【家庭菜園にて朝鮮人参栽培−@】
〜〜初心者向け人参栽培の基礎(公開)〜〜

露地・畑の片隅
・建物の裏側
・裏山や持ち山
で人参を育てる

タイムスケジュール(6〜7年間)
★リンク画像は大規模人参生産のもの、家庭菜園ではズット小規模に設備する。
★朝鮮人参の産地には90歳で現役の栽培者も居る。高齢者に最適の作物です。
★朝鮮人参は気候や土壌に適応性が強く、温帯地方なら何処でも栽培が可能。
土壌作り
マイナス1年目
人参の栽培には6年という長期間を要し、一旦作付けすると
その後に中耕管理(耕したり施肥)ができない。また、品質が
土壌によって決定されてしまうので細心の注意をもって作付
け前の土壌作りをすべきである。
■多量の粗大有機物を鋤きこんで通気性・透水性・保水性の
良い土壌に改良する。粗大有機物、落ち葉、青草、又は市販
の「腐葉土」を大量に鋤きこむ。
★元肥の作り方:落ち葉(稲ワラ)と水だけで作ります。
苦土石灰や化学肥料を絶対に入れないことが大切です。
■土壌改良材:落ち葉(大量)+ナタネ油粕(少量)+骨粉(少量)
+木炭粉末(少量)、を入れる。
■苗を植え付けする前年度の夏場にトウモロコシを栽培して
茎を鋤きこむことで、過剰チッソ分の除去と6年もの長期間の
有機物を提供できます。粗大有機物(トウモロコシ)の茎を微生
物が分解して長期に渡り人蔘に養分を提供する。
■人参栽培に必要な耕土は少なくても30cmを必要とする。
年内に有機物を投入して耕起(深耕)する(1回目)。厳寒期の
土壌凍結により風化を促進させる。2回目は7月に耕起。3回
目は8月、と気温の高い時期に行う。

【人参小屋の開口部:方向】
夏至の入日を背にした方向。真北より30度東向き。
北北東(丑寅の鬼門)に人参小屋の開口部を向ける。
【本場:韓国の錦山(クムサン)での土作り】
@作付け2年前に畑を準備する。
A栽培予定地に腐葉土をまいてはトラクターで耕す。この作業を
 月に1回ずつ2年間も繰り返す。
B苗を植え付けする前年の夏にトウモロコシを植え付けして過剰チッソを
 吸収する。トウモロコシの茎葉をトラクターで鋤きこむ。この粗大有機物
 を微生物が6年間に渡り分解し続けることで高麗人蔘に養分を提供する。
★韓国でも腐葉土は中国や北朝鮮から輸入している。腐葉土に防腐剤が
 混入しているので風雨に晒したり天日にあててから畑に散らしている。
【仕事量】苗の植付け1年前が一番仕事量がある。定植後は超軽作業のみ。
植付け
1年目
(11月〜
翌年4月)



   
敷きワラ
畝の作り方は画像を参照してください。
植付け時期:11月〜4月、苗を受け取ったらただちに植付。

植付け間隔:畝間=22.5cm(AB間)、株間=22.5cm(CD間)
 1列4本植えとする。
植付け(移植)法:畝に45〜60度の傾斜を作り、苗の先端根
が曲らないように苗を置く、苗の頭部から覆土が4cmになる
ように植付けする。←画像を参照してください。
敷きワラ:植付け後から発芽時期まで、床の乾燥と土壌の沈
圧や硬化を防止するために畝上に敷きワラをしておく。
■湿気の多い通常畑などに人参小屋を設置する場合には傾斜
のついた屋根から雨水が畦間に落ちる場所に゛暗渠”を設置して
排水を良くします。
 
【鉢植え・プランター植え】鉢の場合は8〜10号鉢に1本植える。
半日日陰に鉢を置く。鉢内の用土は、赤玉土:3,腐葉土:1,の割合。
ブランターは2本植え。用土は赤玉土+上記の土壌改良材。
日覆の架設
人参小屋作り
2年目





