【資料16 国会審議の実況中継(1999年6月〜8月)】

0.解説
ここに掲載するのは、AML(国際結婚を考える会)のメーリングリストで勝手に流し合っていた、入管法と外登法に関する衆院の審議模様のレポート集です。
3/8日に閣議決定された法案は、このレポートが始まるまえに、まず参議院を通過しております。そこで衆院で最後の審議がはじまらんとする場面からです。
(99.09.29 渋谷次郎)


国会審議の実況中継(1999年6月〜8月)



●国会天気予報(その1)
Date: Sat, 05 Jun 1999 00:46

渋谷@国会(?)です。

 早めに梅雨入りした関東地方ですが、例の入管法&外登法の改正案は、参院を通過し、衆院にまわっているのは、前にお伝えしたとおりです。
 ただ、「重要」とされる法案が目白押しの衆院法務委員会では、まだ、審議の日程が決まらないままです。うっとうしい梅雨前線同様に、停滞したまましばらく動かないでしょう。
 当初から参院先議とされた法案、つまりしゃんしゃん決裁が予定されていた「お手軽法案」が、ここまで成立しないだけでもすでに異例ともいえます。
 今月中には終了であるはずの会期の方も延長がささやかれる中、はっきりいって、衆院法務委員会は、「入管法どころじゃない」といった雰囲気。
 そんじゃあ、審議未了で流しちゃってもいいんじゃない?とも思ったのですが、逆に実質的な審議なしで、一気に採決&可決の可能性もあるのだそう。
 また、改良点が少なすぎとはいうものの、同時審議の外登法改正案は実は、あっし個人は、成立して欲しいという気持ち。「これじゃあ足りない」とは思いながらも、後退ではないし、かつての指紋の運動の中で剥奪された「特別永住」の地位が回復されるという条文についてはとくに、傍聴していた目の前で修正追加されたこともあり、やっぱりホロリの涙ものです。あの人達が指紋を押さないでビザを失っていくニュースをテレビで見たのは、たしかあっしがアルバイトばっかりしていた大学生のころだもんね。
あ〜あ。

先日のニュースで盗聴法案の審議が取り上げられていましたが、あれを審議していたのがかの法務委員会。その面々を説得する作業を、「移住連」のメンバーでまずやってみるということになっています。
 手始めに来週月曜日からということで

7日(月)
 10:40  衆議院第2議員会館ロビー集合(11:00より第一会議室へ移動)
 11:00  衆議院法務委員への要請開始
 11:30  内閣官房 申し入れ
 12:00  院内集会(衆議院第2議院会館第一会議室)
 13:00〜  法務委員への要請行動

という予定で、各議員の控え室みたいな事務所が同居している衆議院会館をウロウロする一日を過ごしてみたい方には、うってつけのコースです。

あっしは、ここへの参加か、あとはファックス戦術ぐらいしか、参加できないのかしらん。傍聴もあるけど、なにせ平日で、全部はきっとやりきれんね。

もし、10時40分にはこれないけど、後から参加したいという方がいらっしゃれば、合流の手だてをしますので、メールください。





<用語解説コーナー>
   
移住連… 「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」の略称。
90年頃から各地にできた人権派支援団体のネットワーク団体。
これといった力はない(関係者の皆さんごめんなさい)。
移住連:http://jca.ax.apc.org/migrant-net/

ロビー活動… 参院のときにやっていたのは、議員会館にいる議員や秘書にアポイントをとり、あるいはアポイントなしで、参考資料等を渡しながら、問題点や意見を説明し、質問の仕方や、国会の調査権を利用した資料要求の要請、修正案の暗示などを行なうこと。法務省のお役人も同じことをしてて鉢合わせしたという話には笑えた。

