ニホンミツバチとスズメバチ
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 スズメバチはミツバチにとって最大の天敵です。ところがニホンミツバチはスズメバチに対する対抗手段を身につけています。
 セイヨウミツバチはオオスズメバチがいない地域で進化し形成された種です。ヒトがオオスズメバチの生息する地域(日本列島)に持ち込んだため、国内ではヒトの助けがないとオオスズメバチに全滅させられてしまいます。それも原因で日本列島には野生化したセイヨウミツバチはいません。ところがオオスズメバチがいない北米では、養蜂のために持ち込まれたセイヨウミツバチが野生化しています。

 キイロスズメバチへの対抗手段

屋根裏の巣  天井裏に作られたニホンミツバチの巣の入口に、キイロスズメバチが近づくとハチは巣の入り口から出て、紐状につながり、羽音をそろえてキイロスズメバチを威嚇します。キイロスズメバチは入り口付近でホバリングして、巣に出入りするミツバチを1匹ずつ捕獲します。しかし、それくらいではミツバチの群は消滅しません。

 オオスズメバチへの対抗手段

 オオスズメバチに対する対抗手段はキイロスズメバチとは少し異なります。オオスズメバチはミツバチの威嚇をものともせず、巣の入り口に集団で近づき次々にミツバチをかみ殺します。そのような状態になるとミツバチは巣から出ず何日も巣の中に閉じこもります。
 狭い入口を通ってオオスズメバチが入ってこようものなら、ミツバチは集団で襲いかかりスズメバチを刺すと同時に、蜂球を作り熱殺すると思われます。オオスズメバチの攻撃を受けていた巣を開けたことがありました。ミツバチの死体も多くありましたが、同時に驚くほど多くのオオスズメバチの死体がありました。よくテレビなどで報じられる熱殺するための蜂球は巣の外ではめったに見られません。

床下の巣巣の中に侵入
床下の巣に来たオオスズメバチ巣の中に侵入するオオスズメバチ

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