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アルギニンは糖尿病・糖尿病合併症を
予防・改善します! |
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◎『アルギニン』は、2型糖尿病患者の血糖値を低下させ、糖尿病を改善しました。『アルギニン』の血糖低下作用は血糖値が高いほどより強力でした。また、血糖低下剤で効きにくい患者でも強力に血糖値を下げました。 ◎『アルギニン』は、肥満2型糖尿病患者の体脂肪や腹部脂肪を減らして肥満を改善し、血糖値を低下させて糖尿病を改善しました。 ◎『アルギニン』は高血糖による血管障害を防ぎ合併症を予防・改善します! ◎『アルギニン』は糖尿病と糖尿病合併症を同時に予防・改善します!(初の成分と考えられます) ◎『アルギニン』は体内成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません! 【目次】 1.アルギニンは糖尿病を予防・改善します! 2−1.本当に怖い糖尿病合併症!! 2−2.アルギニンは糖尿病合併症を予防・改善します! 3.お知らせ(ホームページ責任者、参考図書) 【お問合せ先】 本ページおよびアルギニンに関するお問い合わせは本ページ責任者古賀までお願いします(Eメール:kogahrs555@nifty.com TEL&FAX:048-684-9988) ★上記以外のアルギニンの働きについてお知りになりたい方は 『アルギニンで若返る!』をご覧ください。 |
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1.アルギニンは糖尿病を予防・改善します! |
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”『アルギニン』は、インシュリンの分泌を促進し、インシュリンの働きを高めて血糖値を低下させます”
”『アルギニン』は、2型糖尿病患者の血糖値を低下させ、糖尿病を改善しました。『アルギニン』の血糖低下作用は血糖値が高いほどより強力でした。また、血糖低下剤で効きにくい患者でも強力に血糖値を下げました” ”『アルギニン』は、肥満した2型糖尿病患者の体脂肪や腹部脂肪を減少させて肥満を改善し、血糖値を低下させて糖尿病を改善しました” ”『アルギニン』は、糖尿病だけでなく糖尿病合併症も強力に予防・改善する成分です(初めての成分と考えられます)” ”『アルギニン』は生体成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません” 【糖尿病とはどういう病気でしょうか】 ●糖尿病とは、すい臓(膵臓)からのインシュリンの分泌が悪くなったり、末梢組織(筋肉、脂肪組織、肝臓など)でのインシュリンの働きが悪くなったり(インシュリン感受性の低下)して、血糖値が高くなる病気です〔インシュリンはすい臓のベータ細胞というところから分泌される、糖分(ブドウ糖)を体に取り込ませて利用させるために働くホルモンです〕。 ●糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病に大きくわけられます。日本人の糖尿病の大部分は2型糖尿病です。 1型糖尿病は、すい臓が働かなくなってインシュリンが分泌されなくなり発病します。 2型糖尿病は、すい臓からのインシュリンの分泌が悪くなるのと、末梢組織でのインシュリンの働きが悪くなる(インシュリン感受性の低下)ことで発病します。 ●空腹時血糖値が126mg/dl以上、または75g経口糖負荷試験(75gの糖分をのませて血糖値の上がり具合を調べる試験です)2時間値200mg/dl以上、または随時血糖値200mg/dl以上のとき糖尿病と診断されます(別の日に行った検査で2回以上確認できること)。 一方、最近は、空腹時血糖値が色んな要因で大きく変動することから、変動しにくいHbA1c(グリコヘモグロビン)を用いる場合が増えています(HbA1cが6.5以上が糖尿病。正常値は5.8以下)。なお、糖尿病合併症はHbA1cが高いほど発病し易くなります。そのため、糖尿病合併症を防ぐにはHbA1cをできるだけ低くすることが大変重要です。(HbA1cは1〜3ヶ月前の血糖値を反映しますので、例えば今日の血糖値は1〜3ヵ月後のHbA1cの値となって示されます。そのため血糖値がすぐに下がってもHbA1cが下がるのは1〜3ヵ月後です) ●糖尿病が強く疑われる人は690万人、糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると1,370万人に上るものと推計されています(男女とも60歳以上の3〜4割は高血糖)。 近年、糖尿病患者は急増しており、10〜20年後には日本人の半分は糖尿病あるいはその予備軍となる可能性があると予測している人もいます。 いま、糖尿病は、患者数の異常な増加と、その合併症の悲惨さから、結核に代わって、「日本の国民病」といわれています。 ●1型糖尿病は、インシュリンを分泌するすい臓のベータ細胞に対する自己免疫反応(自分の免疫が自分の組織や臓器を攻撃して壊すことをいいます)がおこり、その結果、すい臓に炎症が生じ、ベータ細胞が死んで少なくなり、インシュリンの分泌がすごく少なくなるか分泌されなくなることが原因でおこります。 2型糖尿病の発病は、遺伝的に糖尿病になりやすい人(日本人は特に糖尿病になりやすい体質といわれています)に、肥満、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの生活習慣の乱れや加齢(老化)などが加わっておこると考えられています。そのため2型糖尿病は典型的な生活習慣病です。 ●糖尿病を治療する最大の目的は、糖尿病合併症、特に、慢性合併症がおこるのを防ぐことにあります。血糖値をできるだけ正常値に保つことが、糖尿病合併症の発病や進行を抑える効果的な方法ですが、現実にはこれは大変困難なので、現在の治療法では合併症の発病や進行を延ばすだけで、最終的にはほとんどの糖尿病患者は合併症になります。 なお、糖尿病患者の主な死因は合併症の心筋梗塞、脳梗塞、腎症などです。また、糖尿病患者の平均寿命は67〜68歳で、日本人の平均寿命の81歳よりかなり短命です。 ●1型糖尿病では、すい臓からインシュリンはほとんど分泌されませんので、その治療は必要なインシュリンを外から補充するインシュリン療法によって行われます。 2型糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法です。この両療法によっても血糖のコントロールが困難な場合は血糖低下剤による薬物療法がおこなわれます。血糖低下剤には、すい臓からのインシュリンの分泌を促進して血糖値を下げる薬剤、末梢組織でのインシュリンの働き(インシュリン感受性)を高めて血糖値を下げる薬剤、糖の吸収を抑えて血糖値を下げる薬剤などがあります。 血糖低下剤には重篤な副作用(場合によっては死ぬような)を示すものが多いので注意が必要です。最も注意すべき副作用は低血糖です。近年、夜間の低血糖による痴呆が特に高齢者で問題になっています。また、肝障害で多くの死亡者が出たことがあります。その他注意すべき副作用として、乳酸アシドーシス、むくみ、心不全、腎障害、腹痛、下痢などがあります。 ●2型糖尿病の発病は、遺伝的に糖尿病になりやすい人(日本人は特に糖尿病になりやすい体質といわれています)に、肥満、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの生活習慣の乱れや加齢(老化)などが加わっておこると考えられていますが、糖尿病の発病にアルギニンの不足が関わっている可能性があります。アルギニンは肥満、食べ過ぎ、運動不足、ストレス、加齢(老化)などによって体内での濃度や働きが低下することが知られています。アルギニンは膵臓からのインシュリンの分泌を促進し、インシュリンの働き(インシュリン感受性)を高める作用を持っていますので、その不足は糖尿病の発病や進行を促進する可能性があります。実際、アルギニンの摂取によって血糖値が低下し糖尿病は改善されました。アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません。 【アルギニンの糖尿病予防・改善効果】 1.糖尿病に対するアルギニンの効果 〔以下のアルギニンの働きは国際的な一流の医学誌や科学誌に掲載された信頼できるデータに基いたものです。詳しくは拙著『超アミノ酸健康革命−21世紀のサプリメント「アルギニン」のすべて』(古賀 弘著、今日の話題社、1,575円(税込))をご覧下さい〕 ●アルギニンは、すい臓からのインシュリンの分泌を促進しました。 ●アルギニンは、末梢組織(筋肉、脂肪組織、肝臓など)でのインシュリンの働き(インシュリン感受性)を高めました。 ●アルギニンは、2型糖尿病患者の血糖値を低下させ、糖尿病を改善しました。アルギニンの血糖低下作用は血糖値が高いほどより強力でした。また、血糖低下剤で効きにくい患者でも強力に血糖値を下げました。 ●アルギニンは、肥満2型糖尿病患者の体脂肪と腹部脂肪を減少させて肥満を改善し、血糖値を低下させて糖尿病を改善しました。 ●このように、アルギニンは、インシュリンの分泌を促進し、インシュリンの働き(インシュリン感受性)を高めて血糖値を低下させ糖尿病を予防・改善します。また、糖尿病患者の肥満を改善します。 アルギニンは、医薬品(血糖低下剤)と違って、副作用の心配はほとんどありません。 ●アルギニンは、糖尿病を改善したい方、糖尿病でお悩みの方、医薬品の副作用が怖い方、医薬品の副作用でお悩みの方におすすめします。また、肥満の改善にもおすすめです。アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません。 2.アルギニンの摂取方法と効果の出方 ●アルギニンの摂取方法 アルギニンの摂取量は1日2〜4gくらいから開始し、様子を見ながら摂取量を調節してください(上限は1日21g程度と考えられます)(アルギニンは副作用の心配はほとんど無いと考えられます)。これを1日2〜3回にわけ摂取します(空腹時に。飲み忘れる場合は食後に)。改善が見られたときは改善具合を見ながら摂取量を調節してください。 現在、薬をお飲みの場合は一緒に飲んでも特に問題は無いと考えられます。 なお、糖尿病の予防や改善にアルギニンを摂取される場合は、できるだけ運動やカロリー制限(ダイエット)と併用されることをおすすめします。 ●効果の出方 アルギニンの効果は、通常摂取後1〜6ヵ月後くらいに表れます。そして通常徐々に強くなっていきます。アルギニンの効果は、血糖値よりもHbA1cの下がりぐあいで見てください(HbA1cが低いほど合併症の危険が少なくなります。血糖値は変動が大きいため参考程度です)。(アルギニンの効果は、体の状態、病態、老化度、アルギニンの不足度、飲む量、飲み方、飲む期間などにより個人差があります。他のサプリメントや医薬品にももちろん個人差があります) ★☆★糖尿病を改善したい方のための『アルギニン+運動+ダイエット』健康法★☆★ 【日本人になぜ糖尿病(高血糖)が多いのでしょうか?】 ●日本人はもともと糖尿病になりやすい体質(遺伝)(インシュリンの出がもともと悪い)です。 ●しかし、昔は糖尿病の人はほとんどいませんでした。 ●その理由:昔の人の食事は質素でした。また、良く歩いていました。このように体質(遺伝)だけでは糖尿病にはなりません。 ●今は男女とも60歳以上の3〜4割は高血糖。その主な理由はぜいたくすぎる食事(食べ過ぎ:現在日本人のほとんどはカロリーの取りすぎ)と運動不足(による肥満)です。 ●食べ過ぎと運動不足(による肥満)はインシュリンの働きを悪くします。 ●つまり、現代の日本人に特に糖尿病が急激に増えてきたのは、体質(遺伝)+カロリーのとりすぎ+運動不足が主な原因です。 ●インシュリンの出が悪い体質(遺伝)に加え、食べ過ぎと運動不足(による肥満)でインシュリンの働きが悪くなれば、当然糖分が体に利用されにくくなり、血糖値は上がり糖尿病になります。つまり、現代の日本人の多くは糖尿病になる危険を背負っています。 【糖尿病にならないための、あるいは糖尿病を改善するための一番良い方法はあるのでしょうか?】 ●糖尿病にならないための一番良い方法は、昔の生活に戻ることです。つまり、粗食に耐え、車を使わない生活をすることです。 ●でもこのような生活を我々に求めても無理。 ●糖尿病になるとまず食事療法と運動療法(によって痩せる)をするようにといわれますが、なかなか目標を達成するのは困難です。 ●その場合は体内にある糖尿病や肥満を防ぐ成分の助けを借ります。それによって食事療法と運動療法の効果をより高めることができます!その成分とは『アルギニン』。アルギニンはインシュリンの出を良くし、インシュリンの働きを良くする体の糖尿病予防成分です。また、脂肪の分解を促進して肥満を防ぐ成分です。しかし、食べ過ぎや運動不足でアルギニンが足りなくなります。不足するアルギニンを補充すると糖尿病を防いだり改善することができます。また、体脂肪や腹部脂肪を減少させ肥満を改善することができます。 ●アルギニンだけでも糖尿病に効果が示されていますが、アルギニンに加え、摂取カロリーを少なくし、軽い運動をすれば、糖尿病をより強力に防いだり改善することができるようになります(相乗効果)。また、より強く肥満を改善することができます。 ●アルギニンは1日2〜9g程度(1日2〜3回程度に分け空腹時に。飲み忘れる場合は食後に)を摂取します(効果が弱ければ摂取量を増やします)。 ●運動は1日30分〜1時間程度を時速4〜6km程度でウォーキングします(1万歩くらいを目安にしてください)(ウォーキングマシーンを使っても、あるいは水泳など他の同等の運動をしても結構です)。但し、これを少なくとも週3〜5日程度は行ってください。 ●ダイエットは1日摂取カロリーを1400〜1500kcal程度(女性ではこれより200〜300kcal程度少ない1100〜1200kcal程度です)に抑えます。最初はおなかがすきますがそのうち慣れます。ただ、これだけではあまりに切ないので、1週間に1回ぐらいはぜいたくして、美味しいものをお腹いっぱい食べるのもいいでしょう。 ”『アルギニン』の摂取(+運動+ダイエット)で血糖値が正常化することが文献で報告されています(下記文献参照)!!” ≪アルギニンが2型糖尿病を改善する文献例≫ ●アルギニンはインシュリンの分泌を促進します アルギニンがインシュリンの分泌を促進することは教科書にも載っているほど良く知られています(生化学辞典(東京化学同人)など)。アルギニンのインシュリン分泌促進作用は人において注射および経口投与の両方においてみられました(O. Eremin, ed. L-Arginine: Biological aspects and clinical application. Chapman & Hall 1997: 1-25)。 