Salon de Jewelry Star誕生秘話 その8

1996年12月23日

がお客さんたちとおしゃべりしたり応対したりしているのを見ながら、 は薄日の差す廊下でほとんど何も出来ずつっ立ったままであった。 商品を見にいらしている方々とちらっと目が合うと にこっとわけの分からない愛想笑いをしてすますのが精一杯・・・
さて、午後3時ごろだったろうか。電話交換手のおばさん(一部お姉さん)たちは休憩時間らしく3、4人が商品を見ていた。 その中の一人が気に入ったものがあったと言うことで購入を決めてくださった。 ところが 母が商品を包装しながら何気なく、独立して今日から新しいお店になったことや、 前に勤めていた会社の名前などを口にすると、急に 態度をガラッと変えて
「あら、あなた ○○○(母が前にパートをしていた会社)の人なの? 私、あそこでひどい目にあったのよ。あら、やだ。 こんな所から宝石買いたくないわ!」
っと言ったかと思うと プイッと背中を向けて足早に去って行ってしまったではないか!
ひぇ〜。私は内心すっごくびびってしまった。今の今迄気に入った商品があったといって喜んでいたのに・・・。
売れそうなものがいきなり売れなくなってしまったということにも私はすごいショックを受け、 「あの人が何か悪いうわさをたててお店の商品が売れなくなったらどうしよう・・・」と思いっきりマイナスになってしまった。
ところが母は「ああいう人はほおっておけばいいの。いちいち気にしてたらやってらんないのよ。」と動じもしない。
あとで聞くと文句を言ったりいちゃもんをつけて返品したがったり理屈の通らないような事を言う人は時々いる、 そんな些細なことにいちいちマイナスになっていられない、と言うのだ。
逆にどんなこともお客様から教えて頂いたと思ってプラスにとる。それの繰り返しなのだろう。
目の前で母の経営者としての芯の強さを見たような気がした。

教訓8:何が起こってもマイナスには考えない。プラス思考が大切。

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