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きままにじろう2000年1-3月

なんともきままにスリランカの元首都、コロンボ行ってきました。
その様子をお伝えするコーナーです。
1月19日から3月29日までの日程でしたが、
日本に身重のままおきざりにされてしまった妻へのメールから
ダイジェストという形になっています。

目次
17. 最後の1日(3月28日のメールより)
16. お別れパーティ(3月23日のメールより)
15. 入稿直前(3月17日のメールより)
14. 週末旅行(3月05日のメールより)
13. 年度末へ(3月1日のメールより)
12. バレンタイン(2月15日のメールより)
11. ヒマな週末(2月13日のメールより)
10. 電熱器(2月11日のメールより)
9. ウィークデーの夜(2月9日のメールより)
8. ピザを食べた(2月6日のメールより)
7. 外回りと公衆電話(2月3日のメールより)
6. タバコと失踪事件(2月2日のメールより)
5. 独立記念日(2月01日のメールより)
4. 公園の夜(1月31日のメールより)
3. S 看護学校(1月29日のメールより)
2. コロンボの朝(1月27日のメールより)
1. 爆弾所持?(1月24日のメールより)









10.電熱器 Date:Fri, 11 Feb 2000 05:57:56 +0600

ホテルにもどってから、急いで市場に行きました。
市場の中にある昔の秋葉原のような電気屋さんの集まる
一角にいって、電熱器を購入(350ルピー)。
さらに日用品のお店が集まる一角にいってステンレスの
ポット(200ルピー)を買って、お茶をいれらるようにしました。

ホテル内では、レストランでもルームサービスでも
コーヒーを頼むと130ルピーだから
紅茶やコーヒーの購入費をいれても、1週間で元がとれる計算。
帰国するときにだれかに買ってもらえるかもしれん。

電気代はかかんないもんな。ホテルなら。
水道の水は飲めないので、学校の浄水器から毎日1.5リットルを
もって帰っています。最初はホテルの冷蔵庫にあるミネラルウオーターを
500ミリ 90ルピーで飲んでいたのですが、
最近は店で1.5リットル=50ルピーで買ってくるようになっていました。
今週からは学校から持ってくるようになってタダに。
根がけちんぼです。

それでも毎日タバコは120ルピーで買っているからなあ。
う〜ん。

よし、これでどんどん飲めるとよろこんで、
部屋に戻って気がついたんだけど、カップがない。
グラスしかない。
しょうがないから少し冷ましてからグラスに注ぎました。
やっぱりぬるいなあと嘆いたのですが、もうこの時間では
どうにもなりません。



9.ウィークデーの夜

Date:Wed, 09 Feb 2000 06:36:51 +0600


今日は典型的なウィークデーモード。
5時40分ごろホテルに戻るとまずメールチェック。
それから、6時にはしまる近くのオフィス街の
小ぶりなスーパーに滑り込む。
こっから、果物を買いに市場へ移動。
きょうはりんご(10ルピー)とブドウ(20ルピー)を買って、
老舗の本屋、グナセーアの隣にある
パン屋兼食堂のテーブルに座り、
パンと紅茶をすする(24ルピー)。
この食堂はすでに顔なじみ。
でも英語がまったく通じない。

いったんホテルに戻ると7時前。
ここで海に沈む夕日を見ながら
ホテルの喫茶店でコーヒーを飲む。
インスタントコーヒーなのが難点なのだが、
一杯20ルピーとホテル内にしてはお安いし、
眺めがいいので、気に入ってる。
コーヒーはほとんどホテルでしか飲む機会がない。
さすが紅茶の国だ。

新聞を読み終わると、部屋にもどって8時。
こっからシャワーを浴びるが、今日は特別に
お湯を張った。下着を手洗いするため。

9時を廻ったところで隣のホテルのレストランで
夕食。この時間になると、もうここぐらいしかあいてない。
かといって、夕方に軽食を食べると夕食はみんな
9時10時まで食べない習慣らしい。
6時前後にうまく夕食にはありつけないので、
出直しが必要になってしまう。
レストランは比較的お金をもっている若者達で
にぎわう。けっこう気張ってくるんだよね。