2型糖尿病患者では、食事やブドウ糖摂取後のインシュリン分泌は、正常な人に比べると低下していることが知られていますが、アルギニンによるインシュリン分泌促進作用は2型糖尿病患者と正常な人のあいだでほとんど差がないと報告されています(Metabolism, 1994; 43: 385-389)。 ●アルギニンはインシュリンの効きめ(インシュリン感受性)を高め、血糖値を下げます Piattiらは、2型糖尿病患者にアルギニンを経口投与すると、肝臓および組織のインシュリン感受性(インシュリンの効きめ)が改善(インシュリン抵抗性の改善)され、血糖値が下がることを示しました(Diabetes Care, 2001; 24:875-880)。 2型糖尿病患者(12人)を2群に分け、一方には食事療法に加えアルギニン(3gを1日3回)を1ヶ月間経口投与しました。他方(対照群)にはアルギニンの代わりにプラセボを投与しました。その結果、アルギニン投与群では血糖値は126mg/dlから115mg/dlへ(9%)低下しました。また、組織での糖の利用率は34%増加し、体内でのブドウ糖の産生(糖新生)が29%減少しました。加えて、血液循環系にも改善が見られ、前腕血流は36%増加し、収縮期の血圧は14%低下しました。一方、対照群ではこれらに変化はみられませんでした。 アルギニンのインシュリン感受性改善作用は静脈内投与でも認められました(Eur. J. Clin. Invest., 1997; 27: 690-695)。 ●アルギニンは2型糖尿病患者の血糖値を下げ糖尿病を改善しました Dasらは、2型糖尿病患者にアルギニンを経口投与すると糖尿病が改善することを示しました(Med. Sci. Res., 1993; 21: 669-670)。 経口血糖低下剤、インシュリンまたは食事療法(1名)で治療中の2型糖尿病患者8名に、これらによる治療を継続しながら、アルギニン500mg入りカプセルを1個ずつ1日3回(1,500mg/日)10日間経口的に投与しました。その結果、血糖低下剤による治療を受けているにもかかわらず、アルギニンの投与によって、空腹時血糖値はさらに23%(平均129mg/dlから100mg/dlへ)、食後血糖値はさらに16%(182mg/dlから152mg/dlへ)低下しました。 アルギニンの血糖低下作用を個別に見てみますと、血糖値が高い患者ほど血糖値の低下の程度は大きいことが分かりました。例えばアルギニン摂取によって空腹時血糖値(mg/dl)は233(アルギニン摂取前、以下同様)→147(アルギニン摂取後、以下同様)、148→99、135→97、133→100、118→105、111→91へ低下しました。一方、血糖値が良くコントロールされている患者では血糖値の大きな低下(低血糖)は見られませんでした(空腹時血糖値(mg/dl)の変化92(アルギニン摂取前、以下同様)→79(アルギニン摂取後、以下同様)、63→79)。 血中インシュリン値はアルギニン投与によって空腹時180%、食後153%増加しました。 腎症の指標である蛋白尿とクレアチニンクリアランスはアルギニンの投与によって改善傾向が見られました。 ●アルギニンは肥満した2型糖尿病患者の血糖値、肥満、血圧および合併症の原因を改善しました (データを追加しました2007/2/26) Lucottiらは、アルギニンが肥満2型糖尿病患者の血糖値、肥満および血管合併症の原因を改善することを示しました( Am J Physiol Endocrinol Metab, Nov 2006; 291: E906 - E912)。
Lucottiらは、肥満した2型糖尿病患者(インシュリン感受性が低下した)にアルギニンを長期に摂取させて血糖値、体脂肪、インシュリン感受性、血管内皮機能※1などにどういう効果があるかを検討しました。 2型糖尿病患者(33人)を21日間の低カロリー食(1日1,000kcal)と運動療法(1日1時間半の運動を週に5日)の試験に参加させました。これらの患者は2つのグループに分けられ、一方には1日8.3gのアルギニンを摂取させました(16人:女性12人、男性4人)(アルギニングループ)。また、他方にはプラセボ(アルギニンが入ってない偽薬)を摂取させました(17人:女性13人、男性4人)(プラセボグループ)。試験は二重盲検法※2で行いました。試験期間中これらの患者には副作用はありませんでした。 その結果(表参照)、低カロリー食と運動療法(プラセボグループ)によって体重、ウェスト周囲径、血糖値、フルクトサミン値(検査前1〜3週間の血糖コントロール状態を示します)、インシュリン値などは明らかに(統計的に有意に)低下しました(すなわち、低カロリー食と運動療法によって、体重や腹部脂肪が減少し、インシュリン感受性が高まり、血糖値が低下して糖尿病と肥満が改善しました)。 一方、低カロリー食と運動療法に加え、アルギニンを1日8.3g毎日摂取させると(アルギニングループ)、低カロリー食と運動療法の場合よりもさらに大きく(統計的に有意に)体脂肪、ウェスト周囲径、血糖値、フルクトサミン値は減少しました(血糖値はほぼ正常まで改善しました)。また、インシュリン値はさらに減少し(統計的に有意に)、インシュリン感受性はさらに高くなりました。さらに、アルギニングループでは内皮機能が改善され血管合併症の危険が低下しました。 加えて、アルギニングループでは血圧(収縮期と拡張期)が正常値まで低下しました(統計的に有意に)が、プラセボグループでは変化はありませんでした。 アルギニングループではアディポネクチン※3が増加しました(統計的に有意に)が、プラセボグループでは変化はありませんでした。 アルギニンのこれらの働きは主に、アルギニンから生成する一酸化窒素(NO)によるものと考えられました。 このように、アルギニンは、肥満した2型糖尿病患者(低カロリー食と運動療法で治療中の)で体脂肪(および腹部脂肪)をさらに減少させて肥満を改善し、血糖値をより低下させて(ほぼ正常まで低下させて)糖尿病を改善しました。さらに血管の内皮機能を改善して血管合併症の危険を低下させました。また、血圧も正常値まで低下させ動脈硬化の危険もさらに低下させました。 ※1 血管内皮機能:糖尿病では高血糖によって血管の内皮機能が障害されることが血管合併症(神経症、網膜症、腎症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、壊疽、EDなど)の大きな原因になると考えられています。そのため、内皮機能が改善されると血管合併症の危険が低下します ※2 二重盲検法:医薬品やある成分の効果を正しく判定するための統計的手法です。医薬品やある成分をプラセボ(効果が無い偽薬)と同時に投与してその効果を判定します。医薬品やある成分の効果が、プラセボの効果よりも統計的に明らかに(有意に)高ければ医薬品やある成分は正しく効果があるということになります。 ※3 アディポネクチン:アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモン(善玉ホルモン)で、筋肉や肝臓の細胞が脂肪を燃焼するのを助け、肥満、糖尿病、動脈硬化などを防ぎ、メタボリックシンドロームを抑える働きがあるといわれています。ところが肥満、特に腹部肥満の人でアディポネクチンが減少し、これが肥満(腹部肥満)によるメタボリックシンドロームの大きな原因の一つであることが示されてきています。そのためこれを増やすことで肥満やメタボリックシンドロームの改善が期待できます。(参考文献:Adiponectin and adiponectin receptors in insulin resistance, diabetes, and the metabolic syndrome. Takashi Kadowaki, Toshimasa Yamauchi, Naoto Kubota, Kazuo Hara, Kohjiro Ueki, and Kazuyuki Tobe,J. Clin. Invest., Jul 2006; 116: 1784 - 1792など) 表:肥満2型糖尿病患者に対する低カロリー食と運動療法の効果、およびそれに対するアルギニンの増強効果
