2006年JBマスターズ
決勝戦 野尻湖

 1日間 528g(1匹)38位
 2日目 808g(1匹)21位
 総合 18位

●プラクティス
 2週間前、1週間前に1日ずつ、そして前日にプラをした。昔の試合のデータなどを再確認したところ、ディープのライトリグでの釣りが優勢になると思われた。

 2週前は、ディープフラット、岬などのブレイクで魚探をかけ、ベイトフィッシュが映るところをライトリグ中心で釣り込んでみた。しかし、全く反応がない。シャローで見えバスと遭遇し、500gくらいのバスを1匹サイトで釣ったきりだった。

 しかし、これはどう考えても大会では使えない魚だ。本命はディープのベイトフィッシュを食べているコンディションのいいスモールだろう。

 1週間前は、ライトリグはほとんど持たずに、メタルジグ、シャッドのキャロなど、リアクション中心の攻めで湖をチェックした。その結果、菅川沖13mでシャッドのキャロライナリグにバイト!!横に人がいたため、コソコソしていたらばれてしまったが、自分なりに状況をつかんだつもりだった。

 魚探に魚影がちらほら映るところでなく、ベイトの塊が映ったところでバイトがあったので、そのような場所を探しながらさらに釣り込んでみたが、それ以降反応はなかった。

 前日はまず、魚探でベイトを探すことに専念した。前週釣れた菅川沖はベイトが極端に減っていた。その代わり、大崎沖にベイトの塊がたくさん映った。そして、魚が集まる場所には人も集まる。前日から大船団ができてしまった。他の場所では感触がつかめなかったので、試合では大崎沖大船団に突入する覚悟をした。

 そしてメタルジグ、シャッドのジャーキングで2日間押し通すことにしたので、なるべく手首に負担をかけないようなセッティングを考え、ロッド、リール、ルアーの組み合わせをいろいろ試しておいた。

 プラ終了間際、どうせみんな釣っちゃってるんだからと思い、大崎沖でメタルジグをしゃくってみた。そうしたらいきなりバイト!これで、試合中、自信を持って釣りができることを確信した。しかし、そのまま船団から離れて巻き上げてくると、釣れたのはなんとフナだった_| ̄|○


前週プラ出撃

紅葉スタート

今回のメインターゲット

大崎は前日プラから大船団

●1日目
 スタートは割と早かったが、ピンポイントではなくベイトフィッシュを追いかけながらの釣りなので、あまり関係なかった。マスターズの試合だと、いくら早く行ってもどうせ囲まれてしまうのだ。

 予定通り、大崎沖に入る。船団ができるまでの間はあまりプレッシャーがかかっていないと考え、モーニングバイトを狙ってみんなと同じようにライトリグを投げた。3.5gのシンカーのキャロライナリグを使っていたが、水深13mでは非常にじれったく、まもなくシャッドのキャロに持ち替えた。

 プラで行き着いたリグは、普段ジグヘッドなどを投げる6フィートのスピニングロッドに、ミチイトが3lbフロロ、シンカーが10g、リーダーが鮎用の高級(笑)ナイロンハリス0.8号のキャロライナリグだ。ルアーはミノー、シャッドをいろいろローテーションした。

 船団を見回しても、なかなかバイトがない。極たまに魚を掛けている姿が目撃できた。ミノーで釣っている姿も見かけたので、自分の釣りに自信を持ち、人の合間を縫ってドラッギングジャーク、ジギングで攻めていく。

 ちょっと殺気がなくなったころ、突然メタルジグにバイト!!夢中で巻き上げ、ボートの上に抜き上げた。今日はフナではなくて本命のスモールだった。サイズは500gほどであまり大きくないが、価値はとても大きい魚だった。

 船団で釣れたので目立ってしまったようで、あとから友人に

「あのあとみんなメタルしゃくってましたよ」とか、
「今日、魚抜き上げた人、1人しかいないんじゃない?」

 などとおもしろいコメントをいただいた。

 そのあともひたすらメタルジグ、ジャーキングで攻めるが反応がない。帰着1時間くらい前に風向きが南から北に変わった。これが時合いになるかな?と思ったら、魚を釣っている選手を何人か見かけたが、自分にはバイトがなかった。貴重な1匹を無事検量するために、早めに帰着に向かった。

 528gで初日38位で折り返した。約150人が参加し、約1/3の48人しか魚を持ち込んでいなかった。


●2日目
 2日目も1日目と同じ大崎の船団に入った。1日目、50人いた人が40人に減っていたことからも、釣れていないことが分かる。(殺気を消すために、遠くの山を眺めたり、人数を数えたりしていた。)