人参小屋

防風柵
発芽前に人参小屋を作る。6年間も使用するので丈夫な小屋
を作る。積雪の多い地方では降雪期に屋根を取り去る。
■春先に発芽(萌芽)したら、畝間を軽く中耕して倒伏や乾燥を
防ぐために株元に土寄せする。
■この年(植付け翌年)は無肥料とする。
■角材等にはスーパーソート21等の防腐・防虫剤を塗る。
■萱や稲ワラで屋根を作るが、入手が難しくなっている。塩ビ
製波型トタンを屋根材に使用する
■畝上の照度を6〜7千ルックスに調整する。
P→足場パイプ
B→1辺3cm程度
   の角材
C→自在クランチ
【雪国:豪雪地帯での屋根材】遮光率60%以上の遮光ネットを屋根材に使用し、
晩秋(10月以降)の降雪前に屋根を取り去る。

■1列目の後杭(足場パイプ)と2列目の前杭を共用してます。
■前杭(後杭)は2.5mの足場パイプで40cmほど地中に差す。強風地域では
 足元をコンクリートで固定する。←台風対策。

■人参は風に弱いです。人参小屋の周囲に暴風柵を作る必要があります。
高さ130cm程度のトタン囲い(塀)や生垣を作ります。小屋の周囲に巡らす柵
は暴風対策だけでなく、人参の盗難防止にもなります。4年生以上の人参
は盗難にあいやすいですから・・・。
■ダイオシート法は畝幅が広くとれるので、人参苗を1列7本植えられます。
 ただし、株間を大きく取る場合には5本程度。
【光の色と成長】黒の遮光ネットより青色(青色光)の遮光ネットのほうが人蔘の
育ちが良くなります。今後はブルーの人蔘小屋の屋根が多くなるでしょう。
家庭菜園規模の朝鮮人参栽培におススメ・・・の施設
@
アーチ型の小屋:小型のビニールハウス用のパイプでアーチ型の小屋を作り
ます。屋根材にはダイオシートを使用する。組み立ても簡単です、強風に強く、
耐久性も優れている。資材費も安価で素人でも組み立て可能です。
A足場パイプ+遮光ネット:前杭と後杭の高さが同じで屋根材に遮光ネットを
使用する。ブドウ棚方式の作りです。これも簡単に架設ができます。
■@Aともに、ダイオシートのみでは雨水が畝上に落ちるので塩ビ製波型トタン
を高さ2m程度に設置する(多雨地方)。
【庭に木陰のある方、屋敷林のある方:林間栽培】木陰に2年生苗を移植します。
屋根を省くことも可能です。ただし、雨水による水溜りを避けるために少し台地形
の高畝に植えます。人参は3〜4年生まで病害に侵されることが少ないので、こ
の簡単な栽培法で充分に育ちます。
成長期
の管理
3〜6年目
【肥料】定植1〜2年目は無肥料とし、3年目から1a当たり10kg(坪あたり300g)
の菜種油粕を4月と6月に追肥として施肥してから土寄せをしておく。。
【除草】日陰地で畝上が乾燥ぎみなので雑草はあまり生えません。
生えてきたら家庭菜園規模では手抜きで雑草処理が可能です。
【排水】畝間を排水溝として利用し、大雨や台風時に畝上への土砂等
の流入を防ぐ。
収穫 ■定植より4〜5年経過する秋(9月中旬〜10月中旬)に掘り取る(収穫)。
 2年生や根は“天ぷら”、など経年数によって様々な加工法がある。
上記の土壌改良と栽培小屋の架設が完了したら苗を入手。
人参苗の入手については滋養農園にお問い合わせ下さい。
〜〜朝鮮人参の詳細な栽培法は「朝鮮人参資料館」を参照して下さい〜〜

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