1.市販品の購入で注意点は?
民芸品、お土産品、インテリア品をつかまされない事。
楽器店で売っている4〜5千円の輸入ものと称されているものは注意が必要かも。
これらのケーナは指穴の外側と内側の角がけずって仕上げられていない場合
が多い。
音階、オクターブが調整されていれば練習用になるが、きちんとしたものは
ほととんど無いと思ったほうが良いかも
指穴の外側の角が仕上げられていないのはすぐ見分けがつく。
大切なのは指穴の内側が削られて楽器として仕上げられているかで本物かの
最終判断となる。
サンポーニャは困った事に見分けがつかない。
値段で判断するのも根拠に乏しい。
通販は専門店の中でもお土産品、インテリア品が中心なので海外であればき
ちんとしたメーカのものが良い。
作者と称して名前が入っていてもお土産品、インテリア品かこれに近いもの
もあるので注意が必要かも。
底がつめもので穴をふさいでいるものは音はきちんと出ないと思う。
2.最初はどのようなケーナを選べばよいか?
もちろんG管。
私はボリビアンタイプ専門である。
アルゼンチンタイプとは音のきれ、泣くような高音中心か太い強さ中心かで
どちらか選ぶことになるが運氏も違う。
最近は、私もボリビアンタイプ専門といいつつも細めのものが気になってきた。
材質は日本であれば女竹(九州ではメンチクという)がポピュラーだが他にもい
ろいろある。
外国製なら南米バンブー(竹)かカーニャ(葦)。
日本の信頼できる名の売れた製作者の販売するもの又は、南米輸入品で有名
社、有名製作者のもの。
3.ケーナ竹材・製作・調律はどうするのか?
リンクで紹介しているホームページが比較等もできるので良い。
ケーナ竹材はメダケであれば、大分の「とよの竹材」は下穴加工済みのキット
を安く販売しているので初心者にはまずおすすめ。
私もとっかかりとして購入したが、竹材の素材も大変良質である。
いろいろ相談にものってくれる。
主人の井上さんは自分で加工するケーナに大変愛情をもっており、また購入者が
ちゃんと完成にこぎつけれるように心配しアドバイスをしてくれる。
慣れてきたら、素材を購入して製作する。
今、私は井上先生と呼んでいる。
採りたての竹からはじめるのであれば、静岡竹類植物園が大変良い。
サイズを希望に合わせて広い竹やぶの中から探してくれる。
初期工程である油抜きからの作業が必要になるが製作している実感・満足感が良
い。
担当の多賀さんは受注、寸法合わせ、伐採まで一連で行ってくれるので信頼度は
最高。
生きた竹なので乾燥してゆくうちに曲がり、ゆがみ等は出てくるが自然との接点
であり風流を味わうと良い。
その他も含めリンク集を参考に。
4.塗装・装飾はどのように?
カシューがきれいに仕上がり、音のピッチを上へ調整するのに良い。
亜麻仁油かえ油でもよいが薄く塗らないとなかなかかわかない。
何度も重ね塗りが良いが、見た目何度ぬっても変わらない。
また、あるていどたったらまた塗ってやる必要がある。
色の茶系のものや古い材料、いたんだ材料にはかきしぶも良い。
ただし、塗装時のにおいがきついので注意。
歌口も塗り、数日すると匂いはかなり和らぐ。
これも磨いた後に薄く重ね塗りが必要で、少しでも厚く塗ると乾い
てそこだけはがれてしまうので注意。
キズだまし等には良い。
管の内側は歌口の周辺はつば等で湿気がでるためかるく塗装してお
くほうが良い。
装飾はアクリル、ビニール糸より綿糸の方が後で伸びたり切れる事が
少ないかもしれない。見栄えもビニールより良い。
ただし、綿糸でも編みこみ方で伸びるように作った素材もあるので注
意。
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