プリウスの冬装備(雪対策)

 現在、この電電号が運行している地区は、冬季には一晩で50cm以上の積雪も珍しくない。そのような環境下で、安全かつ確実に車両を運行させるには様々な装備・搭載品が必要である。
 (参考リンク:プリウスを取り巻く冬の環境

◎ 寒冷地仕様
 購入記でも述べたとおり、寒冷地仕様には「ワイパーモーターの強化」「すぐ暖まる車内ヒーター」や「リヤガラスヒーター連動のドアミラーヒーター」などがついており、これらはいずれも非常に実用的である。特に車内ヒーターは雪落とししたあと車内に乗り込むとそのありがたみを強く感じる。また、ドアミラーヒーターも後方視界を確保する上で有効である。ドアミラーなら手で雪を払えばよい、というのは雪国では通用しない。窓を開ければガラスに付着している雪が車内に倒れこんでくるし、ちょっと駐車しているだけであっという間に雪がミラー面にこびりついてしまうからだ。その意味において、寒冷地では窓を開けずにすむETCも価値が高い。

◎ 冬用ワイパーブレード冬用ワイパー
 普通のワイパーと違って金属部分が全てゴムで覆われているものである。通常のワイパーだと極低温時に金属部分が冷え切ってしまい、雪が付着してどんどんフレームが雪で太ってしまう。 このワイパーであればそのようなことはまず起こらない。プリウスのワイパーはガラス面が大きいからか非常に長さが長く、左右セットで6000円くらい。 ご当地でもさすがに冬にならないと入荷しない。写真は新製品と呼ばれるワイパーゴムの交換が可能であるタイプ。

◎ 雪払い棒雪払い棒
 ご当地では1本500〜1000円くらいで様々なサイズのものが売られている。これなしに車両に積もった雪をどかすのは困難である。よく、屋根に雪を満載して走っている車を見かけるが、これは迷惑以外の何者でもない。重量や空気抵抗の面だけではなく、走行中に落ちて後方の車に当たることすらある。屋根に雪を積んでいて風情 があるのは「上野駅で見かける北国からの長距離列車」だけである。

◎ 曇り止め・解氷剤・懐中電灯
グローブボックスにぜひ3点セット グローブボックスに放り込んでおきたい3点セット。
 曇り止めはよくあるスプレータイプのもの。もちろん、窓の内側を拭くためにある。きれいなタオルも忘れずに。よく「プリウスは車内ガラスが曇りやすい」と言われるが、 冬季実際に使用してみた実感としては、「デフロスタ(もしくはデフロスタ+下方吹出し)」+「外気取入れ」にしていればエアコンをかけなくても曇ることはな かった。むしろ夏の降雨時の方が曇る傾向にあった。
 解氷剤は、氷削り板でもどうにもならないような氷結状態の際に有効である。もちろん、お湯をかければもっとも早いのだが、なかなかお湯が確保できる場所に駐車しているとも限るまい。これをかけてしばらくすると随分楽に氷をどかすことができる。
 また、懐中電灯はいざという時に電池切れで使えないということがないように、3ヶ月に一度程度は実際に点灯させて確認するとともに、電池にサインペンなどで使用開始年月を明記しておくと管理しやすい。

◎ 非常用セット(ブースタケーブル・牽引ロープ他)
 こちらはトランクに放り込んでおきたいもの。トランク装備品
 ブースタケーブルや牽引ロープは寒冷地に限らず搭載しておきたいものだ。ただ、雪の中ではトラブルが起きる可能性が高いし、そんな時ほどこれらのありがたみは倍増する。
 ヘルメットは降雪や降雨の時、少しでも快適に作業を行ない、風邪を予防するのに役立つ。もちろん受傷事故防止のためにもなる。
 また、軍手とは別にゴムなど水分を通さない素材でできた手袋を用意したい。人間の体温のおかげで軍手についた雪が融けて水分となり、ますます指先がかじかんでしまうのは経験してみなくても想像できるだろう。これらは作業着を扱うショップに行くと実用的で色々なデザインのものが安価で売られている。
 受傷事故防止のために可能であれば反射チョッキも1枚積んでおくと万全だ。複数名乗車の時にトラブルが発生した際は、車両後方に1名がこれを着用、他車両の誘導をしてもら おう。これで乗員のみならずそこを通行する第三者の命も守ることができる。
 スコップは埋もれた車を掘り出すためではなく、脱出困難になった時に進路前方の雪をどかしたりならしたりするためのものである。プラスチック製が軽くて扱いやすい。折りたたみ式のものは場所をとらない。

◎ アルテッツア用ラジオアンテナアルテッツアアンテナ
 プリウスマニアでは有名なアンテナ。長さが短いので立体駐車場などで重宝する。冬季は屋根上に積雪がたまり、最悪アンテナが折れることがある。アルテッツアアンテナ装着状態雪国では冬季に鉄棒や滑り台、ブランコを撤去するほど積雪の力はすごい(正確には降った雪がしまって密度がだんだん大きくなり雪の下部になるほど圧力がかかる)。
 アルテッツア用アンテナ(部品番号86309−53010 値段1900円くらい)は寸法が短いだけではなく、太さもある程度あるため、積雪時に取り付けっぱなしでも折れたりすることはなさそうだ。感度低下もあまりない。

◎ 足マット・雪かき足マット
 ゴム製のもの。雪国でないところでも、梅雨時などに便利である。これがないと車内が水浸しになること請け合いである。
 雪かきは、ガラスにこびりついた雪や氷を削り落とすために使用する。
 

 

 

 

◎ ブレーキ解除表示票手歯止め使用抑止票
 雪国ではハンドブレーキ(プリウスの場合は足踏みだが)をかけたまま駐車しておくと、凍り付いてブレーキが解除できなくなることがある。マニュアルトランスミッションの車では、ハンドブレーキを引かずにギヤをバックや1速に入れて転動(勝手に転がりだすこと)を防ぐ。プリウスの場合、ブレーキがかかっているのかどうなのかわかりにくいので、ブレーキ解除中の表示票を作ってみた。

 

◎ 長靴おまけ 長靴
 雪国ではもはや当たり前。駐車場などでは消雪パイプのためびしょびしょになっていることも多く、日常的に着用。この地区を通る長距離トラックの運転手など、チェーン着脱のために常時車内に積んでいる人も見かける。

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