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デザイン的にはいまいち好みでは無いんだが。
やはりどうしても怪人体だと、撮影の都合もあって完全に日常の風景の中に現れる事は難しい中にあって、船の中というのはインパクトのある良い映像だった。 それも、某イベント帰りに良く利用する東海汽船の客船だったんで(笑) 天井の低さとか通路の狭さとか、あんな風に一斉に逃げたらめっちや船体揺れるぞとか、リアルに感じられて恐怖は倍増であった。 いやもう、以来あの型の船に乗る度にひそかにドキドキしてます(爆) この、日常の風景の中にあの異形を探し重ねるのが、自分にとっては クウガという作品の最大の楽しみだったんですよ。
んが。
ビランの武器は、カッターになるヒレと強靭な顎だそうだが。 ヒレがカッターになって、リントをざくざく斬ってゆくのは良い。 だがあの、首筋狙って噛み付くみっともないカットは何事だ!
ピラニアの口は、下あごの方が前に出ている構造になっている。 これは巨大な相手の体に噛み付き、身をひねって肉を食いちぎるのに 向いた構造なのだ。 首に噛み付き頚動脈を食い破るには(開口部の大きさと角度からして 頚椎を噛み折るのは苦しいだろう)延びた口吻(ワニや狼などを連想 して欲しい)の方が向いている。 そもピラニアの怖さというのは、獲物の体の一箇所にでも傷があれば、頭といわず胴といわず肢といわずに集団で群がってゆく所にあるのだ。 それを「血」=「首」などというまるでゴウマのような演出をするなど、 あまりにも短絡的。
もし「顎」のイメージを強調させたいならば、獲物の手首あたりを咥えて吊り下げてる構図などには出来なかったのだろうか? 直接映せないなら後ろ姿でとか。 そこで、ばきりっと骨が砕ける音がして、体がドッと地面に落ち、少し 遅れてもっと小さいものが水に落ちた音・・・とか言ったら、格好良いと 思うんだけどなぁ。
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