院内集会… 議員会館の会議室を借りて、問題点を指摘するミニ・シンポジウムを開催。そこに議員や秘書を呼んで、勉強してもらうのがいちばんの目的。

法務委員会… 入管法と外登法を審議している、国会の委員会で、参院にも衆院にもある。実質的な審議はこの委員会で行われ、本会議で議論されることは事実上ない。ここで決裁されたことが、本会議では無修正で追認されることにきっとなる。よって、各委員は自分の意見も述べるが、採決には各党の判断として参加する。

以上



● 国会天気予報-2
Wed, 28 Jul 1999 14:17

え〜。梅雨があけました。
 永田町も、自自公という強い高気圧の勢力下にすっぽり入って晴れ渡り、いい天気です。各法案は、重要なわりには滞りも少なく、穏やかな南風を受けて順調に右から左へ流れそうです。
 お盆までに仕事を終えなければいけない国会の人々の活動も、しだいに急ぎ足になってきています。
 このような気圧配置のなかで、一服の涼でもつくり出さなければいけない役回りの野党のできことといえば、議事進行上の戦術を駆使するということにつきるでありましょうか。

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23日(金) 衆院本会議で外登法趣旨説明 法務委員会に付託

法務委員会理事懇。審議予定を決める話し合いをするも、
入管法と外登法を別日程を要求する民主党と、これを固辞する
政府自民党が対立し平行線に。

26日(月) 法務委員会理事懇。再び平行線のまま。


27日(火) 衆院本会議で入管法の趣旨説明を29日13時から行うことに決定。

29日(木) 衆院本会議で趣旨説明。

30日(金) 法務委員会理事懇で日程設定。

来週 法務委員会で審議入り
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<解説>

 たとえば、参院で審議されている法案はなんとか防ぎたいとすれば、ここは時間切れ審議未了を狙いたいところです。重要な法案だから「委員会審議にあたっては大臣が出席すべきだ」ということになります。
 もしここで、他方の衆院の法務委員会で行われる他の法案審議にも大臣の出席を要求するとどうなるでしょう。
 もちろん法務大臣は2人いませんから、実質的に衆院か参院かどちらかの法案しか審議が進まなくなるのです。
 現在、参院法務委員会は、かの「盗聴法」を初めとする法案が付託されています。他方、衆院では、重要でないお手軽法案、G法改正案とN法改正案が審議されようとしているばめんです。
 先の参院では、G法とN法は同時に審議されていました。普通なら、もう衆院はすっと通しちゃうのが相当の泡沫法案です。それにもかかわらず、野党が、両法案を別々にして慎重に審議したいから、大臣も出席せよと強く主張することが、上記の理由からありえるわけです。

 そこで当予報子の公式見解。

 民主党が外登法と入管法の改正案に慎重審議が求めているのは、この法案が大変重要であるという私たちの進言が理解された結果でこそあるのだと、確信いたしております。なんでもいいから粘ってくれい。
あは。


以上



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衆院本会議(29日木)傍聴希望の方へ

29日12:45に衆議院議員面会所のロビーにお集り下さい。なお、傍聴券の手配がありますので、28日(水)中に移住連ネット事務局(03-3207-7801)までご連絡下さい。
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●国会天気予報(その3)
Date:Thu, 29 Jul 1999 21:11

 え〜、みなさま、本日都心はまことに良い天気した。
 この暑さは明日も続くでしょう。
 だって、立派な夕焼けだったもの。
 ところで、はじめて衆院本会議場を見学してきました。傍聴席から見た会議場は、まるでオペラをやる劇場のようでした。(う〜ん。お上りさん丸だしだぁ〜)
 そういえばペルーのリマでオペラを見たときは、やっぱりこんな高い席から見おろして、正装の観客を眺めていたっけなあ。袖無しの毛皮のコートなどを身にまとったりする南国の富める人たちが、社交に興じているのを目の当たりにして、昼間まわった下町の様子を思い出しながら、
「今夜は爆弾投げたいゲリラの気持ちがわかるなぁ」
そんなことをつぶやいていたのでした。(投げてません。念のため)
 議場はテレビで見るより一回り狭く感じたのですが、ニュースでお馴染みの面々が仲良く机を並べていました。壇上から発言にも、おかまいなしに、隣同士やときには前後に身を乗り出して何やら打ち合わせをしている議員さん方たち。この人達は同級生みたいなもんなんだろうな。
 議事の方は会期末らしく、選挙ポスターがどうのこうのという法案と、ベンチャービジネスがどうのこうのという法案など、1時から2時の1時間で、たぶん4本ぐらいの法案が次々と可決していきました。
 くるくる壇上に上がりながら白票(賛成)青票(反対)の札を投じていく儀式も見ることができました。
 はい。すっかり社会科見学でした。