(解説)
糖尿病は、糖尿病になりやすい体質の人〔膵臓の働きが元来(遺伝的に)弱くてインシュリンを十分に出すことができない人。日本人の多くはこのタイプです〕が、食べ過ぎと運動不足により体重過多(肥満)になることでインシュリンの働き(インシュリン感受性)が悪くなり発病します。すなわち、日本人の多くが肥満によって糖尿病になる危険があります。 この理由から、糖尿病の治療は先ず、低カロリー食と運動療法によって肥満を改善することから始めます〔糖尿病になりたての人は痩せると多くの場合血糖値が低下し糖尿病が改善したり正常化します。薬(血糖低下剤)は最初からは処方しません。低カロリー食と運動療法を指導しないで血糖低下剤をすぐ出すのは間違っています〕。低カロリー食と運動療法をしっかりやって痩せれば多くの人は血糖値は正常になります。しかし、また油断して肥ると(遺伝的に糖尿病のリスクを持っていますので)血糖値は上がって糖尿病に逆戻りです。これを繰り返していると低カロリー食と運動療法をやっても血糖値は元に戻らなくなって糖尿病が一生続くことになり(膵臓に負担をかけることで膵臓が弱っていくためインシュリンの出が徐々に悪くなっていくためです)、そのうち合併症が出てきて悲惨な結果となります。こうならないためには、糖尿病(望ましくは糖尿病予備軍)と診断された最初の段階から、規則的な生活と厳密な低カロリー食と運動療法を一生続ける覚悟が必要です。 アルギニンは、インシュリンの出を良くして、インシュリンの感受性を高めて血糖値を低下させ糖尿病を改善します。また、合併症を予防し改善します。 本文献は、低カロリー食と運動療法で治療している場合でも、アルギニンを摂取することでさらに体脂肪や腹部脂肪を減らして肥満を改善し、血糖値をより低下させて(血糖値をほぼ正常まで改善して)、糖尿病を改善することを示しています。さらに血管の内皮機能を改善し、血圧をさらに低下(正常値まで)させることで合併症(動脈硬化を含む)の危険をさらに低下させることを示しました。 このように、アルギニンは糖尿病の軽症から重症(合併症を併発している場合)まで広く改善できることが明らかになりました。また、アルギニンは血糖値の改善だけでなく、肥満(腹部肥満)、高血圧、合併症の改善まで一つでできる初の成分と考えられます。 特に、アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸)であり、安全性が高く副作用の心配がほとんどないため安心して摂取できることから、糖尿病の初期段階から食事療法や運動療法をより強化するため、また、中等症から重症(合併症)まで医薬品をサポートするため、糖尿病の方あるいは糖尿病が心配な方に是非お勧めしたいサプリメントです。 ●アルギニンは肥満ラットの血糖値、および体重と体脂肪を減少させました Fuらは、アルギニンが肥満ラットの血糖値、および体重と体脂肪を減少させることを示しました(J. Nutr. 2005; 135: 714-721)。 肥満ラット(Zucker diabetic fatty rat※)に10週間アルギニンを水に溶かして飲ませました。ラットの体重は、アルギニンを飲ませ続けたとき、4、7、10週目に、アルギニンを飲ませなかった場合に比べ、それぞれ6、10、16%減少しました。アルギニン摂取によって腹部脂肪重量は45%減少し、血液中のブドウ糖および中性脂肪はそれぞれ25%および23%低下しました。アルギニンの摂取によって、脂肪組織の脂肪分解が22〜24%増加しました。 ※Zucker diabetic fatty rat:遺伝的に食欲を抑制するホルモン(レプチン)の働きが悪く、過食(食べ過ぎ)によって肥満し2型糖尿病にもなります。ヒトの肥満、肥満2型糖尿病、メタボリックシンドロームなどのモデルとして使われ、医薬品やサプリメントなどが肥満、肥満2型糖尿病、メタボリックシンドロームなどに効果があるかどうかの試験などに使われます。 (解説)
アルギニンは、成長ホルモンの分泌促進や一酸化窒素(NO)などの働きを介して、脂肪の分解、筋肉の増加、代謝の促進などにより、体脂肪や体重を減少させ、望ましいプロポーションをつくることが期待されています。そのため、アルギニンはダイエット時における強力なサポート役として期待されます。本文献は、肥満ラットで、アルギニンは、脂肪組織での脂肪の分解促進などの働きによって体脂肪や体重を大幅に減らすことを示しました。このことは、アルギニンが人においても体脂肪や体重を減らすことが期待できることを示しています。アルギニンは、さらに、血糖値や血中の中性脂肪も減少させたことから、糖尿病(高血糖)や高脂血症も改善することが期待されます。
≪アルギニン摂取により糖尿病が改善した方の体験記の例≫ ★体験記(新潟県、R.O.様、男性、50代) ●『アルギニン』を飲み始めた動機 アルギニンのことをインターネットで知り、いろいろな病状に効果がありそうだと思ったから。 糖尿病暦は3年ほどになります。定期的(1ヶ月ごと)に病院へ行っています。クスリは、今のところ飲んではいません、ただ食事療法を行っています(1日1600キロカロリー)。合併症は、今のところありません。運動と言う運動は特にしていませんが時々ゴルフをするぐらいです。 ●約1ヶ月摂取後の状況 飲み始めて、血糖値が220あったのが130まで下がり始めた。また、最高血圧が170が135ぐらいに下がってきた、最低血圧110が85ぐらいまで下がってきました。 『アルギニン』を朝晩1.1gずつ、水に溶かして飲んでいます。 ★体験記(埼玉県、男性、60代) ●『アルギニン』を飲み始めた動機 糖尿病歴は長いが毎日1時間程度の散歩をしているので血糖値は140〜160mg/dlにコントロールされている(血糖低下剤を飲んでいる)。合併症が怖いので血糖値を125mg/dl以下にしたい。 ●摂取後の結果 アルギニンを飲み始めて血糖値が下がり始めた。現在110〜120mg/dlにコントロールされている(現在血糖低下剤は飲んでいない)。 ★体験記(新潟県、男性)
糖尿病。HbA1cが9くらいあったがアルギニンを6ヶ月間飲んで6くらいまで下がった。
★体験記(男性、30代)
糖尿病。アルギニンを毎日1日約9g(8袋)摂取。飲み始めて約2ヶ月半後に血糖値は100ちょいまで下がった(摂取前は200近くあった) ★体験記(男性、30代)
病院で検査したら血糖値が300近く、HbA1cが8以上あった。薬を飲まないで治せないかと思い何かいいものがないかとインターネットで調べたらアルギニンが良さそうだったので試してみました。 アルギニンを1日6g飲みました。食事に気をつけるようにし、運動もできるだけするようにしました。もう半年近くになりますが血糖値は120くらいになり、HbA1cは正常範囲です。いまはアルギニンは1日4gにしています。アルギニンはもう手放せません。
