守谷と小林一茶
守谷は新しい街で、街路のきれいな場所がたくさんあります。
また一方古い町でもありますので、多くの由緒あるお寺が今も残されています。
守谷郵便局の近く守谷市本町に、延喜2年(902年)創建とされる西林寺があります。このお寺は、俳人小林一茶ゆかりの寺として有名です。
小林一茶(1763年〜1827年)のふるさとは信濃ですが、安永6年(1777年)の春で、若干15歳の時でした。それ以降約10年間、江戸で何をしていたのか、記録は現在のところ未発見です。俳句をはじめてからは、いわゆる「葛飾派」に属していました。「葛飾派」は、北総に縁が深く、そのせいで一茶は流山や布川、守谷に足しげく訪れていたといいます。守谷には文化7年(1810年)48歳の時をはじめとして、9回訪れているといいます。
このお寺にはまた、徳川家康画像もあります。
西林寺の正面です。
このお寺には
「行く年や空の名残を守谷まで」
の句碑があります。意外に小さな碑です。
説明板によると、この句は、小林一茶が文化7年(1810年)12月23日にこの西林寺を訪れた時に詠んだものだそうです。
碑は、戦後、一茶の元で俳句を学んだ斎藤徳左衛門(若雨)の子孫である斎藤隆三氏他の有志が建立したと書かれています。守谷の歴史を調べていると、この斎藤隆三氏のお名前にはよくお目にかかります。
境内をみて見ましょう。
市内大柏には、これもまた古さを感じさせる西光寺があります。
このお寺には阿弥陀如来坐像と立像があり、坐像は平安時代から鎌倉時代(13世紀後半)のものと推定され、立像は南北朝時代から室町時代初期(14世紀後半)の様式だといわれています。
見事なのは入り口にある大銀杏です。