 おしまい。


 あ、いかん。前振りで終わってしまった!?

 2時からは、30分間、入管法の趣旨説明と代表質問(坂上富男議員、民主)がおこなわれ、かの法案は審議入りとなりました。
 陣内(じんのうち)法務大臣の答弁によると、なんとペナルティ期間の延長をすると、毎年5万人ばかりオーバーステイの再発が防げるそうです。
 うそばっかり〜!その人達はみ〜んな他のパスポートで来ているんだから、効果なんて全然ないよ〜。

 さて、今後の日程は急展開しそうです。
 入管法はこれから法務委員会の方で外登法とセットの審議になることがすでに決まっております。

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●法務委員会--既決日程

30日(金)午前9時30分から12時
      午後1時から4時
      夕刻より理事懇が開かれて、
来週の日程が決まります。
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いよいよ大詰めが近づきましたので、傍聴するとよいです。
 今日は3人の女性が、民族衣装で見えていましたが、なぜか偶然に、みな黄色でお揃いになってしまいました。受付の警備員が、場内の警備員に
「は〜、これから黄色い服をかぶった人たちが入場しますが、宗教の人でなく、民族衣裳だそうです。びっくりしないでください…。ターバンでなく、その…布を巻いたような…」
と連絡を取っていたのには笑えました。(失礼)
 警備員の訓練がまだまだ足りないようです。

明日の傍聴ができる方は、
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集合時間
 30日(金)午前9時15分
       午後12時45分
 いずれも衆議院議員面会所ロビー集合です。
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地下鉄国会議事堂駅 1番出口を出て、議事堂の裏面に回り込んだすぐの右手の入り口を入るとだれかいますから、「入管法の傍聴しま〜す」と叫べば拾ってもらえるでしょう。
 今後の審議日程は流動的ですが、一応8月3日(火)と8月6日(金)が見込まれ、3日が参考人質疑になる可能性もあるようです。
 これらの日程、及び参考人の人選ついては、30日中に開かれる理事懇で決定されるもよう。
 今度は本当にこれでおしまい。


●もりきさん
Tue, 03 Aug 1999 11:39:46 +0900

渋谷@国会(衆議院)です。
 いま、法務委員会で参考人への質問がはじまっています。
現在は、外登法についてで、お昼休みを挟んだ午後にいよいよ入管法となります。
 もりきさんも間もなく、到着することになっています。
 ご指摘いただいている肩書の件ですが、せっかく声を掛けられたのに対応できなかった参院のときの反省から、事前の根回しをしたのですが、この段階で、あっしがAMLの名称を入れるのを忘れたのが原因で、もれてしまったようです。
すいません。
 どっかがさつなんだよな。
あっしのすることは、、、、。
 お、そろそろ午前中の審議が終わる時間だ!!

でわっ!

