ニキヤ ポリーナ・セミオノワ(20日)
ディアナ・ヴィシニョーワ(28日)
ソロル アルテム・シュピレフスキー(20日)
ウラジーミル・マラーホフ(28日)
ガムザッティ ヴィアラ・ナチェーワ(20日)
ベアトリス・クノップ(28日)
ダグマンタ アレクセイ・ドゥビニン
大僧正 アンドレイ・クレム
黄金の仏像 マリアン・ヴァルター(20日)
ライナー・クレンシュテッター(28日) 他
黄金の仏像はマリアン・ヴァルターとライナー・クレンシュテッター。どちらもテクニック的には踊れているが、ケレン味が足りないというか、端正過ぎるというか。とは言え、登場の仕方(台座ごと真ン中からパカッと開いて、そこからダンサーが登場)はかなりユニークでした。装飾は仏像らしかったわ……って、仏像?
あれ? ヒンドゥー教じゃないの?(ま、宗教的なツッコミは、こちらも深い知識があるわけではないので止めておきましょう)
ガムザッティとソロルの結婚式では、ソロルがかつてニキヤに贈った白いヴェールが重要なモティーフとして使われる。つまり、犯人を告発するわけで。ニキヤの幻影からヴェールを受け取ったソロルは、そのままガムザッティに渡してしまう。すると、真っ白なヴェールが血に染まり、それを見たソロルは初めてニキヤが誰に殺されたのか理解する。ソロル、マヌケ過ぎ(泣)。それに、2幕で実際に指示をするのは父親の方だから、あまり効果的な演出とも思えない。
寺院崩壊は、結構、派手でしたね。チカチカと点滅する光に、すんごい勢いで流れ込むスモーク。でも、テグスがハッキリ見えちゃっているンだな。それに、出演者が逃げ惑いつつセットを動かしていたり(笑)。
最後は、崩壊した階段の上に佇むニキヤと跪くソロル。ふたりは白いヴェールを手にしており、永遠に結ばれましたとさ、めでたしめでたし……って、ホントか?
オーケストラは信じられないぐらい下手(東京も神奈川も変わりなく下手だったので、回数を重ねればよくなるわけでもないのね)。
ちなみに、プログラムによると舞台はゴルコンダ。デカン高原東部を支配したイスラム王国で、15世紀末から16世紀初めにかけて成立し、17世紀後半にはムガール帝国に滅ぼされたそうな。ってことで、やはり宗教的にはヒンドゥー教だと思われ。今まで「何の宗教か?」なんて考えたことなかったが、これもあの「強大な象をかたどった装置」のおかげね。