2002/7/13-14     小川山
7/13    あらかじめ連絡しておいたとはいえ、ころころ言うことの変わるJinなのであった。
急遽一緒に朝入山に変更してもらったのであった。4:30お迎えに上がる。
天気は絶好。無風快晴。6時半に花園道の駅集合組である栗氏、Y幡氏らは、小川山到着が10時くらいになるであろう。こんな天気にもったいないことだと、ひとごとながら心配しつつ、自分達も早く着きたいのであった。
 この快晴も、しかし小川山に近づくにつれ、雲が増してくるのであった。天気予報ではほぼ心配ない部類までに回復していたものの、廻り目平への上り口では、典型的レンズ雲があちこちに・・・・
「五さん、あれ・・・」
「う〜ん・・・??」
お互い黙り込むしか術がない。し、まだ降ってるわけでもないから入山をためらう理由にもならない。
 で、林道沿いの天場に今回は二張設営。

クーベルタンの逆襲
 先日来、五氏RP狙いの働けロッククライマーへ行くこととする。今日はわしもトライしてみる所存である。
アップでクーベルタンをふたりで登る。・・・・今日はわしもボルト使用で終了点まで。
五氏ムーブをみてたけど、最後のムーブがやけにいやらしい。一度ルートが終わってるからなあ。
朝一のせいかクラック自体も楽しむ余裕なし。

働けロッククライマー
 
終了点から懸垂でヌンチャクをセットし、1本目にプリクリしてトライ開始。
先週も来てトライしてた五氏は、出だしムーブをすっかり自分のものとしていた。(ムーブ的には出だしが一番きつい。当初五氏ですらここがぜんぜんできなかった。)
先週の段階で、最後の一手落ちの連発段階になってるとのこと。一便目はやはり最後までスムーズに行き、そこで落ちてた。

 さて、わしもトライしてみよう。まずはでだしのボルダームーブ。かかりのよくない両手カチからチップの中継、三角錐のてっぺん取り。
ここが出だし核心。五氏ムーブは右手だし中継カチ取り。K間氏などは正対左手出し。どっちもどっちの悪いムーブ。練習しないとできない。
そこを越えるとできなさそうなムーブはとりあえずないけど、ぜんぜん繋がる気がしない。
ワンムーブ、ワンムーブが限界ムーブで、五氏に教わる一手一手の正確無比なことよ。そのとうりにするとなんとかできるのだ。
五氏クライミング教室状態。Butかなりハード。

 五氏、2便目。やはり最後の一手でフォール。雨が降り始めている。
 
 しばらくの休憩。ここは全然ぬれないが、雨は益々ひどくなってきている。
セレクション最終ピッチあたりがここからだとよく見える。1パーティー取り付いており、悲惨な状況。土砂降りの中必死の懸垂下降を敢行中。

ますます雨ひどく、栗、Y幡氏らも撤退すると連絡をよこした。佐久アートウォール直行とのこと。

 ふと、みあげると、’ロッククライマー’も上部から水滴がツツツーっと幾筋もながれてきてしまった。ありゃりゃ、もう、おわりだ。
あきらめモ―ドで五氏、回収のつもりでとりあえず一便出すことにする。下部をすんなりこなし、最終クリップまで到達してみるとそこのホールド(最終クリップホールド)だけは濡れてなかった!で、クリップ成功。
いっちまえ〜、と声援。
最早土砂降り状態である。そこまで来ても、最後の最後はカンテに飛びつくのだ。カンテは当然ビシャビシャである。しかし、ポイントはくぼんでるから気合で勝負!
最後の一手。とび!で、完登!
お見事!気合の完登である。雨中のRP12b。


7/13の、夜 2時半頃切り上げとなったので、(この日、小川山でもっとも遅くまでクライミングしてたペアだ。間違いなく)時間的に余裕がある。
買出し行って、山荘のお風呂入ってくつろぐ。
またまた肉買ってしまった。お互いそれぞれに調理するが、ナナーズは肉が安い。で、けっこう食べ過ぎるのだ。
とりあえず今日は完登祝い!
五氏はあまり飲まないので、わしは一人がんがんいく。が・・・
五氏と連絡を取り合ってたF沢氏がこれから来るという。はあ???韮崎のステップからだ。(F氏の行動パターン=先々週一緒に小川山入ってて、だいたい把握できた=めいっぱいクライミング(暗くなるまで=7時過ぎだ・・・それからテント帰って買出し+風呂のフルコース。で、9時頃帰着してからメシ+酒)
いったい、何時になるの??と、ふたりしてちょっと怯えモード。しかしもう、ナナーズにいるという。ほっ。


