2002/5/5-6     小川山
5/4  夜行入山

夜9時。
金氏お迎えに来てくれる。相変わらずわしは大荷物である。巨大ザック1。テント+クーラーBox+トートバッグ(特大)。
小雨そぼ降る中出発。今日は関越に乗ってしまう。
 富岡で降りる頃には、雨はやんだ。この時間なので渋滞も皆無。内山峠も遅いトラックに引っかかることなく通過。
順調に廻り目平手前、に1時到着。
 峰越林道(大弛峠)分岐を過ぎたところで、車のヘッドライトの中、鹿が歩いて横切った!3頭。親子か?立派な日本鹿だ。カモシカではない。
慌てる風もなく、悠々と森へ消え去る。小川山歴は長いが、初めて目にする光景だ。感動的。


 ゲートをくぐって広場まで車を入れてみると、ものすごい車の数だ。お盆並の混雑度。あきらめて林道沿いへ。
しかし、こちらも混んでいる。なんとかフェロモン大王手前の水場付近に車を入れてテント設営。空は晴れ渡り、ものすごい星空。
 設営後、軽く酒宴。(夜が明けないよう注意!!)で、2時就寝。

5/5  ゆっくり起きると、ものすごいピーカン。絶好の日より。
しかし、なんで5月連休にこんなに混んでいるのか??と、思っていたら、どうもビーパルのキャンプ場特集に掲載されているらしい。
しかも噂ではかなり良い点数評価のようだ・・・
 数年前、オートキャンプが爆発的にはやった時も同じような現象が起きた。5月の小川山(いや、廻り目だな、)に押し寄せたキャンパー達。
しかしあいにくその年は天候がそれほど良くはなかった。夜は当然氷点下である。ポリタンの水はバリバリに凍るのがあたりまえの世界である。
 夜中、ガマンできなくなった連中が、車のエンジンをかけて暖を取り始めるという暴挙に出た。いい加減やめりゃーいいものを・・・
と、思ったそのとき・・・業を煮やしたクライマー連中の罵声が飛んだ。あっちこっちから。
 それから5月連休は、いつもそこそこの混み具合だった気がするのだが。
 今回の天場は、しかし夏用家型テントはほとんど見かけない。ドームテン中心だから、そこそこ場慣れた連中のようである。
 しかし、あたりまえに氷点下という状況を覚悟しているのかなあ?

 (ここフェロモン大王側の水場はキャンプ場から遠く離れている。その分静かだが、ゴミ捨て場は遠い。というか、ゴミなんかキャンプに来て捨てるな!捨てるなら山荘のゴミ捨て場以外にないんだよ。どぐされキャンパーが、生ゴミそのまま水場に残していきやがった・・・)
 (そう思ったら自分で回収してゴミ捨て場まで運べばいいんだよ。クリーンキャンペーンに参加してるクライマーたちはちゃんとそうやって他人のゴミを回収して捨ててるんだよ。)

 結局できないねえ。なかなかできないものだ。せめて岩場でのチビクリンくらいはできるようになりたい。

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5峰ガメラ岩        写真館へ⇒

 今日は金氏懸案の5峰へ。ガメラ岩があるところだ。
アプローチは遠い。二峰ソラマメスラブ分岐から、さらにどんどん登る。
 着いてしまえばこっちのもんだ。
更に登って最上部、小川山庭園のあるガメラ岩、カメラ岩へ到着。すると、先客に、先週まで二子に通ってたUッチーとO野モーモー氏がいた。

 アップでギャオス10b。Jinトライ。オンサイト。これは面白い。結構ガバムーブから、わからないホールドとムーブを探るのが楽しい。上部はランナウト。金氏一撃。M岡さんトップロープ一撃。(次にリードでRP)。
 さて、次は小川山庭園。11d。またまたJin初見で取り付く。2本目クリップしたが、その上でテンション。ホールド探ってると終わってしまう。
3本目、4本目クリップしてからが核心だった。使うホールドと足を決めて、ムーブも固めないと出来ない。取りあえず終了点までは抜けられた。
 金氏、あっさり二撃。核心は練習していたな。
JIn=3×。3回目はもう、終わってる感じ。
 M岡さんもトップロープでトライしてみる。途中数ムーブこなせないところがあり、やはりキツそう。

その向こうでは金氏、O野氏にビレーしてもらい、空中決戦、12aにトライしている。ムーブは全て教わっていたが、あれよあれよという間に、一撃してしまった!
O野氏、Uッチーもビックリあんぐり。

 5峰はこれで店じまいにして、四峰、ノイズイノ、10bに行く。着いてみると、これは面白そう。大きなスラブ中央を、いかにも”ここを登る!”
という感じ。はっきりすっきりしたラインである。
 27,8mのスケールにボルト6本。ストイックにランナウト。しかし絶妙なボルト位置と本数である。出っ張ったダイクをグイグイ登る。☆☆。

その後カンテの’スラカン’10dをみんなでやっておしまい。

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その後の酒宴

  今回の山行の目的は、ひとつにはやはりナベを囲んでの酒宴ですね。(主要目的との見方あり)
で、今回のメニューは、韓国風焼肉鍋。カルビ一人200gの大盤振る舞い。これは旨かった!M岡さん、毎度ありがとうございます。