(注:メーリングリスト上で、参考人として招聘された森木さんの肩書きが、なぜ「国際結婚を考える会」あるいは「同・大阪」ではないのかが話題になり、それに対するおわびとなってます。)


●国会天気予報(その4)
Tue, 03 Aug 1999 22:58:56 +0900

えー、みなさま、
 ただいま、国会を引き上げ、ホームタウンの川口@埼玉に引き上げる車中の予報子、渋谷じろーです。
 今日も、ドピーカンの夏空の永田町では、衆議院法務委員会は、予定通り外登法と入管法の改正案について、参考人の意見陳述と各党による質問が行われました。
 反対の立場から意見を述べた参考人の勢いは、賛成の立場の参考人の意見を圧倒しており。
 森木参考人は、国際結婚を考える会のメンバーとして「配偶者等」にあたる在留資格を新設させたところから、今回の法改正が、事実上形成されつつあった家族の結合権の保障に逆行するものである旨を堂々ととなえ、
 渡辺参考人は、今回の法改正が、犠牲にする人権が大きいうえに、法案に示される目的を考えたとしてもあまりにも効果がないと主張しました。
 その勢いに賛成の立場の参考人も圧倒されたのか、議員の質問に対して賛成の論旨から答えられず、
「えー。私は賛成の立場の参考人ですから、その質問には、お答えできません」
という珍回答も飛び出しました。(この参考人の率直な姿勢は、悪い感じがしませんでした)
 人権団体の側の言いたいことが、これほどきちんといえたのは、かつてないことで、場内は完璧に当方ペースの2時間半でした。
 なんともこの法案が今週中にも可決されようとしているというのに、そんな情勢のことなどすっかり忘れて、しまっていたくらいです。
 予報子として、こんな表現が許されるかどうかわかりませんが、「小春日和」、米語風に申し上げますとインデアン・サマー、(この表現はPCにひっかからないよな)といいましょうか。なんとも不思議な心持ちになりました。
 明日も法務委員会は開かれますが、他の法案が審議されます。
 参院地方をノロノロ進行している盗聴法台風は、現在小康状態をたもっておりますので、突発的に荒れもようになって、民主党前線を異常に刺激することがないかぎり、G法改正案とN法改正案の審議は6日を持って完了。早ければこの日に委員会を通過してゆく可能性もあります。
 今後この委員会が、どのような付帯決議をつけることになるのかに、ぜひご注意ください。今後の被害が左右されることになります。

以上でした。


PS。発信が深夜になってしまいました。
おわびします。

●8月3日 参考人質疑の報告
Wed, 4 Aug 1999 06:49:

