宝石についてのミニ知識

もっと知りたい、素敵な宝石のこと

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「宝石を最も美しく見せるカットって一体どういうカットなのでしょうか・・・?」
そんなお問い合わせを頂きました。カットされていない原石は、まるで鉱物の標本。
それが美しくカットされることでみるみる輝きを増していく。宝石の価値はカットで
決まるとも言われるくらい、今回は宝石ならではの輝きを引き出すカットのお話です。

**尚、コメントの半分くらいは娘の独断です。あしからず・・・**

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まずは、ダイヤモンドにより美しい輝きを与えるために発明された「ブリリアントカット」です。 もちろん、今ではダイヤモンドだけに用いられるわけではありませんが、 その精密さは全くもって職人芸というしかありませんね。

ラウンド
ブリリアントカット

17世紀末ごろに発明されたラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの美しさを一番に引き出す58面体。 このカットの善し悪しでダイヤモンドの輝きが決まるといってもいいくらい。 やっぱり完成度の高いこのカットはダイヤモンドが一番お似合い、婚約指輪としてもポピュラーですね。 理想のプロポーションはこちらを参考にしてね。
このカットを好む女性はステータスを重んじる正統派で常識人。 冒険より安定した生活を好む家庭的な女性が多いんじゃないかしら。
お写真は脇にメレダイヤを配したゴージャスな逸品で、中石は1カラットの大粒です。
ハートシェープカット

ハートシェープブリリアントカットとも言われるハート型。 形に惹かれて選ぶ女性も多いようですね。 ダイヤモンドでも多く見かけますが、ファッション性があり、なんといっても「ハート」というその形から、 情熱の赤い宝石、ルビーでも最近は多く見られますね。
このカットを好む女性はロマンチストで夢見るお嬢さん。 ハートの形を見るだけでなんだか胸がどきどきしちゃう、きっと素敵な恋をつかめるはず! なんて思ってしまうあなたにぴったり。
お写真は1カラットのハートシェープカットのダイヤモンドを柔らかなフォルムで仕上げたなかなか繊細な逸品です。
ペアシェープカット

ペアシェープブリリアントカットとも言われる洋梨型。 涙のしずくにも似て、ティアドロップと言った方がわかりやすいかもしれませんね。 ちょっとはかないような、それでいて自己主張しているこのカットを好む女性は活発で外向的な女性。 社交的で多くの人の中でも自然とリーダーシップを取っていると思いますよ。
お写真はペアシェープカットのダイヤモンドが涙の雫のようにこぼれそうな大胆なデザイン! また、このデザインはアクアマリン、アメシストなど大ぶりのデザインを楽しめる半貴石にも好まれ、 デザイン的にも胸元に映えるため、ペンダントトップとしても人気がありますね。
マーキーズシェープカット

マーキーズブリリアントカットとも言われるスレンダーなカット。 このカットを好む女性は他の人と同じものは持ちたくない、という自分なりのおしゃれを楽しむ個性派じゃないかしら。 いろんなことに挑戦し、仕事も恋も結婚もエンジョイしなくっちゃ損っていうくらいの意気込みで何事にもチャレンジ!
お写真は1カラットのマーキーズカットに1.4カラットのダイヤ4つを組み合わせた贅沢な逸品です。
小粒のマーキーズはサファイアやルビーといった貴石の周りにサイドストーンとしてゴージャスさに華を添えるように配置されることも多いですよね。
オーバルシェープカット

オーバルブリリアントカットとも言われる楕円形。 このカットはサファイアやルビーと相性がよく、飽きのこないデザインで婚約指輪としても好まれますね。 ベーシックな形ですから他の宝石のカットにもよく使われ、もしかしたら一番目にするカットかもしれません。 最近はこの楕円形を横向きにセットするデザインの指輪も多く見かけ、楽しみかたのバリエーションが増えましたね。
このカットを好む女性はオーソドックスな中にも自分らしさを見つけようとする真面目な女性。 仕事や恋愛についても自分なりのポリシーを持ち、何事もきちんとこなすしっかり者、という感じかしら。
お写真はオーバルカットの両脇にマーキーズを配し、洗練されたデザインに仕上がっています。
プリンセスカット

プリンセスブリリアントカットと、言われるのかどうか、実はよく分からないのですが、 ブリリアントカット同様、58面体なのです。 1970年代後半に開発された新しいカットで、その名の通り、プリンセスの名にふさわしい 凛とした美しさを感じさせるカットですね。正方形にカットされていますが、エッジが欠けやすい点に要注意。 このカットを好む女性は目立ちたがり屋でちょっとお転婆なプライドが高い女性。 そうね、「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンがお似合いじゃないかしら。
お写真は脇にメレダイヤを配し腕にひねりを加えた1カラットのプリンセスカット、ほら、やっぱりお転婆なあなたにぴったり。

さて、お次はその他の宝石によく用いられるカットです。

エメラルドカット

言わずと知れたエメラルドカットはエメラルドの輝きを最大限に引き出すために屈折率を計算してカットされています。 エメラルドの深いグリーンの色合いもカットによってその美しさが増すんですね。
かちっとした四角いこのカットを好む女性は几帳面で理性的な女性。 性格的にも強く女性のあこがれかもしれません。 そう、あのエメラルドを愛したクレオパトラのように・・・。
お写真はシンプルなゴールドの枠によって、シャープなエメラルドカットがより映えるデザイン。 1カラットの中石の脇のメレダイヤが豪華さに花を添えますね。
テーブル面が広いので大ぶりの半貴石にも好まれるカットですね。
カボションカット

光の屈折率を最大限生かしたダイヤモンドでは見られませんが、ムーンストーン、キャッツアイ、 オパールなど不透明な色合いの宝石によく用いられるカットです。 またキャッツアイのシャトヤンシー効果、ムーンストーンのシラー効果、 スターサファイアのスター効果など、宝石内部の結晶に反射する光のいたずらを楽しむことができるのもこのカットならではですね。
このカットを好む女性は遊び心を知っている小粋でおしゃれな女性。
カボションに研磨することで宝石が本来持つ色を鮮やかに見せますので、 ルビーやサファイアなど色がはっきりした貴石に用いると印象が強まりますね。 と言いながら、お写真は意外にもエメラルドのカボションカットです。 白蝶貝との組み合わせで上品に仕上がっていますね。

いかがでしたか?
最近はカットのバリエーションも増え、 元々はダイヤモンドのためのカットが他の宝石にも用いられたり、その逆だったり、 あるいは2種類のカットをミックスしたり、と 宝石の楽しみ方も様々ですね。
宝石をより輝かせるためのカットが、 デザイン性も重視しながらおしゃれにエレガントにゴージャスにどんどん進化していって、 これからも次々と新しいカットが生み出されるのでしょう。
皆さんもいろんなカットを楽しんで見てくださいね。


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