 12a一撃の金氏は殊更気持ち良さげでありました。 
 みんな今日は結構登りこんで、カラダ満足してます。
 さあ、あしたも天気いいぞう。

 

5/6 兄岩

今日もいい天気。
近場の兄岩へ。まずはアップがてらのピクニクラ10bだ。下から見てもものすごいスケール感である。
上部がどうなってるかは、皆目見当つかない。バックロープが必要か否かさえ。
とりあえずバックロープはなしにして、NPを多めに揃えて登りだす。1本目のボルトが遠い。ボルト手前で既にびびり、フレンズとロックスを噛ます。
 朝一ということもあるが、スケールのプレッシャーに負けている。カラダがガチガチである。一本目まではなんでもない階段状なのに・・・
そこから張り出し気味のクラックに入る。フレンズを決めてガバガバ地帯に突入。2本目は遥か彼方だ。クラックにフレンズを決めて行くが、
クラックが狭まり、エイリアンサイズになって来た。持ってて良かった。エイリアン2本決めて、なんとか2本目のボルトに到着。ふーっ!
ここから傾斜は落ちるが、ガバアンダークリングの上の3本目のボルトまで、さらに4〜5mのランナウト。なんとストイックなことよ。
クラックラインだからNPは取れる。真ん中あたりでフレンズ1.5を入れるが、フレアードで片効きぎみ。これだけでアンダークリングまで走る
(ランナウトする)気になれない。更にその上に、ボトミングできるクラックの窪みが見えている。悪い体勢で、消耗するがここはガマン。
ロックス7番がバッチリ決まった。
安心してガバアンダークリングを掴む。おお、ガバガバ地帯だ。3本目クリップ。
そこからは立ったフェースになる。ホールドは大きめなので落ち着いていけば問題なさそう、だが、ものすごい高度感。かなりパンプしてる。
ワンムーブ&シェイク、の繰り返し。息が上がって果ててきてる・・・・  もう少しだ。ガンバ。傾斜が落ちてきて右のテラスに出られた。
終了点のカンテはすぐそこだった。終了点に着くと、岩峰のピークだった。向こう側に上る朝日の燭光を全身に浴びて自らが輝ける完登者となり、クリップ!なんだ?最高のロケーション。思わず叫んでしまった。久々の完登の雄たけびだ。
(こりゃいい!やはりNP好きだなあ。☆☆☆!ホントに10b?いや、確かに10b。なんてのぼり甲斐のある10bなの。)

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 アップどころじゃない。殆どこれで一日終わった感じ・・・
予定だとこの後「森の緑」をやる予定。なので長いレストがてらみなさんのビレーに徹する。
金氏、Sale My Soul 11cにトライ。右に逃げられてしまう!わけわからんで終了。こりゃだめだ。口直しにグダイマイト10c。オンサイト。
M岡さんもグダイマイトトップロープで一撃。

 さて、場所を移動してもらうこととする。
ザックをかついで「アルパイン少女」取り付きへ。ここにザックを広げ、身支度して裏側の「森の緑」へ。
今日は流石に空いている。一組しかいないし、森の緑はあいているじゃないか。
Jin、早速トライする。前に取り付いたのはクライミングスクール時代だった。結婚前か。とすると10数年前じゃないか!
しかし、核心ムーブは結構覚えているぞ。それ程印象深いルートだったのだ。
 あの頃はトップロープでみんなでムーブを探った。核心ができなくてできなくて・・・
しかし、やってるうちにみんな出来てきたのだった。そして、核心を越えるとあとはストレニだが、問題はなかったのだった。

 殆ど初見のムーブ探りになった。しかし粘りに粘りまくった。何とか核心の使用ホールドとムーブを決めて左手クラックを捉えた!
やった。突破だ。シェイク。
 右上クラックから左へ、さらに一つ上の右上クラックを捉えるワンムーブをこなす。ここでハンドジャムでレスト。
5本目に行くまでが悪そうである。不完全なレストでシェイクしつつムーブを探る。足が全然ない。し、ホールドもかなり悪い。
ヤバイ・・・ここまで来て落ちられるか・・・と、突っ込むが、まるでムーブにならずあせってクライムダウン!やばいやバイ!!
悪いぞ。・・・こんなに悪かったか?・?はあはあはあぜえぜえぜえ・・5本目はムリしてクリップせず、上のガバ取ってからクリップというコツは、
頭に入っている。そのガバも見えている。使うホールドも全て見えている。なのにムーブができない。はずはないだろっ!と、突っ込む。
足がかなり悪い!我慢して手を飛ばす。悪い!ぶん。と落ちる。飛ぶ飛ぶ。

ぶら下がって休んでからもう、ワントライ。また飛んだ。なんか精神的にも痛んでる感じ。もう追い込めない。敗退させてもらう。
金氏にバトンタッチ。核心教えましょうか?といったら、もう、完璧にインプット完了してた。さすが。で、気合の一撃。あっさりではなかった。
ちょっと気合モードであった。

 予定ではこの後アルパイン少女なのだが、そんな陽気ではなかった。金氏すら、けっこう終わっているみたいだった。

Jin&M岡さん、タジヤンW10a、金氏三日ピン10b。にて終了。

 

 


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