1日間 1508g(1匹)11位
2日目 ノーフィッシュ
総合 25位入賞
●プラクティス(2週間前)
プラは、2週間前に2日、1週間前に1日、そして前日の合計4日間入った。
2週前のプラでは、新しく導入した400khzの周波数の魚探と、WAASを受信するGPSを駆使し、鵜の島、畳岩、西川、沖の台地周辺の地形を徹底的に調べなおした。
めぼしい場所にルアーを落としてみるが、なかなか反応はない。
鵜の島周辺で魚探をかけていると、段差はそれほどないのだが、突然ボトムが固くなる場所を発見。っていうか、8年前くらいから知ってはいたのだが、別にいい思いをしたことはなかった場所だ。
ベイトがいるなぁと思ってメタルジグをしゃくってみると、巨ベラがスレで釣れてしまった。ベイトフィッシュかと思った魚影はヘラボールだったと思われ。しかし、他の場所と比較して多くの魚影が映り、直感的になんか「におう」エリアだと思った。
1日目はノーフィッシュで終了。富士健康センターで風呂に入り、19:00頃早々と車中泊。今シーズン初の車中泊で楽しみだったのだが、夕食も食べず(酒だけ飲んで)あまりにも早く寝てしまったのと、寒かったため、すぐに目が覚めてしまった。寒くてお腹がすいたので、バーミヤンに避難。それからダウンジャケットを着たまま2枚重ねの寝袋に入り、朝まで熟睡した。
プラ2日目は朝から曇りで気温が上がらず、昼過ぎから雪が降ってきた。朝の最低気温はー4度くらいだったが、この日の日中の最高気温は0.4度にしか上がらず、ボートの上でカップラーメンを食べたり、ヒーターに手を当てて暖を取りながらの釣りだった。
前日ヘラが釣れた場所で釣りをしていると、ニジマスが釣れた。しかし、雪が降り始めた頃、重たい感触のバイト。待望のブラックバスのバイトだ。しかも1キロくらいのいいサイズ。ひょっとして本命場所見つけたかな?このあとも釣り込んでみると、ニジマスのバイト。1ヶ所で3目釣り。魚種はともかく、魚にとって居心地のいい場所であることは確かだ。
●プラクティス(1週間前)
1週間前はNEOマスターズの試合があったため、朝家を出発し、11時からプラ開始。前週釣れた場所を見に行ったら、NEOの選手がいたため、しばらく遠くから見学。どう見ても同じピンスポットを釣っている。そしてしばらくするとライブウェルを開けてごそごそやってる。釣れてるんだぁ…魚が弱っているのか、介抱している様子。自分が釣れなくても、このエリアのポテンシャルが確認できた。
同じような場所がないか、周辺を魚探でチェックしてみたが、いい場所が見つからなかった。NEOの試合終了後、その場所で釣りこんでみてもバイトはなかったが、魚探の映りはいい感じ。なんかのタイミングで食ってくるだろうと確信した。
もう1ヵ所気になるハワイ〜漕艇場のウイードパッチをチェックした。まだ時期的に早い感じがしたが、プリプラで釣り込んでおくことにした。ウイードにジグヘッドやネコリグを引っ掛けてスローに釣ったが、バイトなし。
●プラクティス(前日)
前日は本命場所は触らずに、魚探の映りを見ただけ。相変わらずいい感じで魚影が映る。雨のため、早く上がって防寒着を乾かしたかったのと、2日間やるべき場所は決まったので、別の場所でディープの釣りの感覚を取り戻す練習だけして、14:00頃撤収した。
●1日目
第4フライト(最終フライト)の32番。狙ったピンスポットに入れなかったら、1日何をやろうかと不安になったが、なんとその場所の近くに、一緒に来ていた友人がいてびっくり…場所は言っていなかったが、プリプラで釣れていることをしゃべっていたため、それを考慮してか、譲ってくれた。
魚探の映りもいい感じで、黙々と釣り込む。どうせ1日1バイトの世界だから、腰を据えて、じっくり釣り込むことにした。
主に使ったルアーは、以下のとおり。
バイオクローラー、バイオリンガー等のダウンショットリグ
バイオミノーシェイプのキャロライナリグ
スーパーラウンドジグヘッド1/8ozにシリコンラバーを巻いたラバージグ(トレーラーはバイオリンガーのテールカット)
スーパーフットボール11g+シリコンラバー+バイオホッグのラバージグ
メタルジグ
