神戸市北区の神社めぐり−その1−



・六條八幡宮(北区山田町中)

神戸市北区の衝原湖の東、山田町に歴史のありそうな神社をみつけた。
境内を進んでいくと、なーんか拝殿の感じとか、見慣れた神社とは少し感じが違う。

何か、いわくありげな神社だ。
拝殿の右側には!
見よ!!立派な三重の塔があるではないか!!

かつて、明治の神仏分離令以前の神仏混淆の時代には、神社とお寺はごちゃ混ぜだった。

この三重の塔はその名残だ。
文正元年(1466)、室町期に建立されたもの。

塔のある神社は全国でも18、兵庫県下では3カ所しかないという。
見事な仏教建築を堪能しよう。
拝殿の前には2対の狛犬がおられる。
古い方(写真左上)は、安政6年(1859)のもの。

本殿を覗くと、おおっ!木彫りの狛犬がおられる!!
それも2対もおられるぞ!!
神社特有の千木や堅魚木がない本殿の屋根。
実に興味深い。

木彫りの狛犬が配された拝殿とともに、千木、堅魚木のない本殿は、この辺りの神社の特徴のようだ。


・八坂神社(北区山田町原野)

六條八幡宮から、東の方に行った所に、この神社がある。

住宅の脇の細い道を通り抜けていくのも、神社研究ではよくあることだ。

貞永年中(1232頃)に勧請されたと言われる。
公園のようになっている境内。

石灯籠には、宝暦8年(1758)とか、延享元年(1744)とか刻まれていた。
拝殿には様々な彫刻が刻まれているぞ!

このエリア独特の木彫りの狛犬が拝殿両脇に据えられているので、是非とも堪能せよ。