でもこちらにとっては毎日のこと。
さっさと10時前には部屋へ引き上げる。
どの店ももうスタッフとは顔なじみだから
気安いコースだ。


今日はかつおのカレー。170ルピー。
ホテルなのでやたら立派な値段だ。

ちなみに1ルピー=1.5円が為替レート。

でも、市場の庶民感覚では10ルピーが100円ぐらいの
価値みたい。だからホテルでの食事はべらぼうなのが
わかるかな。





8. ピザ食べた

Date:Sun, 06 Feb 2000 00:17:16 +0600

H様 次郎です

昨日のメール、普通のアドレスだけで、
また、携帯に送るのを忘れたみたい。
ごめんね。気付かなかったカナ。

スリランカに春夏秋冬はないけれど、
雨の多いときと少ないときがあるが、季節といえるかな。
こから8月までが乾季です。9月から11月までが雨季。
乾季に入って作物を植えて、3月に取り入れ。
収穫の終わる4月の初旬にお正月がやってきて一休み。
そっからまた種をまいて、雨季が近づく8月に収穫になります。
だから、年2回、主食のお米が取れるのね。
いいよね。

魚も取れるし、果物もおいしし、南国は
たとえ給料が少なくたって、豊かです。
教科書では貧しいってことになるのかも知れないけど、
そいつは北の国の勝手な見方のかな。
そんなことを思います。

> 日本の夏と同じくらいな感じですか?

海辺の街なので、昼の日向は暑いけど、
夕方から午前中までは過ごしやすい。
今日も夕立があって、ぐっと涼しくなりました。

> スリランカのタバコは高いね。給料の1/10以上じゃない。金持ちしか吸えないね。

うん? 
よさげなサラリーマンでも月給は7千〜1万ルピーぐらいなみたい。
ちょっとこれだけだと苦しいので、共働きが多いから、
家族で1万3千ルピーぐらいかな。
だからタバコ一箱は月収の100分の1ぐらい。
やっぱり高いよね。
街角ではタバコを1本づつ買う人がけっこういる。
食後に一服を食堂でしているんかな。
だからヘビースモーカーは少ないんだろうね。



> スリランカというより、外国のお産って産む時に、会陰切開するのかな?
> 赤川さん、産後5日でまだ痛いんじゃ大変なお産だったんだね。

切開します。
赤川さんとこは切らなかった。
だんなも山からまた降りてきてたみたい。

木曜日の夕方、印刷工場から出てきたところで、
「シブヤさーん!」
って大きな声がしたので振り返ると、
反対方向のバスに乗って走り去る赤川さんが、
窓から身を乗り出して手を振ってたもん。
山から下りてくるバスが到着するバスステーションから
奥さんのいるところに向かう道だったから、
きっときたところだと思うよ。

毎食カレーにさすがに疲れて、
金曜の夜は隣のホテルのピザ屋さんにいった。
ピザとコーラとアイスクリーム食ったけどおいしかったよ。
ちょっとおなかも休ませてあげなきゃね。





7.外回りと公衆電話
Date:Thu, 03 Feb 2000 06:01:21 +0600




ここ2〜3日というもの。夕方から深夜まで、
まったくといっていいほど、インターネットが
つながりません。スリランカのせいでなく、
日本か米国のせいなのですが、日本の
2時や3時になっているはずなので、
これはきっとちょうど昼間の米国のせいかな。

明け方にはつながっていますので、毎朝
早起きが必要みたいです。
朝そちらにメールが届くのもそんな事情です。
べつに午前中はひまだろうと思っているわけでは
ありません。

今朝からどんより曇っているなと思ったら、
なんと雨が降りました。なんども30分ぐらいの雨。
午前中はホテルに近い市街地にある印刷やを
回りました。これから、外回りが続きます。
来週までに、費用の概算を出して年度末の
予算を確保してもらわなけりゃなりません。
出版社や印刷屋を回って、本をつくる方法と
だいたいの値段を決めるのです。

英語での交渉になるので、ちょっと不安。
ネクタイ締めて、ワイシャツ着て、ちょっと
えらそうにしながら、街を歩くわけですが、
仕事がらみの英語の交渉は初めてです。
まあ、最初はとちってもいいから、とにかく
やってみます。

外回りをして初めて気付いたのですが、
公衆電話を使うのも初めてだ〜。
電話の音を聞いても、話中だかなんだか
わかんない始末。市内電話が1分いくらかも
知らなかったんだよね。
最初に公衆電話をかけられるようになるまで
30分も、じたばたしました。

公衆電話に貼り付けてある英語の案内の
とおりにコインを入れてもつながんない。
コインが足りないのかなと思って、もっと
突っ込んだら…。詰まった。
ヤバッて思いながら、思い切りぶったたく。
と、ようやく戻ってきた。

もういちど試しながら、
そばにいた人に「これって話中?」
って受話器の音を聞いてもらったら、
「壊れているね」だって。
音は確かにしてたんだけどね。
日本の電話とは全然違う音だった。

別の電話を使ったら、コインを入れると
すぐ戻ってきちゃう。その隣の電話もそう。
どうなってるんだっという顔してたら、
「コインボックスが一杯なんだよ」
って教えてくれた。

じゃあ、どうやって電話するんだよー

途方にくれていると、みんながテレフォンカードを
使っていることに気付いた。

そりゃどこで売ってるんだ?