五氏は流石に先に寝たが、わしとF沢氏はそれからかなり盛り上がってしまったのであった。
特に、ACCの共通の知人クライマーがいるというのに驚いた。F氏もかなり古いクライマーなのね。
7/14 さて、今日は3人でマラ岩へ。
五氏、懸案のシルクロード。わしは調子良ければブルースパワー(だそうだ)。F氏も特に狙いはないけどシルクトライだ。
屋根の上のタジヤン
 
3人でアップ。しかし、5.9??かなりキンチョーしたぞ。あの五氏も動きガチガチだった・・・
 どスラブ。


ホリデー
 
これまた3人で取り付く。今回は楽しめた!フレンズも効いたし、ムーブもこなせた。核心上はランナウトで終了。

シルクロード
 まず五氏トライ。核心まだテンションまじりだが、RP体勢は近いか??F沢氏、も、核心〜トラバースを苦労して終了点到達。
わしもやってみる。1本目、デッドポインムーブでフォール。これでふんぎれてカラダ動く。カチを取り2本目クリップ!アンダーを取って3本目クリップ。
ここまでで10m以上の高さがある。なんてぶっとんだボルト間隔だ。でもホールドはいいから落ち着いていけば大丈夫だ。4本目上で小核心というか、ちょっとポイントがあった。かなり苦労したがなんとか解決。ここから各駅停車。しかしもう尽きてしまったので、真の核心手前で敗退する。やはり12はきびしい。昨日といい、今日といい、2日続けて12にトライするなんて経験がないぞ。

JECC

 天気がころころと変化してゆく。F沢氏がキーヘッドをトライしてる間にパラパラと小雨が混じる。
キーヘッドはかなり厳しそうなので敬遠。懸案のJECCにトライする。いつトライしても気合を要求されるボルト間隔。最初でびびる。ナッツを取りにクライムダウン。そうそう、出だしはやっぱナッツが必要!
 絶対落ちられない1本目と2本目をクリア。くさったリングボルトにもタイオフして、前回敗退ポイントの、穴使い右トラバースをこなしてリベットにもクリップ。また小雨が降ってる。ここからは傾斜が落ちるぞ・・・げげげ・・・スラブがシメシメだ・・・こわッ・・・・・・
動きが止まる・・・・・右に潅木テラスがある。     せいっ!と横っ飛びして木に飛びついた。下で見てた二人も思わず、「あっ!」
もう、やだやだやだと、そこから敗退。また課題を残した。JECC恐るべし。不落の10d。・・・情けない。


 F沢氏が最後にジャックと豆の木をリード。相変わらずストイックなギア揃えで登りだす。キャメロット7本くらいだ。
ビレーの五氏、またまた不安そう。案の定、大ランナウトで登っていく。そう、F沢氏はランナウト大好きなのだ!!
「お〜い、いいかげんにしてくれよ〜」と五氏ぼそぼそ言ってる。ビレーヤーにとっては心臓にわるいことこの上ない。上部で動きがぎくしゃくしてる・・・
あれ、いきづまってるぞ。悪い体勢でフレンズつっこんでる。なんとか組み立て直して越えていったがハラハラするなあ。
 また一雨きて、今度はけっこうしっかり降ってた。
F沢さんが降りてくる頃には雨はあがり、シルクの取り付きに戻るころには、すっかりピーカンに回復していた。この2日間でもっとも最高の天気にこの時間に漸くなった。マラ岩の頂きが秋空のような快晴の碧空に浮き上がる。

 もう4時過ぎだ。五氏はなんだかまだ登りたそうだったが時間も時間なので、降りて、きたない大岩ボルダリングにする。
側面の1級課題がオススメだ。トラバースの3級もあるという。
 
 F沢氏はトラバースをあっさり登ってお手本を見せてくれる。さすが。疲れというものを知らないのか。
わしも五氏も、あとちょっとというところで完登できない。なんだかやればやるほどダメになってきた。かなり終わってる状態だ。まあ、次回は登れるでしょう!


 

   ホリデーのF沢氏
マラ岩/ロッキーロード

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