平岡です。

午前は外登法、午後は入管法の質疑がありまして、
桃さんと私は朝から傍聴しました。
他のみしゅっくの仲間は午後から大集合!
じろーさんを含め、6名の参加でした。

では、私の感想を。

・まったく納得できない政府側の論理

 午前、午後を通して、私たち側の言い分が圧倒的に勝っていました。あちら側の参考人は最後はしどろ、もどろ。じろーさんご指摘の通り、珍回答もたくさん出ました(楽しませていただきましたよん)。
 外登法については、外登証常時携帯義務が残ったことについて、主に話がされました。
 私たち側のパク ヨンボク参考人が、いつになったら私たちは外登証を持ち歩かなくてはならない恐怖から解放されるのだろうか。いつまで管理される状態は続くのか。私たちが欲しいのは、小手先の手直しではなくて、外登法の抜本的見直しである。人間を物のように管理するのはやめていただきたい。
 いつもの迫力ある口調で、在日朝鮮人、韓国人の方々の思いを発言されました。途中で言葉につまったほどで、場内も聞き入っていました。
 シン スゴ参考人は、管理する側とされる側がいるということは、二級市民を作ること。結局は日本社会が傷つくのでやめてほしい。外登証常時携帯については、何がいやかというと、いつも持っていなければならない、ということ。
 だから、携帯電話を買うような時でも、社会的信用があるのに、外国人というだけで、外登証を要求される。免許証でもいいはずなのに。
 政治は一番弱い人を助けるためにあるはずですから、どこにも声をあげられず、苦しんでいる人たちの立場から法律を作ってください。
 シンさんのお話が具体例が盛りだくさんで、とっても分かりやすく、とっても楽しく、皮肉たっぷりで、気分爽快!でしたよ。
 黒木参考人は、政府が今までしてきた答弁とまったく同じ言い分でした。
 違法と合法の外国人を即時的に区別するため、外登証携帯は必要がある。
 また外国人は政府から許可をもらってはじめて日本に在留できるのだから、外登法も公正な管理であり、なんら問題はない、とのこと。
 トコイ参考人は、外登法がもともと外国人を管理する目的で作られていること。そろそろ抜本的見直しを。
 日本人には課してないことを外国人にだけ課すのは人権の視点から見ると、おかしい。
 というわけで、3対1で人権派の勝ちー。
 入管法の方は、家族の結合権と人間の顔をした政策を、ということを中心に話がありました。
 もりきさん、渡辺さんに関してはじろーさんがレポートしているので割愛します。
 例の珍回答の主。大学教授の萩野参考人。
 一応今回の改定、ペナルティ期間の延長、不法在留罪の新設、再入国許可の有効期限の伸長のすべてに賛成の立場でお話されたのですが、細かいところをつっこまれると、答えられず本当にお気の毒でした。
書斎にこもって研究ばかりしておりますと、実態がなかなか分からないものです。今日は大変勉強になりました。なーんて一幕も。(自民党が大失敗ね)
 下野参考人は入管協会(法務省傘下の財団法人)の方で、元入管職員ということで、やはりそちら側の立場で発言。
 ペナルティ期間の延長も不法在留罪の新設も、要因〔full factor〕として、不法就業を目的に新たにやって来る外国人の抑止効果が期待できる、とのこと。
不法就業されている方はほとんどが3Kの仕事をしており、外国人に日本人のやりたがらない仕事をさせるのは社会の二層化が進むから、良くないことである。
なーんて、きれい事をおっしゃっていました。
  こんなつまらない法案も、政治の数の論理でもうすぐ決まってしまうのかと思うと、とっても残念です。
 でも、国会の場であれだけ私たちの主張ができたことは大変意義のあることでした。
今回決まってしまうとしても、次につなげよう、少しずつ認めさせよう、ということで、私たちの団結力もますますパワーアップです。
 もりきさんともいろいろお話できて、よかったです。若い人が、当事者ががんばってね。私たちもがんばったんだからね。という言葉に、ますます勇気付けられ、元気倍増!してしまいました。
では。

平岡 恵美子


●国会天気予報(その5)
Fri, 06 Aug 1999 11:04

渋谷です。

 え〜。
 衆院地方を進行中の、温帯低気圧、入管法改正案はまた速度を落としたようです。
 中心を法務委員会において早一週間。今日にも通過かと思われていましたが、今週中に通過の見込みはなくなりました。
 まあ、通過せずにここで消滅してしまうという可能性がとくにでてきたというわけではありませんので、あしからず。

 なお、移住連観測所から送られてきたデータは、次のようになっています。
 (観測所の関係者の皆様、これはしゃれのつもりですので、変なものにたとえる無礼をお許しください。…予報子)

-------- Original Message --------
件名: [migrant-j 1024] 入管法国会審議 緊急連絡
日付: Thu, 5 Aug 1999 19:27
差出人: ○

今日はSOLの○です。

8月5日午後、5時30分から行なわれた衆議院法務委員会理事懇談会において、入管法に審議に関して次のように決まりましたのでお知らせします。
8月6日午後3時〜6時 法務委員会審議を行なう。裁決はしない。その後の日程は8月9日午後4時から理事懇談会で決める。
大詰めに来ています。たくさんの傍聴をお願いします。
傍聴される方は、2時30分に衆議院議員面会所へおいで下さい。事前の予約は不要
ですが、時間厳守でお願いします。
-----------------------------------

