に作られた巣のように営巣空間が広くない場合、1枚の巣板上に雄バチの育児域(サナギ室の先端に小さい孔があることからわかります)が作られる場合もありますが、天井裏や床下のように営巣空間が十分あるところでは次に示すように雄バチの育児域は巣の両端の巣板に作られます。これは女王が雄バチと働きバチをどのように産み分けるかという問題とも関係しておもしろい現象です。
セイヨウミツバチの巣板の構造 お墓の巣(一枚の巣板上にオバチ(茶色)と働きバチのサナギ室がある) 次の図は屋根裏に作られた7枚の巣板からなる巣の構造を示しています(入り口から向かって右面の図です。左右の面は同じ構造をしていると考えていいでしょう)。巣板の上部に蜜が貯えられ、蓋がされています。雄バチの育児域は1,2,6,7枚目の巣板に見られました。花粉域は働き蜂の育児域の周辺に見られました。王台は巣板の下部に作られ、この巣では14個確認できました。
屋根裏の巣・・・・・ ●ミツ
●働きバチの育児域
●雄バチのさなぎ
●花粉