しばらくすると待望のバイト!!しかしどう考えてもマスのアタリだ。上げてくるとやっぱりニジマス。さらに黙々と釣り込む。朝のうちそよそよ吹いていた北風がやみ、西風が吹いてきた。ハードボトムの中の特にかたいところ、特に盛り上がっているところをDGPSに入力し、そこをキーポイントに釣り込んでいった。
西風が一瞬やんだかな?と思ったころ、強烈な重たいバイト。明らかにバスだ。上げてくると大本命で、しかもかなりでかい。それからドラグを引き出し、真下に突進した。ばれるな、ばれるな、と思いながらゆっくり引き上げてくる。最後はプラで練習したとおり、ロッドを左手に持ち替え、重たいランディングネットを右手で握りランディング。
感動っす。きちんとプラして魚を探して、その場所で狙ったとおり釣れたバス。しかも1匹釣れれば上位に行かれるだろうタフな大会で。ライブウェルのスイッチを入れ、震える手でエア抜きをする。エア抜きも一発で決まり、魚も弱っていないようだ。
あー、よかった。すっかりノルマ達成な気分だ。感動して足も震え、しばらく動けなかった。朝沸かしてきたコーヒーを飲んで気持ちを鎮める。このときだいたい11時。初日シングル(10位以内)くらい行くかな?とか考えながら、同じ場所をひたすら釣り込んだ。
ま、来るとは思っていなかったが、2本目が来ないまま終了。帰着時間は14:30だが、トラブルがあってはいけないので、14:00頃早めに帰着に向かって検量した。1508gで初日11位で折り返した。
●2日目
この日も1匹釣ればお立ち台、もしも2本、または1日目のようなビッグフィッシュが釣れたら優勝か?だけどノーフィッシュでも賞金は取れそうだが「ただの人」?という展開になった。これほど1匹のブラックバスに価値を感じたことは今までなかった。
そんなバスが釣れるのか?というと、釣れる気がしていた。しかもかなり強い確信があった。プラで釣れて、その場所で1日目に釣れている。NEOの選手の目撃も含めれば3週連続で釣れている場所だ。
スタートから帰着までの約5時間、釣れても釣れなくても、1日目に釣った場所1ヵ所で粘って心中することにした。
1日目と同様、フライトは悪く、第3フライトの後半。しかし、幸い先行者はおらず、すんなり入れた。マーカーブイを落とし、釣り始めた。魚探の映像を見る限り、まあまあ魚はいそうだ。しかし前日までと比較すると、その数が減った感じ。何ヶ所かピンスポットがあったが、前日釣れた場所をキーポイントと考え、そこを中心に釣っていった。
しばらくすると、予報どおり西風が吹いてきた。この日の予報は西風6mだ。前日釣れたときも同じ風向きだから、ボートの操船が少々やりにくいことをのぞけばそれほど卑屈になる要素はないと思った。
魚影が映る場所にダウンショットリグを落とし、魚探とGPSとラインをじっと見ながらの釣りだ。ハードボトムを感じながらの釣りなので、また、どうせ1日粘って1匹という釣りなので、高い集中力を維持して釣りをすることができた。
プラで釣り込んでいなかったらここまで集中力は保てなかっただろう。周りにも選手がいたが、割と早いペースで入れ替わる。「粘れば釣れるのになぁ…」とか「ここしか釣れないぞ…」思いながら見ていた。
刻々と時間が経過し、11:00をまわった。1日目に釣れた時間だがバイトはない。相変わらず風は強く、時折突風が吹き、ボートを流される。昼くらいになるとエレキのバッテリーもかなり消耗してきたほどだ。
強風にともなってか分からないが、魚探に映る魚影がだんだん減ってきた。天候の変化で魚が動いたのかもしれないが、自分は動けなかった。たまに映る魚影やボトムの起伏を頼りにひたすらリグを投げ続ける。
そして、いよいよ帰着。感動の土壇場フィッシュもないまま帰着だ。全体的にはノーフィッシュの人が圧倒的に多かったので、1日目に1匹釣れただけでもかなり救われた方だと思う。2日目はさらにタフで26人の選手しか検量しなかったので、順位もそれほど落ちずに総合25位にとどまった。
いや〜、いい夢見させてもらったぜ!!

スタート後(撮影:NBC NEWS)
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賞金got(撮影:NBC NEWS)
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