KL5C8012について
ここでは、KL5C8012について、概要を説明します。
- ・性能
-
ザイログ社Z80とオブジェクトコードレベルで完全にコンパチブルです。
最高動作周波数10MHz
Z80の同クロックCPUと比べて平均で約4倍の命令処理能力を持つ
MMUを内蔵し、アドレス空間を1Mバイトまで拡張
- ・Z80と同じに使ってみよう
-
KL5C8012はMMUで1MビットのROMやRAMをアクセスできますが、一度に見える領域は、
普通のZ80と同様64kバイトです。Z80と同じように32kバイトのROMと32kバイトのRAM
を接続すれば従来のZ80システムと同じ構成で4倍のスピードのものができます。
では、LSIC−80の例でZ80と同じようにアクセスできるようMMUを設定してみましょう。
RAM後半は内部の高速RAMと重なり、512バイトは高速にアクセスできます。
物理的な配置は、以下のようになります。

スタートアップルーチンの例(スタックポインタとMMU・ポートの初期化後メインにジャンプ)
パラレルポートAは出力に、パラレルポートBは入力にそれぞれ設定しています。
CSEG ; プログラム領域
org 0
ld sp, 0fff0H ; スタックポインタの初期化
ld a, 1FH ; Z80と同じマッピングにする(0-7fffH:ROM, 8000-ffffH:RAM)
out ( 6 ), a ; R1,R2,R3なし
; ポートA初期化
ld a, 00000000B
out ( 2cH ), a ; P0-P7 出力初期化
out ( 2eH ), a ; P10-P17 出力初期化
ld a, 11111111B ; P0-P7 出力にする
out ( 2dH ), a
ld a, 11111111B ; P10-P17 出力にする
out ( 2fH ), a
; ポートB初期化
ld a, 00000000B ; ポートBすべてを入力にする
out ( 33H ), a
ei ; 割り込み許可
jp main_## ; メインへジャンプ
end
下へサンプルなどを掲載しておきます。学習などにどうぞ。
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