FCZ研究所6m AM ポケットトランシーバー(寺小屋#067)「コンサドーレ号」
#### 98 MH QRP コンテストにて105,000km/Wを達成! ####
(有)FCZ研究所で発売している寺子屋シリーズ#067の6m
QRP AMポケットトランシーバーです。パーツ、穴あけ加工済みのケースがそろっているキットです。左が外観で、右が内部の写真となっています。

【FCZ#067の概要】
送信周波数50.620MHz1波固定の出力10mWのAMトランシーバーです。このトランシーバーは、変調器のICの出力を終段に直結してAM変調をかけているのが特徴です。受信部は、超再生検波のレフレックスストレート受信機です。
このポケトラはその昔、一世を風靡した3A5トランシーバーの現代版と言えると思います。受信機の選択度の悪さと送信周波数が1波のみという点が、運用面での難点と思いますが、Esで1,759km、グランドウェーブで310km、このポケトラ同士で825kmの交信が記録されています。
【ブロックダイアグラム】

【主な定格】
| [送信部] | |
| 送信周波数 | 50.620MHz |
| 電波型式 | A3(AM) |
| 送信出力 | 10mW |
| 変調方式 | 終段コレクタ変調 |
| [受信部] | |
| 受信周波数 | 50.620MHz |
| 受信方式 | 超再生レフレックス方式 |
| 受信感度 | 1.0μVの信号を受信可能 |
| 選択度 | ±100kHz以上(-6dB、聞き感) |
| [一般仕様] | |
| 定格電圧 | DC 9V |
| 消費電流 | 受信無信号時 1.5mA(実測) 送信無信号時 22mA(実測) |
| 使用半導体 | 2FET 1TR 1IC 0Di |
| 外形寸法 | 52(W)×36(D)×82(H)(mm) |
| 重 量 | 140g(電池含む、実測) |
このポケトラの外側を赤に、内側を黒に塗装したのが以下の写真で、『コンサドーレ号』と名付けています。 コンサドーレ札幌は北海道のサッカーJリーグ1部チーム(2012年現在)で、チームカラーが赤と黒であることから、外を赤、中を黒で塗装し、インクジェットプリンターで作成した旗とマスコットキャラクターのシールを貼りました。
【コンサドーレ号の外観】

【2001.01.31現在までの交信実績】
4,8エリアの5局とQSOしました。1998年8月3日に4エリアとQSOしたことにより、総消費電力1Wあたり、5,308km/TotalPower、送信出力1Wあたり105,000km/Wを達成しました。また、1998年モービルハム誌主催のMH
QRPコンテストにもエントリーしました。
QRPクラブ発行の1,000km/Total Power賞(約89kB)
【98MH QRPコンテストでの参加記録】
| 交信日時 | 1998年8月3日22時18分 |
| 相 手 局 | JL4GTO(鳥取市) |
| 出 力 | 10mW(コンサドーレ号使用) |
| 交信距離 | 1,050km |
| km/W | 105,000km/W |
MH QRP コンテスト参加賞(約66kB)
FCZ寺子屋#067は(有)FCZ研究所から7,350円(送料、税込、1997年5月現在)で販売していましたが、現在は通信販売の取り扱いを終了しています。インターネットではキャリブレーションでFCZ研究所のキットを扱っているようです。
JR8DAG 菅野 正人(KANNO Masato)