 1日目と同じように、朝一だけライトリグを投げる。予定通り、バイトがないので、予定通り、シャッドのキャロライナリグ、メタルジグのローテーションで探っていった。

 シャッドのキャロでドラッギングしているとバイト!!しかし、なんか変…となりの選手もロッドあおっていたので、

「おまつりしました?」

 と聞いてみたが、「はぁ?」って顔だったので、急いでフッキング!!しかし、上がってきたのは、スモールでもラージでもなく、サクラマス(たぶん)だった。。。

 まぁ、魚っ気(さかなっけ)はあるということで、気を取り直して、ルアーを引き続ける。

 しかし、この日はベタ凪。風でも吹かない限り、バイトが遠そう。40人の船団も見渡す限り沈黙している。

 「輝け!ステイシー」

 「輝け、アティック!」

 心の中で叫んでみる。(特に意味はない)ホントに沈黙で、集中力を維持するのが精一杯だった。

 しかし、その沈黙を打ち破ったのは、な、なんと自分自身だった!!

 シャッドのドラッギングをしているときに、はっきりとしたバイト。そのまま巻き合わせ、エレキ全開でUターンした。かなりびびって、ガクガク震える手で、慎重にやり取りする。1日目より大き目の魚が上がってきた。クリアウォーターだからはっきり見えてしまったのだが、プラグのリアフック1本しかかかっていない。

 バレるな、バレるな!と思いながら寄せてくる。息を切らしながら寄せてきて、なんとかネットに収まった!!

 「やったぁ、ノルマ達成だ、検量できる、賞金取れたな、もう1匹釣れたらえらいことになるかも?」0.5秒くらいの一瞬のあいだにいろいろなことが頭の中をめぐった。

 震える手でエア抜きをし、目測700gのスモールををライブウェルにしまった。

 キャロライナリグのリーダーを交換し、さらに釣り込んだ。しばらくすると北風が吹いてきた。これから時合いだ。まわりの選手が魚を手にするところも何回か目撃できたが、それからは自分にはバイトがない。

 試合も後半に差し掛かった11:30頃、エレキの調子が悪くなってしまった。バッテリーが消耗してしまい、北風の船団でステイできなくなってしまった。とりあえず、船団を出てバッテリーの電圧を確認してみると、やはり消耗していた。

 しっかり充電してきたつもりだったのに、トラブルだ。ん〜、あと1時間半。水深13mの船団ではアンカーを撃つのもイマイチだし・・・・・・冷静に考えた結果、クランキングのバッテリーを使って何とか釣りをすることにした。

 しかし、持つべきものは友達だ。ストレージを開けてゴソゴソやってるのをみて、友人が駆けつけてくれ、予備のバッテリーを1つ貸してくれた。それを自分のボートに移し変えていると、さらにもう1人友人が駆けつけてくれて、さらにもう1個バッテリーを借りることができた。

 エレキも復活し、再び船団に戻る。しばらくすると、バッテリーを貸してくれた友人のメタルジグにヒット!「いいことはするもんだ」と喜んでいた。私もうれしかった。

 北風の中、黙々と釣りこむ。13:10の帰着まで1時間ちょっとだ。相変わらずメタルジグ、シャッドのキャロライナリグをローテーションするがバイトはない。遠くの方で魚を掛ける選手の姿が見える。だんだん帰着が迫ってきて、釣れてるから早めに帰ろうと思ったが、あと1匹釣れればかなり上位にいけるチャンスなので、ギリギリまで粘ることにした。

 最後の最後でキターと思ったら、メタルジグがエビになっただけだった。

 メタルジグをひたすらしゃくるも虚しく、帰着15分前の12:55になり、回りの選手もいっせいに戻り始め、自分も帰着に向かった。

 検量してみると808gで、思ったより重たかった。表彰式で、何位で呼ばれるかドキドキしていると、18位だった。この日も検量率は1/3程度だったので、2日間釣る確率は、1/3 x 1/3 = 1/9くらいだろうか?今までのマスターズの最高順位は17位だから、それには一歩及ばなかったが、東西の釣りバカが集まる決勝戦だったので、かなり健闘できたと思う。

 去年も書いたけど、野尻湖お金かかりすぎ。

 往復の車の軽油代 約7000円
 高速代 10500円(ETCで割引可)
 フラッグ使用料 3000円
 マリーナ使用料 1000円
 入漁料 500円

 行ってボート降ろして帰ってくるだけで22000円かかる。湖が狭いので、ボートのガソリン代は微々たるものだが。持ち込みだからまだましだけど、レンタルボートでも借りた日には・・・・・・これを3週連続で払い、さらに試合のときには宿に2泊したので、賞金とってもとんとんだった。(賞金がいくらだったかはご想像ください)逆に、ノーフィッシュ、ノーキャッシュだった場合、それだけ赤字ということだ。

 


2日目朝

スタート地点に向かう

スタート開始

大崎の大船団

2日目に釣った808g(撮影NBC NEWS様)

18位入賞で賞金獲得(撮影NBC NEWS様)

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