◆◆図.アルギニンは糖尿病を予防・改善します◆◆ ●アルギニンは、膵臓からのインシュリンの分泌を増やします。また、インシュリンの働きを高めます。アルギニンは、これらの働きで血糖値を低下させ糖尿病を改善します。 ●アルギニンは、脂肪の燃焼を促進して肥満を予防したり、改善します。アルギニンは、抗酸化作用、糖化抑制作用、免疫増強作用、成長ホルモン作用、一酸化窒素作用などにより、老化を予防したり、改善します。アルギニンは、これらの働きで糖尿病を予防します。 ●アルギニンは、糖化抑制作用、抗酸化作用、一酸化窒素作用などにより糖尿病合併症を予防したり、改善します。 |
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2−1.本当に怖い糖尿病合併症!! |
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1.糖尿病合併症とは
●糖尿病合併症とは、血糖値が高い(高血糖の)状態(糖尿病状態)が続くことでおこる特徴的な合併症をいいます。 ●糖尿病合併症は急性と慢性にわけられますが、近年の治療法の進歩により、問題となるのはほとんど慢性合併症にかぎられます。 糖尿病慢性合併症は大きく血管障害合併症とその他の合併症にわけられます。 血管障害合併症は、高血糖(血糖値が高い状態)で血管が障害されて生じる合併症ですが、それはさらに細小血管症と大血管症にわけられます。 細小血管症は細い血管が糖尿病(高血糖)でボロボロになり、血管が狭くなったり詰まったりして、組織や臓器に血液が十分行かなくなって酸素不足や栄養不足になり、組織に障害がおこるものをいいます。細小血管症は糖尿病に特徴的な合併症ですが、その代表例として腎症、網膜症、神経症があり、これらを糖尿病の三大合併症といいます。 大血管症は、動脈が動脈硬化になり、それが原因でおこる合併症で、糖尿病だけにおこるものではありませんが、糖尿病によって起こる危険性が大きく増大します(糖尿病では通常の動脈硬化の6倍のスピードで動脈硬化が進むといわれています。つまり糖尿病の人は通常の動脈硬化の人より6倍も早く心筋梗塞や脳梗塞になり易いともいえます)。また、通常の動脈硬化(高血圧や高脂血症や老化によって起こる動脈硬化)が特定の太い動脈しか動脈硬化にならないのに対し、糖尿病による動脈硬化は細いものから太いものまで全身の動脈が動脈硬化になり、それだけ悪性度が高くなります。大血管症として動脈硬化症、脳血管障害(脳出血、脳梗塞など)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)、末梢循環障害(閉塞性動脈硬化症、壊疽など)などがあげられますが、糖尿病患者ではこれらの病気になる確率が高く悪化するのも早いといわれています(つまり、心筋梗塞や脳梗塞や壊疽になりやすい)。 その他の合併症として重要なものに、高脂血症、高血圧症、慢性感染症、皮膚疾患、肝機能障害、胆石症、白内障、消化器障害(胃アトニー、下痢、便秘など)、ED(勃起不全)、骨減少症(骨粗鬆症)などがありますが、極めて多岐にわたっており、これらは特に糖尿病患者の生活の質(QOL)に影響するという点で重要となっています。これらの中には高血圧症、消化器障害、ED(勃起不全)などのように血管障害合併症により二次的に生じるものもあります。 最近の研究では、糖尿病患者に痴呆(脳血管性痴呆およびアルツハイマー病)が多いことが明らかにされてきました。また、糖尿病患者では脳の働き(認識機能、記憶力など)が低下することが示されています。 三大合併症の腎症、網膜症、神経症についてもう少し詳しく述べます。 糖尿病性腎症は、高血糖によって腎臓の機能が損なわれて生じたものです。腎臓は、体の中にできた血液中の老廃物や余分なものを尿として排泄したり、体の中の成分を一定に保つ働きをしています。尿は血液をろ過し、濃縮してつくられますが、このろ過を最初におこなうのが糸球体です。糸球体は非常に細い毛細血管が糸玉のようになったものですが、高血糖状態が長く続くとそれが肥厚し硬くなってきて、その働きが悪くなってきます。これが糖尿病性腎症です。腎症は最初はほとんど症状はみられませんが、しだいに尿にタンパク(アルブミン)が漏れ出てくるようになり(ミクロアルブミン尿といいます)、その量もだんだん増えてきて、タンパク尿がいつもみられるようになってきます(持続性タンパク尿といいます)。その頃になると糸球体での尿のろ過量が低下してきます。また、高血圧になり腎症が悪化する速度が速くなってきます。ここまでくると数年で腎不全になり、尿が出にくくなって浮腫や尿毒症になります。このようになると腎透析が行われるようになります(腎透析の原因の第一位は糖尿病性腎症です)。この時期には重篤な心血管病(心筋梗塞、脳血管障害、末梢循環障害など)を併発していることが多く、透析を始めてから4〜5年でほぼ半分の人が亡くなるといわれています。 糖尿病性網膜症は、高血糖によって網膜が損なわれついには失明に至る疾患です。成人の失明の最大原因が糖尿病性網膜症です。糖尿病による高血糖状態が続くと、網膜にある毛細血管に変化がおこって、毛細血管瘤(りゅう)というこぶができたり、血液成分がしみだしたり、毛細血管が詰まったり(閉塞)して、網膜に酸素や栄養が行きにくくなります。これを単純網膜症といいます。さらに悪化すると、毛細血管の閉塞がひどくなり網膜への血流が途絶えるようになり、網膜は酸素不足、栄養不足の状態になり、これを補うために新しい血管(新生血管といいます)が応急的につぎつぎつくられてきます(これを増殖網膜症といいます)。この新生血管は急作りのため破れやすく、ちょっとしたきっかけ(急な血圧上昇など)によって破れて出血し網膜が障害を受け、網膜剥離などが起こり、最終的に失明にいたります。 糖尿病性神経症は、高血糖によって神経が障害をうけて生じます。高血糖によって、神経に栄養や酸素を運んでいる細い血管がボロボロになり、狭くなったり、詰まったりして神経が酸素不足や栄養不足になり、神経が障害をうけて生じると考えられています。合併症の中ではもっともよくみられる病気で、全身的にさまざまな症状が現れます。感覚神経、運動神経や自律神経が障害をうけます。感覚神経と運動神経の障害によって、手足のしびれや刺すような痛み、冷感などの感覚異常やこむら返りなどを生じます。症状がすすみ感覚がなくなると足にけがや火傷をしてもわからなくなります。自律神経の障害によって、起立性低血圧(立ちくらみがおこります)、発汗異常、胃アトニー(胃の運動が障害をうけ、食物が胃から腸に行きにくくなりもたれた状態になります)、便秘、下痢、神経因性膀胱(尿がたまっても尿意が感じられなくなったりします)、ED(勃起不全)などが起こります。 2.糖尿病合併症の原因 慢性合併症が起こる主な原因は、ブドウ糖などの糖がタンパク質、脂質、遺伝子などと結合して生成する糖化物(終末糖化産物、AGE)と考えられています。ブドウ糖の一部はアルデヒド型の悪玉糖*として存在しています。この悪玉糖がタンパク質、脂質、遺伝子などに結合して糖化(グリケーション)という現象を引き起こします。糖化によって生成した物質を糖化物(終末糖化産物、AGE)といいます。タンパク質、脂質、遺伝子などの糖化によって、タンパク質、脂質、遺伝子などの働きは異常を起こし、また、糖化物は活性酸素を発生させたり、体に異常を起こす物質を生成させたりして、私たちの体をボロボロにし、合併症を引き起こします。この糖化が目に起ると網膜症や白内障に、神経に起ると神経症に、腎臓に起ると腎症に、血管に起ると動脈硬化症になり、動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞や壊疽などになります。 *『悪玉糖』という名称は、ブドウ糖のような糖(還元糖)の一部として存在している、糖化(グリケーション)を引き起こす糖(主にアルデヒド型の糖)について、本ホームページ責任者古賀によって名付けられたものです。 3.合併症の発病時期と死因 糖尿病を発病してから数年で合併症が出始めます。通常一番早く出てくるのは神経症で、糖尿病になってから数年で手足が冷たく感じたり、しびれたりする感じがします。そして次第にひどくなってきて感覚の麻痺が起こり、最後にはけがをしても火傷をしても痛みを感じなくなり、そこに細菌が感染して潰瘍になります。次に糖尿病になってから10年ほど経つと網膜症になりひどくなると目が見えなくなります。15年後くらいには腎障害がおこってひどくなると腎臓が働かなくなって(腎不全)腎透析を受けなければならなくなります。 動脈硬化は一般の人でもなりますが、糖尿病(境界型も含む)では特に早く進行します。しかし、動脈硬化が軽いうちは症状としては現れてきませんのでほとんど気づくことはありません。気づくのは動脈硬化が相当進んで虚血性疾患〔狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症(足の血管が動脈硬化で狭くなったり詰まったりして足に血液がいきにくくなり、歩くと筋肉が痛くなったりひどくなると壊疽になり足を切断しなければならなくなります)など〕になったときです。このように、動脈硬化症は深く静かに進行し、気づいたときは死んだ後だったということにもなりかねない大変怖い合併症といえます(そのため「サイレントキラー」と呼ばれています)。 (注:最近は血管年齢、つまり動脈硬化の進行度を測ることができますので心配な方は病院で測定してください。望ましい血管年齢は年相応ではなくて20〜30代です)。 糖尿病患者の主な死因は心筋梗塞、脳梗塞、腎症などの合併症によるものですが、この頃にはすでに多くの人は他の末期の合併症(失明、潰瘍・壊疽など)にもなっています。また、糖尿病患者の平均寿命は67〜68歳で、日本人の平均寿命の81歳よりかなり短命です。 4.糖尿病合併症の予防と治療 糖尿病合併症は一旦発病すると現在の治療法では治すことはできません。そして最後は大変悲惨な結果(腎不全、失明、心筋梗塞、脳梗塞、壊疽による足切断など)になります。そのため、予防が大変重要になってきます。 合併症の現在最も効果的な予防法は血糖値を正常値近くまで厳密にコントロールする方法ですが、現在の血糖低下剤による一般的な治療ではこれを達成することは極めて困難です。また、糖尿病そのものを治さない限り血糖のコントロールのみによって合併症の発病や進行を十分に防ぐことはできません。そのため、糖尿病治療剤(血糖低下剤)で治療しているのもかかわらず、合併症を発病したり症状がどんどん進行していくことになります。 なお、血糖低下剤で治療していても、空腹時血糖値が126mg/dl以上であると、合併症はどんどん進行していきますので、糖尿病発病後数年経つといつ合併症が出てもおかしくありませんし、一旦合併症が出るとどんどん悪化していきます。また、血糖値が境界領域(空腹時血糖値が110〜125mg/dl)であっても動脈硬化症は進んでいきます。つまり、糖尿病が治って正常(空腹時血糖値が110mg/dl未満、かつ75g経口糖負荷試験2時間値140mg/dl未満)にならない限り合併症の危険は続きますし、合併症は進行し悪化していきます。。 5.糖尿病合併症の最新予防および治療法 現在、糖尿病合併症を、その原因に基づいて直接、そして強力に抑えることができる医薬品はほとんどありませんが、現在、合併症の主な原因と考えられている糖化〔終末糖化産物(AGE)の生成〕を抑える薬剤(アミノグアニジンなど)がその切り札として米国を中心として開発が進められています。糖化を抑える物質(アミノグアニジン)が実際動物試験や臨床試験で糖尿病合併症(腎症、網膜症、神経症、動脈硬化など)を抑えたり改善したりしましたが、アミノグアニジンは合成化学物質のため副作用が強く現在開発が中止されています。現在、他の物質が開発中ですがまだ開発の初期段階です。そのため、医薬品として患者さんが使用できるようになるのはまだまだ先のことです(10年以上先!?)。 一方、私たちの体にはこの糖化を抑え、合併症を防ぐ成分がもともとあります。それが生体成分の『アルギニン』です。ところが、糖尿病では『アルギニン』の量や働きが低下していることが知られていますので、これが合併症を引き起こす原因になったり、合併症を悪化させたり進行をさらに促進している可能性があります。実際、アルギニンは糖化を強力に抑え、合併症を抑えました。また、アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸))のため副作用の心配はほとんど無いと考えられます。このように、アルギニンは、現在治す薬がない糖尿病合併症を治療できる成分として大いに期待されます。 ◆◆図.本当に怖い糖尿病合併症◆◆ ●網膜症の図(網膜の毛細血管が破れて出血を起こした状態。網膜はく離などにより失明します) ●白内障の図(白内障でレンズが白く濁った状態。手術でレンズを取り替えないと見えません) ●壊疽の図(糖尿病では動脈硬化が急速に進み血液が流れにくくなります。また、神経症でけがややけどをしても気づかなくて、また、そこが感染しやすくなります。その結果糖尿病では潰瘍や壊疽を起こしやすくなります。壊疽がひどくなると切断しなければなりません。糖尿病性壊疽は足切断の最大の原因です) ●動脈硬化の図(糖尿病では動脈硬化が急速に進みます。動脈硬化部位に血栓などが詰まると心筋梗塞、脳梗塞など死に直結する虚血性疾患を引き起こします) |
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2−2.アルギニンは糖尿病合併症を予防・改善します! |
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もう合併症は怖くない!合併症は予防・改善できる病気です!
『アルギニン』は最新医学が明らかにした合併症を強力に予防・改善する注目の新成分です! アルギニンは、糖化(グリケーション)を強力に抑えるとともに、抗酸化作用や一酸化窒素作用などにより糖尿病合併症を強力に予防・改善します。 アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません。 【糖尿病合併症のアルギニン療法】 1.糖尿病合併症に対するアルギニンの効果 〔以下のアルギニンの働きは国際的な一流の医学誌や科学誌に掲載された信頼できるデータに基いたものです。詳しくは拙著『超アミノ酸健康革命−21世紀のサプリメント「アルギニン」のすべて』(古賀 弘著、今日の話題社、1,500円)をご覧下さい〕 ●アルギニンは、糖尿病合併症の主な原因と考えられている糖化〔終末糖化産物(AGE)の生成〕を、いま医薬品として開発されている物質(アミノグアニジン*)より強力に抑えました。 *アミノグアニジンは、動物試験および臨床試験で合併症を防ぐ効果が認められましたが、合成化学物質のため副作用が強く現在開発中止中です。 ●アルギニンは、抗酸化作用(活性酸素の害を防ぎます)を示しました(活性酸素は糖尿病合併症を発病したり悪化させる原因の一つと考えられていますので、抗酸化作用は合併症の発病や悪化を防ぐと考えられます)。 ●アルギニンは、糖尿病(高血糖)で障害を受けた血管を改善し、血管を広げ、血液の流れを良くし、血圧を下げました。