| 2002/11/2 、11/3 河又 | |
| 11/2 | 昨日はおとといの寝不足がたたり、カゼ気味になってしまってビビる。河又の約束があるので、少々熱があったって行かねばなるまい。 早めの風邪薬とビタミン類の大量摂取で今朝は調子いい。 7時半にM岡さんを拾って出発。三連休の天気は心配ないようだ。天気はいいが風が強くて寒そうだ。まあ、この風なら昨晩の雨も問題なく乾いてしまうだろう。 9時半駐車場着。 いつもながら岩場へのアプローチに入ると、ひんやりと冷たい空気に包まれる。今日はいつにも増して静かな森の気配だ。 岩場に近づいても全く人の気配がしない。ガチャ類の音もない。 岩場が見えてくる頃、落ち葉をかきわけ、踏みしめる足音がする。なんだ、先行者がいるじゃないか。足音は確かに右の森の方向でしている。 人の気配はない。姿も見えない。不思議に思っていると、M岡さん、 「あっ、鹿!」 二頭連れ立って森に消えていったという。わしは見逃してしまったが、白い尻が見えたようだ。種類は不明。河又に鹿がいるとは。 朝の、ほんとに静かな森のめっけもんだったのだ。 岩場は誰もいなかった。こんな河又は初めてだ。一番乗りというのはままあるが、10時過ぎにはぞろぞろとクライマーが来るのが常態。 しかしこの日はもう1パーティ、二人来ただけだったのだ。実に静かだった。 我々が洞穴前でくつろいでいると、シュテファンフェース側の登山道から降りてくる足音。かさこそとそこまで来て立ち止まる。姿はまだ見えない。 我々に気付いて値踏みしている感じ。登山者か?クライマーならシュテファンフェースにこんなに早くに?が、いっこう姿を見せず、足音はいっそう微かに森の中に消えていった。また鹿だったのだろう。けっこうこの森にもいるんだな。 週末になるたびに、(いや、鹿には曜日感覚はないだろうから時折)現れる騒がしい人の群れ。鹿にしてみれば森の静けさを破る迷惑な輩だろうなあ。 ミヤザキミドリ 二人とも久し振りの石灰岩だ。まずは足慣らし。おさだまりのミヤザキミドリ5.9 M岡さんから取りつく。マスターで行くと緊張感倍増。しかしこのルート、こんなにランナウトしてたのね。 Jinも取りつく。ガチガチ。2本目上の一歩が悪い。二人ともいっぱいいっぱい。 麦畑 次に麦畑。10a。M岡さん、マスターでトライ。上部のホールドの組み立てがある。わからないとちょっと苦労する。 M岡さんは2回やってRP。Jinも実は初めてRP。 大五郎とデザートソング さて、懸案の課題。M岡さんは大五郎11a。Jinはデザートソング12a。 二人とも自分でヌンチャク掛け。 M岡さんは初見だがオンサイトは狙わずに、ウデを温存する作戦。各駅停車でムーブを探りつつ終了点に到着。 Jinも各駅停車でムーブを探る。核心ムーブを思い出してくるが、出来る気がしない。3本目クリップも核心のひとつだ。そこから真の核心ムーブ。 左手穴、右手ちょっとしたあまカチ中継、ピンチ取り、左手ガバとばし。までの一連のムーブだ。ここまでは昨年出来ている。 レストからその上のワンムーブもポイントなのである。ここで落とされていた。 M岡さんは大五郎の迫力に少々気おされている。トップロープで試登するという。ムーブとクリップの確認。 Jin1トライ。三本目クリップできず。 M岡さん、リードでトライ。完璧な組み立て。しかし、最後の最後で足が滑ってフォール。惜しい。登れていたのに・・・ もう、トライする気力が残っていなかったようで、後日持ち越し。 Jin2トライ。核心ムーブが繋がらずフォール。 3トライ目足を探しすぎ、ピンチを取る前にフォール。情けない・・・ 帰りの車中はなんとなく重い雰囲気。 今日のクライミングをあれこれお互いに話すが、どーもいいわけ合戦になってないか?? で、ふたりともなんとなく明日も河又! |
