9日に日帰りで青葉に行くことになった。
やっと、今年初の外岩場だ。昨年の正月に行った時の印象がなかなか良かった。
暖かくて、かつ、なかなか面白かったのだ。暖かさは、ちょっと想像を越える程度に暖かい。
今回も、いろんな人の話を総合すると、暖かさランキングでは、城ヶ崎に次ぐのではないかというほどのものだった。
青葉の次点は、城山と茅ヶ崎ロックである。(!)
ルートは短いものが殆どで、砂岩の岩場だがリードできる。ボルト間隔も短い。ムーブはなかなか多彩で楽しい。人によってはチンケだともいうが、好みだろう。
6時に栗号が迎えにきてくれた。M岡さんは既に乗ってる。(4時スタートだったらしい・・)
一路常磐道を北へ。3連休初日だが常磐道は空いている。関越や東北道は、この時間はもう大変な渋滞だろう。常磐道にもちらりほらりとスキーを載せたクルマが散見される。郡山経由で東北道に合流するのだろう。
常磐道のサービスエリアに寄って驚く。ここのトイレは、洋式は暖房便座でかつ、除菌クリーナーまで装備されている。新しくてキレイ。女性用の方には、独立した化粧室が付いていたそうだ。
水戸を過ぎると更にクルマが減る。日立の海が右手に光る。すばらしい青空である。
9時に青葉到着。2回目なのでちょっと複雑なアプローチも迷わなかった。先客は殆どいないようだ。
クルマ止めからほんの15分、で広場到着。
みんなの第一声は、”暑い”。
昨年は、子連れだったせいもあり、混雑しまくる広場エリアは避けたのだったが、今日はまだ誰もいない。
早速ゴリラ10bでアップ。と、おもったら、Jinいきなりテンションである。昨年も、いつ見ても空くことのなかった人気ルートだが、どうも核心部が
悪い。アップであんまり頑張るのはよろしくないのでぶら下がってムーブをさぐる。一手ものだが、この一手、なかなか悪い。
M岡さんは、やはり核心ムーブがこなせない。栗氏がやってみると、核心ムーブはデッドになってた。
「こりゃ見てなきゃできねえ。」 だって。
ちゃんと登ってアップにしたいと、Jinもう一度登る。スタティックにこなしてみるけどやっぱ10bじゃないな。 栗氏は五氏にメールしてる。
”暖かいし、ルート空いてるし、Tシャツで快適に登ってます。”みたいなことを・・・
五氏は今回はこれなかったのだが、頭のなかには冬の東北のイメージが張り付いてしまてて、いくら
「あったかいんですよ。」「晴れればTシャツだってのに・・・」
と、説明してても、
「スタッドレスは履いてるんですか?」とか、「雪はないんですか?」などという始末。
”あっ、五さんからメールだ”と、栗氏。
大変残念がってるご様子。今度ご一緒しましょうね。早くTシャツで登ってる写真見せたげるね!
