小型スタンドマイク(STM-2)

2005.01.12新規作成 / 2006.12.20更新

 ◎はじめに
 当局の製作した自作機やミズホのピコシリーズに組み合わせる小型スタンドマイクです。QRP運用を効率よく行えるようにいくつかの機能を付加しました。名称のSTM-2は当局が製作したスタンドマイク2号機の意味です。

 ◎本機の主な特徴
(1) 小型である(100×30×70mm,突起物除く)
(2) 平均変調度を上げるためのマイクコンプレッサを装備
(3) QRPでは相手に聞こえる信号が弱くなりやすいため、送信の終了を確実に伝えるためのスタンバイピー装備。

 ◎回路
 マイクコンプレッサはFCZ研究所の寺子屋シリーズ#111マイクコンプレッサのキットを使用しました。このキットは3Vで使用する設計になっています。そのため、エミッタに10Ωの抵抗を入れて利得を下げて9Vに使用できるようにしています。
 スタンバイピーは嘉穂無線のエレキットNT-4スタンバイピーの回路を使用し、送信から受信に切り替える際に約2kHzの信号を発振させます。電源は3Vから動作するらしいのですが、単5電池2本ではうまく動作せず、9Vの電源に変更しました。
 時計は当時数100円で入れたものをマジックテープで取り付けていましたが、しばらく運用しなかったので無くなっています。これは、現在は100円ショップで手に入るものを取り付ければ良いかと思います。
 マイクのゲインはVR1、スタンバイ・ピーの送信時間はVR2で調整します。

 ◎部品について
 FCZ研究所のマイクコンプレッサは(株)キャリブレーションから入手可能ですが、嘉穂無線(エレキット)のスタンバイピーのキットは入手はできないようです。
 ダイオードのMA150は1S1588、1N60は1SS106、2SC1815は2SC945等の汎用トランジスタが使用できます。
 ケースはタカチ電機のYM-100(100×30×70mm)を使用しました。スイッチはケース可能のしやすさを考え、トグルスイッチを使用し、特に送受切換は中立OFF、片側はねかえりのスイッチを使用して操作性の向上を図りました。

 ◎その他
 マイクについては、写真のように、3D-2Vの同軸ケーブル、コンデンサマイク、2.5mmのプラグ、マジックインキのキャップを使用して、写真のとおり製作しました。

 ◎更新情報
2006.12.20 回路図を修正しました。マイク入力のコンデンサがありませんでしたので削除しました。

JR8DAG 菅野 正人(KANNO Masto)
回路図はこちらです(circuit,17kB)
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STM-2の外観(exterior)
レタリングが一部はがれています。
最近は使用していなかったので、
時計がありませんが、100円ショップの
ものを利用するのが良いと思います。
内部の様子(interior)
左がマイクコンプレッサ
中央がスタンバイピーです。