| 11/3 | 今日9時半に岩場に着いてしまった。昨日より早い。しかし岩場にはすでに数パーティーいる。なんとも早い。 この日は昨日とうって変わって大盛況。あとからあとからクライマーがくるわ来るわ来るわ・・・・総勢30〜40名クラスだった。 もう、タイヘン。鹿さんごめんなさい。 麓の名栗村ではお祭りが始まり、花火が鳴りまくる。戦争でもおっぱじまったかというやかましさ。飯能でも飯能祭りなので帰りはどうなることやら・・・ さて、今日は二人とも余計なアップで指腕を使わない作戦。 いきなりそれぞれのルートにヌンチャクがけ終了。今日は混んでいるのでこの作戦もまた成功だった。なんとなく順番も優先権が認められる感じだから。 ホールドする指が元気なのを感じる。昨日はやはり終ってる感じだったが、今日はしっかり持てる。 M岡さんは、この日、一便目ですんなり完登してしまった。完璧なレストだ。レスト上手くなったなあ。 で、こっちはかなりプレッシャーがかかる。 さて、デザート一便目。足さばきがぎこちない。ピンチ前のあまカチ取りで失敗して”止れ!!”と叫びながらフォール。未だ最高到達点更新ならず。 プレッシャーがまたいっそうかかる。M岡さんはもう”楽しい”クライミングモードだ。なにをやろうか迷ってるが、もう、そんなにガシガシやる気でもないようだ。 きっちり休んで、次を出そう。次は1時、2時、3時・・・あと三便は出せる。あせるな。(が、三便目以降は可能性薄いだろう・・・) 今日はデザート大人気。皆、次々と取りつく。いいヌンチャクを掛けておくというのも大事だな。五本だけ持ってるお気に入りのサレワヌンチャクが燦然と掛かって いる。いいルートにいいヌンチャク。皆さんに気持ちよくトライしていただけることだろう。 12時40分。M岡さんはルートの見学モードなので、トライの準備にかからせていただく。デザートトライしてた人が「次、行かれます?」というので、 はっきり「はいっ、行きます!」と気合をいれる。完登したら回収になるので、ヌンチャクを掛け替えてほしいらしい。 「いいですよ。万が一、登れたらネ!」 頭上でぶら下がってるクライマーも、下でRP狙いがロープ結びはじめるとプレッシャーになってしまう。 「あと一回やったら降ります。」とビレイヤーに言ってるので、気にしないでゆっくりやっててくださいと声をかける。 12:45。2度目のトライ。下部2本目までは完璧すんなり。ははあ、ああやるの、とギャラリー。 三本目のクリップ。も、こらえ、左手穴クロス。右足決め、右手あまカチ中継、そのままピンチへ。止った。右足上げ、左手ガバへ、気合入れてデッド! 取った。お〜っとギャラリー。 ここでレスト。もう落ちられない。落ちる気もない。昨年はこの先のムーブが鬼門だったが、今年はムーブが固まっている。 よし。両足キョン右手クロス。左足右足決め、左手左飛ばし、右手添え。落ち着いて上ガバとって五本目クリップ。大丈夫、余裕がある。 最上部は遠いポケット取り、コルネの足技、で終了ガバポケットに到達。やった。 足掛け2年、通算4日10便くらいか? ロープ下ろしてヌンチャクの掛け替えして降りる。 ギャラリーの皆さんにおめでとうございますといわれた。いやはやありがとうございます。 緋牡丹博徒の100倍嬉しい。 この後、なかないで愛ちゃん10cをふたりでRPして終了。この10cも二人ともRPしてなかったルート。 嬉しい余禄付き!で、大満足大収穫のふたりなのでした。 帰りの車中の軽いコト。昨日の重さがウソのよう。しばらくは、つらいお仕事クライミングはお休みだあ。 昨日はふたりとも夜中にムーブで頭が一杯になったということで一致。 M岡さん、「ひとつひとつのホールドを全て思い出して組み立てて、一つだけどこにあったか思い出せないガバがあって、」 今日登ってみたらそれがあったのだそうな。 わしはといえば、「三本目クリップムーブがみんなと違うのだ。あれのせいでダメなんだから皆のやるクリップムーブに変更しよう。」 と、夢の中で組み立て直しをしていたのだった。 まったく、登れなかった時のクライマーはみんなこんな感じなんだろう。しょうがないものだ。 しかし、今日になってわしはムーブはそのままでいくことにしていた。 ムーブに迷いが生じている証拠なのだ。悪い兆候なのだ。昨年はそのムーブで核心上まで到達しているのだから、直さないほうがいいのだ。 それと、今回学んだこと。”キビシイRPめざしの時、ラーメン禁物” 昨日は二人ともコレで失敗。寒いからと、わし、EPIガス持参で二人とも昼ラーメンにしたのだが・・・・ 明らかな食べ過ぎ症状がでて、午後のクライミングが何となく気合に欠けたものになった。筋肉のこらえ性がなくなった感じ。 ラーメン食ってなきゃ昨日二人とも登れてたのでは?? |
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