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このタグについて
ここでは<basefont>タグについて少し触れようと思います。別に取り立てて言うこともない、非推奨のタグですが、非常に特殊なタグです。予め断っておきますが、以下の話は全てInternet Explorerにおいてのもので、ネスケではまったく動作しません。
まずこのタグはインラインの空要素ですが、id属性を設定できるため、スタイルシートを適用することが出来ます。ほかにも空要素で共通属性を持っているタグは<br>や<input>などいくつかありますが、<br>については設定することに殆ど意味がありませんし、<input>についてはご想像のとおり、テキストボックスの中身に適用されます。従って、後に続く要素に影響を与えられる、空要素のタグは<basefont>だけと言えますね。これはCSSの根本を覆すありえない現象で、このタグが非推奨であるのも当然といえます。
本来はsize,face,colorの3つの属性しか指定できませんが、スタイルシートの適用により少し自由度が広がります。
例えばbackground-color属性ですね。<p>などのブロック要素では、この属性を設定すると文字のあるなしに限らず、ボックス全体を塗りつぶします。文字のあるところにだけ塗りつぶしを適用したい場合には、<p><span style=〜>〜<span><p>という冗長な表現をしなければなりませんが、このタグを最初に記述すれば一発ですね。空要素であるこのタグのメリットの1つだといえます。
長々と解説してきましたが、実際のところbackground-color属性以外は<body>にスタイルシートを設定する一般的な方法で解決しますね。さらにデザイン的にbackground-color属性をこのような用法で使用する場面は非常に少ないと思われます。従って実用性の程は皆無です。悪しからず。ですが、HTML3.0くらいの時の中途半端なタグの名残と思って愛でていただければ幸いです。
また、サンプルは上で説明したbackground-color属性について比較検証をする文例となっております。システム識別子を記述しても変化がないあたり、神秘さが増すタグですね。
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