アルギニンのこれらの作用は、主にアルギニンから生成した一酸化窒素による作用と考えられました。 ●アルギニンは糖尿病で治りにくくなった傷の治りを明らかに早くしました。また、アルギニンは糖尿病での足の血流を促進し、足の温度を高めました。アルギニンは糖尿病による足の潰瘍を治しました。 ●アルギニンは、糖尿病性腎症を強力に予防改善しました。 ●アルギニンは動脈硬化を強力に予防改善しました。 ●アルギニンは心筋梗塞を予防改善しました。 ●アルギニンは脳梗塞を予防改善しました。 ●アルギニンはEDを改善しました。 ●アルギニンは痴呆を改善しました。また、アルギニンは記憶力や学習機能の低下を改善しました。 ●このように、アルギニンは、主に糖化抑制作用と抗酸化作用と一酸化窒素作用によって糖尿病合併症を直接強力に予防・改善することができる初めての成分として、糖尿病合併症の予防および治療に大いに期待されます。 ●アルギニンは、糖尿病で合併症が心配な方、あるいは糖尿病合併症でお悩みの方におすすめします。アルギニンは生体成分(体に必要なアミノ酸)です。アルギニンは安全性が高く副作用の心配はほとんどありません。 2.アルギニンの摂取方法 ●糖尿病合併症の予防や治療には、アルギニンとして1日2〜4g程度の摂取(1日2〜3回に分け摂取)から開始します。1〜3ヶ月程度摂取して効果が弱い場合は増量します。何も問題なければ1日10〜20g程度までは増やしてよいでしょう(上限は1日21g程度と考えられます)。 現在血糖低下剤などで糖尿病を治療している場合は、これらの医薬品とアルギニンを一緒に飲んでも特に問題はないと考えられます。 ≪アルギニンが糖尿病合併症に効果を示す文献例≫ ●アルギニンは糖尿病での血管障害を改善します。 糖尿病患者では、血管の拡張性(弛緩性)が障害されていることが知られています。これが全身の血液の流れを阻害し合併症の原因となっていることが考えられています。 Pieperらは、糖尿病ラット(ストレプトゾトシン惹起糖尿病ラットおよび遺伝性糖尿病BBラット)の血管では内皮依存性(アセチルコリン反応性)血管弛緩反応に障害が起こるが、アルギニンによってそれがほぼ正常まで改善されることを示しました(Eur. J. Pharmacol., 1996; 317: 317-320; Diabetologia, 1997; 40: 910-915)。 Huversらは、網膜症を併発した1型糖尿病患者において、アルギニンの投与は内皮依存性(アセチルコリン反応性)の血流増加を促進することを示しました(Diabetologia, 1995; 38 (Suppl.1): A48)。 ●アルギニンは高血糖による循環動態の異常を改善します。 糖尿病患者では、高血圧、血液粘度上昇、赤血球変形能低下、血小板凝集能亢進、凝固能亢進など循環動態に異常をきたし、それが合併症の原因になることが考えられています。 Giuglianoらは、ヒト(健常人12名)において高血糖(グルコースクランプ法により血糖値は一定に保った状態)により引き起こされた、血圧上昇、足の血流低下、血小板凝集能亢進、血液粘度増加などの血液動態異常はアルギニン投与により完全に回復することを示しました(Circulation, 1997; 95: 1783-1790)。 Piattiらは、2型糖尿病患者にアルギニンを経口投与すると、血流の増加と血圧の低下がみられることを示しました(Diabetes Care, 2001; 24:875-880)。2型糖尿病患者(12人)を2群に分け、一方には食事療法に加えアルギニン(3gを1日3回)を1ヶ月間経口投与しました。他方(対照群)にはアルギニンの代わりにプラセボを投与しました(二重盲検比較試験)。その結果、アルギニン投与群では、血液循環系に改善が見られ、前腕血流は36%増加し、収縮期の血圧は14%低下しました。一方、対照群ではこれらに変化はみられませんでした。 ●アルギニンは糖尿病性神経症の神経血流を改善します。 糖尿病性神経症では、神経に酸素や栄養を供給する血液の流れが悪く、この結果神経が酸素不足や栄養不足になり神経障害を起こすことが考えられています。 Kiharaらは、糖尿病性神経症のラットモデル(ストレプトゾトシン惹起糖尿病ラット)で、低下した神経血流がアルギニンの投与によってほぼ正常レベルまで改善されることを示しました(Exp. Neurol., 1995; 132: 180-185)。 ●アルギニンは糖尿病性腎症の進展を抑制します。 Reyesらは、糖尿病性腎症のラットモデル(ストレプトゾトシン惹起糖尿病ラット)に14週間アルギニンを摂取させたところ、アルギニンを投与しないラットに比べ尿タンパクは半分以下に減少し、腎症の進展抑制効果があることを示しました(J. Am. Soc. Nephrol., 1993; 4: 1039-1045)。 ●アルギニンは糖化を強力に抑制します。 Servetnickらは、アルギニンが糖化を抑制することを試験管内(in vitro)試験で示しました(Amino Acids, 1996; 11: 69-81)。また、その阻害作用の強さは糖化抑制剤として知られているアミノグアニジン(現在糖尿病合併症の治療薬として欧米で開発中)より強いことを示しました。ヒト血清アルブミン(100mg/ml)をグルコース(200mM)と37℃で2週間培養しますと糖化アルブミンが生成されました。この培養系にアルギニン塩酸塩(200mM)またはアミノグアニジン(200mM)を添加し同様に37℃で2週間培養したところ、アルギニン添加によってアルブミンの糖化は約70%抑制されましたが、アミノグアニジン添加によっては約30%の抑制でした。アルブミンはグルコースとの培養によりたんぱく分解酵素(トリプシン)による消化に抵抗する成分(難分解成分)が増加しますが、アルギニンはこの増加を89%抑制したのに対し、アミノグアニジンの抑制作用は66%でした。 ●アルギニンは腎の糖化を抑制し腎症の進展を抑えます。 Lubecらは、糖尿病性腎症動物モデルにおいて、アルギニンが糖化および腎病変の進展を抑制することを示しました(Nephron, 1992; 62: 80-83; Nephron, 1997; 75: 213-218)。糖尿病マウス(糖尿病db/dbマウス*、糖尿病kkマウス**)にアルギニン(50mg/kg体重)を4ヶ月間経口投与し、アルギニンを投与しない場合と比較しました。アルギニンを投与しない糖尿病マウスにおいては、非糖尿病マウスに比べ腎コラーゲン量、腎糖化(AGE)産物(カルボキシメチルリジン、ペントシジン)、腎脂質過酸化産物が増加しましたが、アルギニン投与によってこれらの増加は統計的に有意に抑制されました。また、糖尿病マウスにおいては還元性チオール量が減少(体内に活性酸素が増えたことを示しています)しましたが、アルギニンの投与によってその減少は有意に抑制され正常レベルに保たれました。糖尿病性腎症の特徴である腎重量およびアルブミン尿の増加はアルギニン投与によって有意に抑制され、特に尿中アルブミン量はほぼ正常レベルにまで改善されていました。 *糖尿病db/dbマウス:遺伝的に2型糖尿病を発症したマウス。 **糖尿病kkマウス:遺伝的に2型糖尿病を発症したマウス。 ●アルギニンは糖尿病性腎症を改善します! (Klahr S, Morrissey J. L-arginine as a therapeutic tool in kidney disease. Semin Nephrol. 2004 Jul;24(4):389-94. Review.)
