マーシャ さいとう美帆
ドロッセルマイヤー ゲンナーディ・イリイン
シュタリバウム 内藤博
シュタリバウム夫人 湯川麻美子
フランツ 大和雅美
道化 グレゴリー・バリノフ
人形 高橋有里
黒人 江本拓 他
クリスマス・イヴ。雪の舞う中をシュタリバウム家に向かう客人たち。屋敷の中には美しく飾り付けられた大きなクリスマス・ツリー。「なかなか雰囲気があっていいわ〜」と、ひとまず感心した途端……またしてもヅラかよ?
ま、金太郎のようなおかっぱ頭(男の子役)までは我慢できるが、クリクリ縦ロール(紳士役)はどうよ?
あと、ピンクが基調の衣裳(砂糖菓子をイメージしている?)もかなり違和感あり。あの手の色合いは日本人の肌の色には難しいと思うぞ。舞台美術は豪華で、しかも、ディテールも原作に忠実(ふくろうの時計とか)なのに、残念だわ。
マーシャのさいとう美帆、おっとりとした愛らしさ。変に幼く作り込んでいないのは好印象。ただ、ドロッセルマイヤーと踊るシーンは、もう少し子供らしさがあってもよかったかも。
フランツの大和雅美、腕白ぶりがお見事! ちなみに、女性ダンサーが男の子を演じるのはいいンだけど(溌剌としてキュート)、女の子を演じるのはちょっと無理があるような。過剰なぶりっ子が若干名おりました。
人形の高橋有里、人形振りもダメだが、それ以上に見た目がイタい。薹が立ったフランス人形、下手なコスプレ、ショーパブのおかま……(すみません、ファンの方)。とにかく、金髪ヅラとピンクの衣裳がまったく似合っていないのよ。
道化のグレゴリー・バリノフもイマイチ人形ではなかったが、可愛いので許す。
ドロッセルマイヤーのゲンナーディ・イリインは、その容貌も手伝って雰囲気はいい。原作と違って毒気は薄いが、家族連れが多い客席にはちょうどいいかも。
ところで、お客たちが帰った後、フランツとマーシャ兄妹の他にもうひとり女の子が残っていたような。フランツと腕を組んで捌けていったが、あれは誰?
もしかして、シュタリバウム家は三人兄妹なのか?