梅の剪定、梅の剪定時期、剪定方法

梅の剪定の紹介


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梅の剪定の仕方の概要

ここで自己流、梅の剪定の仕方を紹介します。
自己流ですが、普及員に教えてもらった方法です。もう少しページを充実させて
いきたいと思っています。
梅の剪定は、大きく分けて冬季(冬期)剪定と、夏季(夏期)剪定があります。
冬季剪定は落葉後12月〜芽吹くまでの間の休眠期にやる基本的な大事な剪定です。
夏季剪定は、収穫後7月〜夏の間に、混んでいるところを間引き、花芽に日光が当たりやすくするための
補助的な剪定になります。ここでは、主に冬季剪定について説明したいと思います。

剪定が遅れた場合は、花が咲いているとき、花が散った後でも剪定することがあります。
実を取りたい梅の剪定なら、基本同じです。
剪定にもいろいろな流派、考えがあり、剪定の仕方も変わってきます。ここで紹介する仕方に、工夫を加え、より良い梅が、多く収穫できる剪定方法があるでしょう。

 基本は、各枝に、まんべんなく日が当たるような剪定を心がけることです。そして農家サイドとしては、作業がしやすいこと、農薬がかかりやすいこと、収量が確保できることがプラスされます。

また、大梅と小梅、そして家庭の観賞用の梅の樹では、剪定方法も多少変わってきます。
花を見たい場合は、とにかく花芽を付けなければならないので、基本の考えは同じです。
同じ剪定量なら、切り返し剪定(枝を途中でバッサリ切る)ではなく、間引き剪定
(混んでいる枝を元から切る)にした方が、樹勢が落ち着き花芽が付きやすくなります。

梅の剪定の続きの説明へのリンクはこちら

梅の剪定の仕方、方法の説明と画像


   
   
  通常、梅の枝の先端は、元気が良ければ、2本から4本伸びます。
 上下二つの写真とも、前年は元気が良かった枝なので先刈りはしていません。新梢(1年枝)が数十pの伸びなら1/3とか1/4とかで先刈りしていたでしょう。 
それを一番素性の良い1本だけにします。
そして、切るときは、枝の途中で切るのではなく(切り返し剪定)、枝の元から切る(間引き剪定)ようにしましょう。先端が1メートル弱とかある程度元気が良ければ先刈りをしなくても大丈夫です。
 でも勢いが無い場合は、1/3とか1/4とかで先刈りした方が良いです。

 あばれている樹は、切り返し剪定主体ではなく、間引き剪定主体でいきましょう。  

ただし、樹勢が弱く、放任していた梅の樹などは、間引き剪定をおこない、空間を空けたのち、切り返し剪定をした方が良いです。切り返し剪定をした方が、新しい元気な枝が出やすくなります。 

  枝が下垂している場合などは、このように上芽で枝を切ることもあります。    通常は、このように下芽で枝を切ります。どの果樹でも同じだと思います。 
  同じ太さの枝が何本か出ています。    このように3本にしました。
左の枝は樹勢が弱いので、将来は真ん中の枝を残すと良いと思います。 
  重なっている枝があります。    どちらか一本にして、日当たりを良くします。 
  枝が3本出ています。
同年枝、車枝ともいう。
前々年は、一本にしなくて3本放置しておいた枝ですね。 
  このように、3本とも枝の真ん中で切ってしまう剪定は、通常しません。
3本のうち元気の良い一本だけ残すようにします。 
 
   「切り返し」した枝(上)と、しない枝(下)の違い。

勢いの良い枝を中途半端に、切り返し(先刈り)をすると上の枝のように、長果枝(合計6本)が出て、かえって枝が競合し先端部の勢いが、おちてしまうことがあります。
(前年1/8〜1/10程度に先刈り・切り返し)

 下の枝は、先刈りをしていなくそのままです。短果枝が多く付き、先端部にも勢いがあります。
 主枝候補枝など、樹勢を保ちたい場合は、1/5とか1/4とか、強めに切り返し剪定をした方が良いかと思います。
 