次に、11b三ツ星のシェイクダウン。ガバガバそうでいかにも面白そう。
栗氏トライ。Jin、ムーブ見ないようにビレイ。中間部のポイントをクリアこれは行ったか?と思ったら最後の最後でフォール。
最後が悪いらしい。2,3度テンションした後抜けて行った。なんだ、けっこう悪そうだね。
Jinもトライ。出だしのハングはガバガバで行けいけ。中間部のガバからの一手が、ちょっと組み立てがいる。試行錯誤して、何度か行きつ、戻りつ。シェイクシェイク。ムーブを組み立ててクリア。よし、やった。かなり来てしまったがあとは最後のムーブだ。が、きつい。テンション。ぶら下がって最後のムーブをトライするが、栗氏に教わるムーブはきつい。どーもできない。まあ、いいやとやめにする。かなり面白いルートだが、やはり最後がトリッキーである。オンサイトしづらいルートだろう。
展望台エリアを経て南のエリア2に移動する。ここでM岡さん春らんまんにトライ。5.9☆。快適そうである。Jinも登る。スラビーな出だしから、
上部は展望が良く、カンテっぽくなり空間を感じる。隠れポケットなど、楽しいホールドがいっぱい。
栗氏は南のエリアで、小さな林12a。カチカチの細かい出だしから、悪そう。核心は、浅めのホールドからランジになるようだ。数度トライするものの、敗退。
栗氏、ここでも、”知り合いだらけだ”とのこと。さすが登るクライミング史(なんのこっちゃ)。
栗氏の同業者だという方のトライしているヌンチャクをお借りすることにして、Jin、バラ色のエアメール11bにトライする。
シェイクダウンと共に今回の目玉だ。カンテ状とクラック状の間の凹状という複雑で楽しそうなライン。上部にはフレーク状やらでっかいポケットが。
出だし、かっちりかかるポケットをつないでステミング、縦カチからレイバックへ。次から次へ多彩なムーブ。豪快なレイバックで高度を稼ぐ。と、
カンテは途切れ、目の前にはカッチリしたフィンガーフレークが。あれを取るのか・・・遠い。息を整え、足を上げ、思い切って取りに行く。
かかった・・が、足が悪い。こらえて決め直す。・・・・ふーっつ。体勢整えれば一安心。ポイントだったな。
もう一息だ。ガンバコールがかかる。大ガバ穴が見えている。デッド気味に取る。最後にクリップできる。
”のっこして、終了だ”と、下から声がかかる。”えっ、クリップで終了じゃないの?”
まだ1ムーブ残ってるわけだ。ここまで来たら絶対落ちられない。最後の大穴からまたジャグがあった。いいぞ。終了点のテラスに手を伸ばす。
が、何もない。よーっく、さがす。が、ほんっとーに何もない。チクショー。目の前には終了点のシュリンゲがつかめつかめと。。。
ジャグ左側の外傾したホールドに思い切って足を上げ、掻きこむ。すべるなよ。体をテラスに預け、左手を探る。と、ズルッと左足が滑った!
やば!落ちてたまるか!テラス入り口にしがみついて耐える。必死のマントリング!はあはあぜぜえっぜえ。オンサイト!
なんて多彩なムーブ。☆☆☆!(しかし最後のマントリングは蛇足気味?)
栗氏もトライする。核心の1手に苦労していたが、隠れたポケットを使ってフレークを捉えた。デッド気味で殆ど腰、落ちてたが止めた。さすが。
(落ちたと思った。)最後のマントリングも見せる見せる。(楽しませる?大笑いしながら見てしまった。(失礼!))
これまた殆ど落ちてた。っていうか、後できいたら落ちてたらしい。テラスからずるっと落ちて、落ちざま最後の穴ホールドに左手戻して、片手一本でぶら下がった!!精神力の一撃。
M岡さん、ハマチ5.9☆を登り、隣のチープスリル5.10cにトライ。テンションながら抜ける。
午後になると日も西へ西へと移動。南のエリア2もだんだん日陰となってきた。南のエリアが、最後まで日の当たるエリアだ。人もだんだん移動する。
Jinつかめば開運11b/cにトライ。出だし1本指ポケットからのボルダーチックムーブをこなしてクリップ。スラブをあがって前傾壁下へ到着。
出だし核心ルートかと思ったら違った。こっから核心だった。ぜんぜん上がらない。あっさりテンション。ムーブを起こすことすらできないぞ。テンションとチョンボで終了点にクリップし、ホールドを全部探る。穴にむかってランジするようだ。
栗氏もやるという。核心はやはり浅いフィンガーを使って穴にランジする。”分かってないと出来ないけど、何度もやってると、最初つかえなかったホールドが使えてくる。”そうだ。栗氏はこのルートがかなり面白いとのこと。芸風があってるのか?
M岡さん、隣のサイドポケット10c。プリクリに成功。出だしボルダーライク。が、こなせない模様。届けばガバなんだけどね。
Jinもやってみる。なかなか面白いルート、というかムーブが、だ。
最後にJinチビドラゴン10cをだめ押しでトライ。3mくらいの低いボルダーにボルトが3本うたれてる。
栗氏、”エイハブより全然低いぞ”。確かに。クラック沿いにレイバック気味に上がるが、かぶってて力が要る10cだ。ムーブは面白い。
終了点は腐ったようなシュリンゲとカラビナ1枚。危ない。
みんなかなり充実。
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