アルギニンは種々の原因で起こる腎障害(腎臓病)を改善することが報告されています。
アルギニンは糖尿病腎症の蛋白尿を減少させ腎症を改善しました。アルギニンは血糖値が高いままの状態でも強力に腎症の改善効果を示しました。アルギニンはほとんど副作用を示しませんでした。
(古賀のコメント)
アルギニンはいろんな原因で起こる腎臓病を改善することがいろんな文献で報告されています。特に糖尿病による腎症を強力に改善します。アルギニンの特徴は、血糖値が高いままで下がらない場合にも腎症を予防改善することです。
●アルギニンは糖尿病患者の脂質過酸化を抑制します。 糖尿病患者では健康な人(健常人)に比べ脂質過酸化(脂肪が活性酸素によって酸化されること)が増加していることが知られており、これが合併症、特に動脈硬化の発症や進展に大きくかかわっていることがいわれています。 Lubecらは、糖尿病患者において、アルギニンが脂質過酸化を抑制することを示しました(Free Radical Biol. Med., 1997; 22: 355-357)。糖尿病患者では健常人に比べ脂質過酸化物の量(尿中マロンジアルデヒド量で評価)が3倍近くまで増加することが見出されました。ついで糖尿病患者(30名)にアルギニン(1gを1日2回)またはプラセボを3ヶ月経口投与したところ、アルギニン投与群では脂質過酸化物の量が有意に減少し、ほぼ正常レベルまで改善しました。また、アルギニンの投与を止めると脂質過酸化物の量は投与前のレベルまで増加しました。 ●アルギニンは糖尿病で治りにくくなった傷の治りを早めました。 アルギニンはやけどやけがや手術の患者の傷の治りを早くすることが知られていることから、糖尿病でも同様に傷の治りを早くするかどうかが検討された。 糖尿病ラット(ストレプトゾトシン惹起糖尿病ラット)の背中に傷をつけアルギニンを投与したところ、アルギニンを投与したラットでは投与しないラットに比べ傷の直りが有意に促進されました(Wound Repair Regen., 2003; 11(3): 198-203)。 ●アルギニンは糖尿病患者の足の血流を増やします。 Fosselらはアルギニンを含むクリームが2型糖尿病患者の足の血流を増やすことから糖尿病性壊疽に効果がある可能性を示しました(Diabetes Care, 2004; 27(1): 284-285)。血管拡張作用を有する一酸化窒素の前駆物質でアミノ酸の一つ「アルギニン」を含むクリームを13人の2型糖尿病患者に投与した。アルギニンは糖尿病患者の足の血流を35%増やし、親指の温度を8℃高めました。このことから、アルギニンは糖尿病患者における神経症や動脈硬化症による足の潰瘍(壊疽)を治療できる可能性が示されました。 ●アルギニンは糖尿病による足の潰瘍を治します! (文献:Arana V, Paz Y, Gonzalez A, Mendez V, Mendez JD. Healing of
diabetic foot
ulcers in L-arginine-treated patients. Biomed
Pharmacother. 2004 Dec;58(10):588-97.)
Aranaらは、アルギニンが糖尿病による足の潰瘍をほとんど治すことを報告しました。アルギニンは、血糖をコントロールし、合併症を抑えることが動物や糖尿病患者で明らかにされています。また、動物や人でアルギニンが血を固まりにくくし、血液の流れを良くすることも示されています。そこで糖尿病患者でアルギニンが足の潰瘍を改善するかどうかが調べられました。
糖尿病患者が3つのグループに分けられました。Aグループ(11人)は潰瘍の無い患者で対照として用いられました(アルギニンは投与されない)。Bグループ(11人)は足に潰瘍ができていましたがアルギニンは投与されませんでした。Cグループ(11人)は足に潰瘍がある患者で、アルギニンが潰瘍を起こしている足の皮下に投与されました。アルギニンを投与されたCグループの8人の潰瘍はほとんど治りました。残りの3人は住所の変更のために試験を終了することができなかったが途中経過では潰瘍の改善が見られました。これらの結果からアルギニンは糖尿病による潰瘍の優れた治療法になることが明らかとなりました。
(古賀のコメント)
アルギニンは適切に飲めば、糖尿病の血糖値をコントロールし、また、合併症の原因である糖化そのものを抑えて合併症も抑えることが期待できる、現在使用できるほぼ唯一の成分です(アルギニン以外では、医薬品も含めこのような働きを持つものは現在ほとんどありません)。
糖尿病による足の潰瘍は、糖尿病によって神経症と動脈硬化と免疫低下が進んだ結果表れてくるもので、神経症によって神経が麻痺し、けがをしても分からなくなります。また、免疫力が低下しけがをした部位が治りにくくなってきます。そして、動脈硬化が進んで血液が流れにくくなり、また、糖尿病患者の血液は固まりやすくなってさらに血液が流れにくくなり、末端が栄養不足や酸素不足になって潰瘍がさらに治りにくくなり、これが進行して壊疽になってしまい、最後には足を切断しなければならなくなってしまいます。ところが足の潰瘍や壊疽に良く効く薬は残念ながらありません。また、薬では副作用も心配です。
アルギニンは、動脈硬化を改善し、血液が固まりやすくなるのを防ぎ、免疫力を高めますので潰瘍を改善する可能性があります。また、神経症も改善することが期待できます。また、生体成分のため副作用の心配もありません。この文献は、糖尿病による足の潰瘍をアルギニンがほぼ完治させたことを示しています。アルギニンは皮下に投与されましたが、アルギニンは経口投与でも速やかに吸収され注射と同じくらいに働くことが別の目的での試験から示されていますので、アルギニンは飲んでも潰瘍に十分効果を示すことが期待できます。
●アルギニンの動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、ED、痴呆の予防改善作用については該当する他のサブページをご覧下さい。 ◆◆図.アルギニンは糖尿病合併症を強力に予防・改善します◆◆ ●私たちが毎日食べる炭水化物(ご飯、麺類、糖分など)は消化されてブドウ糖などの糖になり体に吸収されます。ブドウ糖は吸収されて血液中に移行すると膵臓からインシュリンが分泌され、インシュリンの働きで体の各組織(筋肉、脂肪組織、肝臓など)に取り込まれ、エネルギーとなって消費されます。エネルギーに使われなかったブドウ糖はグリコーゲンや脂肪になって蓄えられます。 ところが膵臓からのインシュリンの出が悪かったり、インシュリンの働きが悪いと、ブドウ糖は体の各組織に取り込まれにくくなり、ブドウ糖は血液中に残り血液中のブドウ糖の量が異常に多くなります(つまり血糖値が高くなります)。これが糖尿病です。 ●ブドウ糖には、エネルギーに使われる体に良い善玉糖*と、悪さをする少量の悪玉糖*があります。悪玉糖はタンパク質や脂質や遺伝子(DNA、RNA)に化学的に容易に結合して、これらの働きを阻害したり消失させたりします。またこの結合は糖化(グリケーション)と呼ばれていますが、糖化したもの(糖化物)は活性酸素を生成したり体を障害する物質(炎症物質など)を出したりします。これによって、体の細胞や組織や臓器が異常を起こします。 糖尿病で血糖値が高くなると、悪玉糖も増えて糖化がどんどん進行していき、体のあちこちが異常を起こします。これが合併症です。 ●『アルギニン』は、悪玉糖をやっつけて糖化を強力に防ぎ、合併症になるのを防いだり、合併症を改善したりします。また、その一酸化窒素作用、抗酸化作用などによって、合併症の進行を強力に抑えます。 アルギニンは生体成分のため副作用の心配はほとんどありません(実際副作用はほとんどありません)。 *『善玉糖』および『悪玉糖』という名称は、本ホームページ責任者古賀によって名付けられたものです。 |
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| 3.お知らせ(ホームページ責任者、参考図書) |
【ホームページ責任者】 古賀 弘 Eメール:kogahrs555@nifty.com TEL:048-684-9988 FAX:048-684-9988 健康コンサルタント 薬学博士 日本抗加齢医学会正会員 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【参考図書】 「アルギニン」についてもっとお知りになりたい方には次の本(拙著)をお薦めします。本書は本邦最初で唯一の一般向けアルギニン参考書です。 本書のご購入ご希望の方はインターネット書店(Amazon.co.jpまたは紀伊国屋書店)または全国の書店でお買い求め下さい。 『超アミノ酸健康革命−21世紀のサプリメント「アルギニン」のすべて』(古賀 弘著、今日の話題社、1,575円(税込)) |
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リンク集 |
おもいっきりテレビ |
『おもいっきりテレビ』のホームページです。最新の健康情報(糖尿病、動脈硬化など)について分かりやすく解説してあります。過去の放送テーマを見ることができます。
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ためしてガッテン |
『ためしてガッテン』のホームページです。最新の健康情報(糖尿病、動脈硬化など)について分かりやすく解説してあります。過去の放送テーマを見ることができます(キーワード検索もできます)。
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(ホームページ開設日2003年7月) |
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