PCモニタ
最終更新 2003.08.22
- ・概要
-
会社のタワー型パソコンはファイルサーバとして使っています。5インチベイが余っていて、ちょうど
パソコンの内部温度(任意の場所)が外からわかればいいなあと思っていました。
市販品で温度などが計測できるものも発売されていますが、ここは自分で作ってしまおうということで、
5インチベイに収まるようにして、ちょっとグラフ表示なども加えてみました。
筐体はファンつきHDDマウントを改造し、ファン部分にはLCDを埋め込み、基板はスペーサをアロン
アルファで接着してネジで固定しました。
センサ(LM35DZ)はハンダづけ後エポキシパテで成形しました。
- ・仕様
-
| 計測項目: |
5V電源電圧,12V電源電圧,温度2CH |
| 計測精度: |
電源電圧 ±0.2V程度 |
|
温度 ±1℃程度 |
| 計測可能範囲: |
5V 0.0〜5.0V |
|
12V 0.0〜15.0V |
|
温度 0.0〜64.0V |
| グラフ精度: |
横グラフ 50段階(A/D値20に1段階) |
|
縦グラフ 10段階(A/D値100に1段階) |
画面
全体は、こんな構成になっています。

パソコンに組み付けた状態(横グラフ)です。

パソコンに組み付けた状態(縦グラフ)です。

- ・開発環境
-
コンパイラ:ハイテック社 PICCコンパイラ Ver7.86PL4
ロムライタ:秋月電子 PICプログラマーver.3
- ・動作説明
-
電源を投入すると、スタートアップ画面が表示されます。(2秒間)
電源投入時のディップスイッチの状態で、画面および動作が決まります。
ディップスイッチ
1:計測周期 OFF:1秒(250ms/CH) ON:2秒(500ms/CH)
2:グラフ表示 OFF:水平グラフ ON:垂直グラフ
3:A/D値表示 OFF:通常表示 ON:A/D値表示
設定状態はスタートアップ画面で表示されます。またファームウェアのバージョンも表示されます。
その後は計測周期でボード上のLEDが点滅し、結果がLCDに表示されます。
上の写真では、INをCPUのヒートシンク、OUTをLCD横にくっつけています。
ダウンロード用では、INはCH1、OUTはCH2に変更されています。
動作はディップスイッチをとりつけなくてもOKです。この場合、1秒周期・横グラフになります。
組み立て直後は調整がされていないので、いきなりパソコンに組み込まずに調整を行います。
電源コネクタのみ接続し電源を入れます。その後2つのセンサを同じ場所に置き、しばらく置いて
温度表示を安定させます。(20〜30分)
安定したら20kΩのボリュームを回し、両CHとも室温と同じ表示になるように調整します。
基板内側がCH1、基板外側がCH2です。調整がズレるのが嫌な人は、調整後にボリュームの
合わせ目(ハウジングと回転する内側にかかるように)にマニキュアなどをちょこっと付けておくと
回転防止になります。
- 注意事項
-
・使用上のいかなる直接的・間接的な損害も責任を負いません。
・HEXファイル・ソースコードについては、GPL2またはそれ以降のバージョンに基づいて再配布・改変ができます。
・質問などは談話室もしくはメールをご使用ください。
戻る
Copyright (c)2003 Junnichi Tomaru