● 金曜日の国会審議の報告
Sat, 7 Aug 1999 23:44

こんにちは。hitomiです。
昨日、産まれて初めての国会傍聴。
スゴーーーーク、楽しくて大感激!(笑)

まずは、衆議院議員会館にて、集合。
そこで初めて、傍聴するには、紹介議員が必要な事を知る。
私ってば、急に行っても、受け付けすれば、傍聴出来るのかと思っておりました。。。

案の定、私の民族衣装(頭に、布をグルグル巻き(笑))を衛視さんにとがめられるも、桃さんや、周りの方の
「これは、衣装なのっ!!」の応援で、無事そのまま通過。衛視さん、ありがとうねー。チュッ
そして、空港で通るような、ボディチェックも、無事通過。手荷物は、紙とペン以外全部、ロッカー(無料)に、入れます。そこで、やっと会議室へ・・・・。

昨日の、法務委員会は、3時から6時の3時間という間に、なんとお話がテンコ盛。
■入管法・外登法のほかに、
■例の通信傍受法に関する事。
■そして、警察の闇金作りに関する事。
と、大きくわけてこの3つでした。

私も皆様も最も興味のある入管法・外登法には、まず、
・漆原議員(公明党)
・上田議員(公明党)
が、不法在留罪には、摘発の効果は無く、かえって自主出頭する人をしづらくしてしまう。 
人身売買で連れてこられた人に対しこの罪はどうなるのか?
日本人の配偶者の在特に影響があるのでは?

と、私の嬉しくなるような質問を繰り返すも、イマイチ迫力不足か?(笑)
・竹中入管局長も、お決まりの答弁。「在特の取り易さは、変わりません。」

続いて、
・木島議員(共産党)
おおおーーーーっ!
なんだか知らないケド、彼が立った瞬間場内の空気が変わったよ。
皆さん、ピリピリドキドキ、全員注目ーー!! という感じ。
「う〜むっっ」スゴイ迫力。抑揚のある話し方。大きな声。ホント映画みたい。
と、目が釘漬けになるも・・・
なんと話題は、公安の秘密文書(盗聴法に関連する)の件。
木藤公安長官は、もぅタジタジ・・・顔面蒼白で、木島議員の質問にも「???」な答弁を繰り返すのみ。 見てて、お気の毒なクライ(笑)そのうち、与党&野党の大ヤジ合戦。
これがまた、ものスゴイ迫力!! 
テレビで、見た事あるけど・・こりゃ、面白いやー!(笑)
立ち上がり、議長席に詰め寄る議員の皆さん。
どうにも、こうにも納まらなくなり、突然休憩時間に。


なんと、休憩時間、タバコを忘れた私に優しい衛視さんが
「これ、どうぞ。」と、タバコを下さった。。

けっこう、親切なのね〜〜♪ ありがと、チュ。



続いては

・坂上議員(民主党)

この入管法・外登法改正は、実は周辺事態の難民流出に備えたものと思われる。
国連人権規約委員会の勧告に対し、2002年に答えるために恥ずかしくない入管対応を!
 手続きに時間がかかるなら、入管職員を増やせるよう、応援します。
と、なかなか的を得た質問をして下さいました。

そして・・・、これにて入管法関連の質問は終了。
「へっっ?もう終りなの???」私。。。
続くは坂上議員、保坂議員(社民党)の通信傍受に関しての質問
枝野議員(民主党)から、警察偽造領収書に関しての質問で全て終了してしまいました。
でも、どれもこれも、私の興味のある話で、とても楽しかったです。
ホント、政治が身近に感じました。
議員さんも、皆さんコワイお顔ですが(笑)、同じ人間ですね。ヘヘヘ

傍聴席にも見えるように、議員さんの名前がわかるといいなぁ〜〜。
座席表を配ってくれるとか、張り出すとか・・・。
そうしたら、寝る議員も減ると思うんだけど(笑)
ついでに、お水も出してくれると嬉しいなぁ〜〜。