 
このような樹がありました。
夏期(夏季)剪定です。主に収穫後7月下旬から8月上旬にかけて行います。花芽に日光を当てるために行います
 
中央の上方に伸びた強い枝を切除しました。
本当は、もう少し剪定してもいいような・・・

このような樹がありました。 
 
真ん中の上方に伸びている強い枝を剪定しました。

  普通二年枝を切るような剪定はしません。    翌年、このような枝になってしまいます。 
  このように枝の途中で切る剪定も普通はしません    このような、徒長枝だけの変な枝になってしまいます。 
  同年枝は、収量確保のため1・2年は、このように残すこともできますが、3年生枝にも
なると、右のように元から切除します。 
  同年枝を切除した後です。
先端部が、2本伸びていますが、基本は、素性の良い一本だけにして、短い方の枝は切ります。 
  元気のない梅の枝が混んでいます。    このように何本か間引きました。

 元気を出すために、途中で切り戻し剪定をしても良かったですね。 
   本当は、元から切りたい側枝

発生角度、およそ上方向に、20〜30度
   とりあえず、上部や横方向に強く伸びている枝を切除。

短果枝の付いている枝を数本残した。
   このような車枝があります。
車枝とは、同じ場所から同年枝が複数出ていることです。(このような枝のこと)
   まわりに枝が無い場合、収量確保のため2年枝は3本とも残し、1年枝だけは一本にすることもあります。いずれ車枝は一本にしなくてはなりませんけど。
 

樹勢の落ち着いてきた、主枝の先端。枝全体が下垂気味になっています。
右の様に、剪定しました。 
 
カメラの位置がズレました。実際は、左の写真のように先端が下垂気味です。先端の枝は、1/3程度に先刈り。
 基部から出た、徒長枝を利用して、主枝の更新をした方が良さそうです。
 
  同じような中太の枝が2本。     方向の悪い方の枝を元から切りました。
   同じような枝が4本。    真ん中の枝と競合している枝を切りました。
  幹から徒長枝が出ています。    背中から発生している徒長枝は、基本的に元から剪定します。 
  大事な枝の真ん中から比較的元気の良い枝が出ています。    将来、元の大事な枝を負かすので、早めに切りました。 
   この程度の落ち着いた樹勢で花芽の着いている枝があります。
(サンプルがよくありませんが)
   背中から発生しているので、元から切りたい所ですが、上に伸びた一年枝の元の部分・短果枝の出ている所まで切り戻し、実を成せる..という方法もあります。
 
   これは、上記の方法を用いて、背中から発生していても、強樹勢でなく、すぐに先端の枝を負かす恐れがない枝は、短果枝のあるところで切り戻し、残しました。
 (サンプルがよくありませんが)

 しかしこういう枝は、残しても1.2年で切ります。 
 
  この用に主枝の背面から、元気がよく太い側枝が発生しています。    これは主枝を負かすので、3本切りました。
主枝を更新する時ぐらいしか
こういう枝は残しません。 
  上記と同じような枝。

側枝に結果枝がついています。 
  年数も経ち、勢いがあり、側枝を弱くするので、元から切除します。

左の写真の2本を切除しました。 
   ちょっと先端の樹勢の弱った枝があります。   写真を水平にしました。
基部の強い枝を、更新用に残しました。
先端から、更新用の枝までの強い枝だけ切りました。 

 
 
このように、短果枝を多くつけさせるようにすると、光線透過率も良く、空間を有効に利用することができます。
 又、日当たりが良ければ、大きな実をつけることができます。
 このぐらいの先端の伸びだと、1/4ぐらい先刈りします。
 
左記と同じ、短果枝を多くつけさせるようにすると良い。昨年は、先刈りをしていません。
 今年は1/5程度は先刈りすると良いと思います。
 
  こんな枝がありました。     中央部の湾曲した枝と、徒長枝を切除しました。 
   こんな枝がありました。     返し枝が太くなり、日光の当たりや作業性が良くないので、根元から、徒長枝と共に切りました。 
  こんな枝がありました。     基部から出ている、太い徒長枝が(結果枝)日当たりを悪くし、邪魔なので切りました。徒長枝も切除。 
 
 
剪定前の写真です。
ちよっと混んでいて枝ぶりがわからないですね。

剪定後の写真。だいぶすっきりしたのがわかるでしょうか。
中央の枝は、下部の枝を切り、切り上げ剪定してあります。
とにかく混んでいる所は、花芽の少ない枝を元から切除して枝の方向の良いものを選び、空間を空けるようにしています
上部のくぼんでいる枝は、混んでいるので元から切除した。
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