マイ・カヌー(カヤック)


どうしてカヌーなの?

 3月に四国の四万十川へドライブに行きました。四万十川に沿って自転車で下りたいと思っていましたが、現地に行くと、これは自転車でなくカヌーで下るべきだと思いました。昔はヨットをしていて、家にはレーザーが置いてありますが、なかなか持ち出して乗る気にはなりません。一人乗りのくせに一人では持ち運べないのが難点です。
 5月に木津川をレーザーのハルで下りました。パドル無しでティラーで漕いで下りました。
 8月にノーティレイドのカナール1をYahoo オークションで入手しましたが、なかなかの難物です。そして一応ということで、木津川の笠置で行われているフジタカヌーのスクールに一人で行きました。まあまあ、カヌーとはこんなものだろうと体験してきました。


ノーティレイド社、ニュー・カナール1を入手

 入手したノーティレイド社のニューカナール1です。船体布の接着がかなりダメになっていて、すごい水漏れです。職場にカヌーをしている人がいて、セメダインのスーパーXがよいと聞いたので、これを使うことにしました。
実はその前にクリアーボンドでもやってみましたが、強度的にダメなようでした。

 琵琶湖へ運んで水漏れ試験です。琵琶湖の南湖は夏の後半になると藻がいっぱいになります。

 これは出発前。水漏れが激しく、15分に1回は水のくみ出しが必要になります。シルエットはきれいな艇なのですが・・・


 ノーチレイド社のニュー・カナール1。フランス製で、1990年代、カヌーが流行った時代に三井物産が輸入した物のようです。

 フレーム素材は木製です。結構きゃしゃな感じの木材で作られています。アッシュ材(とねりこ)というそうです。でも、そのフレームがスマートで芸術的にも見えるのです。
 前部(バウ)も後部(スターン)もそれぞれ前後に2分割されています。これを接続してレバーを押し下げてテンションをかけます。これもなかなかスマートです。
 楕円形のコックピット・コーミングを取り付け、船体布の端をコックピット・コーミングの溝にはめ込むのですが、実はこれがなかなか大変です。出来上がりはスマートですが、夏場は汗がタラタラと出てきます。

 組み上がりました。船体布は下部がハイパロンというデュポン社の合成ゴム、上部はPVCポリ塩化ビニールのようです。

 PVCは焼却するとダイオキシンが発生するそうです。

 こんな風に接着部がはずれてきています。黄色く見えているのはエアチューブです。ここに空気を入れて、船形を整えると同時に浮力体としての機能を持たせます。ここに空気を入れると接着面が剥がれるので、縫おうとしましが、大変なので約30cmおきに真鍮製の鳩目を打って固定することにしました。鳩目の穴は接着剤でふさいでおきます。
 なかなかスマートに修理できたのですよ。

 船体布はハイパロンの底面、左右の壁面(ここにエアチューブが入っている)、それにPVCの上面に分かれています。壁面と上面は縫合されていますが、底面と壁面が接着です。ここの接着にセメダインスーパーXを使用して接着し、さらに接合面を同じ接着剤でコーキングしました。
 エアチューブが入っている壁面も同じ接着剤で接着したのですが、空気を入れると接着面が剥がれてきます。そのために5mmの真鍮製の鳩目を使って固定しました。ここに水が入っても、艇内には入らないので、まあ気楽です。鳩目と鳩目の間はセメダインスーパーXで接着しました。

 10月の末に、庭で船体に水を入れて漏水テストをしました。思っていたほどの漏水はありませんでした。でも数カ所の漏水箇所が判明しました。

 あまり水を多く入れると重くなりすぎるので、ある程度しか入れていません。水を入れれば入れるほど、水の重さで船体布がフレームから離れていきます。おー、やばい、やばい。