やはり、このままでは、来週の10日または11日には、
決まりそうな感じです。
ただ、付帯決議は絶対につきそうです。
もうこれに期待するしかないですね。

今後の予定は、9日・4時から、理事懇談会。
ここで、次の日程を決めるそうですが、おそらく10、11日になるでしょう。
との事でした。
私は、11日の午後なら、行けるかもしれません。
では、また!!
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● 国会天気予報(99春の陣・最終回)
Thu, 12 Aug 1999 21:30

渋谷@川口埼玉です

 え〜。
 11日も炎天下というにふさわしい東京です。みなさまいかがおすごしでしょうか。
 週明けから参院地方の強行採決に端を発した混乱で、気圧配置は目まぐるしく代わり、予測不能な状態が続いておりました。
 予報子自ら、どうお伝えすべきかわからないまま、テレビで、参院地方の報道をみておりますと、、混乱のなかに、衆院地方でお話しいただいた、先生方が、ずいぶん参院地方に出張なさって「頑張って」いらっしゃる。
 これでは審議は進んでいないと確認できるのみでした。
 そうこうする間に、不信任案低気圧が衆院を、問責決議案低気圧が参院を次々と駆け抜けるようすは、テレビで伝えられているとうりです。
 国会は今日12日と13日を残すのみですので、野党の繰り出すタマが打ち終わる今日午後から、審議を再開しようとしても、法務委員会の採決と、本会議の採決の両方をこなすのは非現実的になりました。
 再開後、法務委員会の予定を打ち合わせる理事懇談会で、「継続審議」の決定が下されます。
 さて、ということで半年に渡った99年春の陣は、ひとまずおしまいにしなければなりません。

 秋の臨時国会で、現状と同じ衆院法務委員会の審議から再開される運びとなります。「廃案」にはなりません。
 秋までに気圧配置が変わることがあるのかどうか知りませんが、次のわたしどもの関心事であるG法案と賛否の別れるN法案はそんなこんなで、審議未了。継続審議になることが、ほぼ確定いたしたようです。

 予報子は、お茶の水の某出版社から、江戸川橋の印刷屋さんにおじゃましておりましたので、関係者の伝え聞きによるレポートでありました。




● 国会天気予報(本当の最終回)
Date: Thu, 12 Aug 1999 22:53

 えー
 先ほど理事懇談会の結果が伝わってきて、明日入管法と外登法の決裁を、法務委員会および本会議で行なうそうです。
 委員会は9時から、本会議は…午後24時より前でしょうね。きっと。
 あすは8時半に衆院の議員面会所に集合、法務委員会の傍聴はあっしも見納めてきます。
 先ほどのメッセージは結果として誤報になってしまいましたことおわびします。最後の最後まで至らない予報子の渋谷でした。


●国会天気予報(顛末編)
  Fri, 13 Aug 1999 15:48:19 +0900


渋谷@国会です

 春先から続いていた通常国会を終了。
 先ほど衆議院が散会しました。
 入管法と外登法の改正案も、散会の間際に、ようやら駆け込み強行採決で通過とあいなりました。
 両法案については、午前中の法務委員会で、民主、社民、共産の委員が退席中に採決し通過。
 散会を控えた本会議には、緊急動議の形で委員会報告行われ、即座に採決。成立となりました。なお、強行採決に抗議して民主党は本会議を欠席しました。
 入管法は条文については政府案どおり。
付帯決議については、参院と同じものに、特別永住者に関する再入国許可の見直しに言及したものが追加されました。
 お手軽法案である参院先議の法案が、会期終了直前で強行採決となることは異例のことであるのはもちろん。
 議会運営的な観点からは、野党との合意なしに緊急動議で本会議採決に望んだことも「きわめて異例」(関係者談)とのこと。

以上速報まで。

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後記:入管法改正案は8/18日には官報に公示され、2/18日からの施行となりました。


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