駅前だったのでキオスクに聞いてみると、
「電話会社だろう」
というわかったようなわからんような答え。
「とにかくここいらにはないよ」
と言う人がいたので、駅前から電話するのを断念。
ホテルに戻りかけたところで、隣のホテルに
○○テレホンという看板がかかったカウンターが
あったのを思い出し、そっちにいって聞くと、
「それはここでなくて下の郵便局だ」
という。ほんまかいな。
案の定、その郵便局にはなかった。

自分の部屋から電話したほうが早いや、
とそのホテルを出るときに、ドアマンに
ためしに聞いてみると、
「あそこで売ってるよ」
との答え。

指差す店は、いつもタバコやペットボトルを
かいに、2日に一度は入るちっちゃな雑貨屋だった。
半信半疑にその店に入ると、いつものオヤジが、
「タバコか? ペプシか?」
という顔で待っていたので、
「テレホンカード」
というと、ホコリだらけの棚から、テレカがでてきた。
この店にあるんだったら、駅前の店にだって、
いくらでもあったはずだゾ!

これで公衆電話の問題はあっさり解決。
車を呼んで、ようやく午後は学校にいけそうだ。
これだけで、あっという間に30分は使っていた。

知らないところに来ると、こんな情けないこともある。
今日は電話の話になっちゃったね。

明日は交通規制の関係で学校に行けないので、
1日外回りをします。
金曜日が独立記念日で、式典を学校そばの広場で
やるので、爆弾を恐れる政府は、あたりいったいの
車の乗り入れを明日木曜日からストップさせるとのこと。

運転手のチャナヤさんは、大きな荷物を抱えて、
転がり込んだ4連休を家族で過ごす準備をしてました。
彼は単身赴任。ちょっと離れた町に奥さんや家族が
います。

「また来週!」だってさ。







6、タバコ

Date:Wed, 02 Feb 2000 06:19:47 +0600


Hさん 次郎です

 
 昨日からのどが痛い。ホテルのクーラーのせいで、風邪を
ひいたのかもしれない。あるいは、渋滞の激しい道に充満している
ひどい排気ガスのせいかもしれない、、、。どっちかわからん。

 タバコの吸いすぎでないことはたしかなんだけどな。
なにせ、学校内どころか、病院の敷地内全部が禁煙で、学校の
建物から出てタバコに火をつけたら守衛が身振りで「ダメ」のサイン。
門のすぐ外側にある売店前のベンチで吸うはめに。おかげで、売
店のおばちゃんも守衛の3人にも、すっかり顔が売れているぞ。

 この病院の警備はけっこう厳重です。中には、どっか
で負傷した若い兵隊達が何人も入院しているので、軍や警察に
とっても、大事な施設みたい。

なにせ、一日に三回はやってくるし、
「ああ、あいつはタバコを吸いにきたんだ」
という顔で守衛さんたちは迎えてくれます。
 門のすぐ脇にある売店のおばちゃんは、
「お、タバコが欲しいんかな」
という顔をして、僕がポケットから箱を取り出すと
「あら、要らないんだ」
と思い直し、別の客を待ちます。

日本から持っていった携帯吸殻入れが珍しかったのか、
「あいつは、あれに灰や吸殻を入れるんだ」
そんな風に通行人に説明しはじめました。
(シンハラ語なので詳細は不明)

 9時から5時まで3本で耐えているのかといえば、そんなことは
ありません。もう一か所あるんです。それは■■。
ここにいくといつも2人がなにやら工事をしてます。
この二人は英語が全然通じないので、まったく話したことがないん
だけど、屋根の上をなにやら工事していて、いつも、
ラジオを聞きながら階段の入り口のところで、座っています。
工事の方はいったいどうなっているのか不思議。
きっと当分やっているのでしょう。

 今回はタバコの話になってしまいましたね。

 そうそう今日看護学校で事件がありました。
お昼休みに生徒の1人がボーイフレンドと門を出て行って
そのままいなくなってしまったいう事件です。
こりゃ失踪か、はたまた駆け落ちかと、学校中が盛り上がって
いました。
「男ができるだけでいなくなるわけじゃないでしょ。
成績とか看護婦への意欲とか、学校への不満とか、
はたまた、個人的な事情とか、別の問題もあるんじゃん」
といったら、すかさず隣のGさんが、
「だれかのお相手も別に逃亡はしなかったんでしょ」
と突っ込みを入れてくれました。

ちなみに、この生徒は夕方になって親戚の家にいることがわかりました。




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