ナディアtypeSUってどんなクルマ??


typeSU

ご覧のとおりのクルマです(笑)

初代イプサム

3列シート7人乗りのミニバンです。

イプサムを2列シート5人乗りにしたのが

ナディア

お尻が丸いのがポイント(笑)

さらにナディアにハリアー味を加えたのが
ナディアtypeSU

SUVです(笑)


ナディアは2001/4/23にマイナーチェンジしました。

このページで紹介するのは、マイチェン後のナディアtypeSU S 2WD (TA-ACN10H)です。
マイチェン前やナディアとは、容姿や内容、セッティングとか違ってるので御注意ください。


さらに2002/7/30にマイナーチェンジしました。

4WD車にD4エンジンが搭載されました。


エクステリア

車高を高くしてSUVっぽさを演出。そして「トヨタ的高級感」を加味・・・
ベンツMクラスにも似てますね。

意外に長いボディ。でもヒョロ長く見えないのはデザインの妙。ボディ下縁のラインがタイヤ中心と同じ高さになっているのが、視覚的に高く見えるポイント。
ホイールはハリアーと共通(笑)

高いリアゲートで車高を高く見せつつ、分厚いバンパーでどっしり感を持たせいてます。バンパー下縁のリアリフレクターがハリアーを意識させます。


エンジン

2.0リッターD4 VVT-i。出力は152PS/6,000rpm 20.4kg・m /4,000rpm。2リッターにしてはパワーのあるエンジンです。ATはECT-iE(電子制御フレックスロックアップ〉。
性格はロードインプレッションで後述します。

ただしこのエンジンとAT、今んとこ2WDのみに搭載されます。4WDは普通のエンジン(3S-FE)+普通のATなので、パワー的に少し辛いかもしれません。


インテリア

運転席/助手席

「S」グレードはフロントがベンチシートになります。ただし3人は座れません。真ん中の背もたれは大きなアームレストになり、非常に便利です。ウォークスルーはできませんが・・・

インパネはすべて中央に集められたデザイン。

センターメーターは慣れるまでは戸惑いますが、意外に早く慣れました。

センターメーターはアナログ(オプティトロン)で、スピード、タコ、燃料計の3つです。

本来メーターがあるべき場所には、ATインジケーターとウインカー、表示灯や警告灯が並びます。水温計は無く、ここに低水温表示灯とオーバーヒート警告灯が付きます。

ATはコラム。無粋なレバーがハンドル付け根から生え、レバーを手前に引いて変速します。
サイドブレーキは足元の踏み踏み式。

リアシート/荷室

リアシートは大きくて足元広々。ちゃんと3人座れます。・・・もっとも2人で座れば、アームレストを出して、リクライニングをして、超快適に過ごせます。

ダブルフラットシート

「S」グレードのみの装備です。
座面を反転し、背もたれを押し込むことでフルフラットな荷室になります。

フルフラットにすると、めちゃ広いです。足を伸ばして寝られます。
ただし寝るには天板が硬いので、190cm×90cmの折りたたみマットレス(ホームセンターで\1450)を敷くのがベスト。
もうちょっと幅広のも敷けるかな?
※取説には「フラット状態で上に乗るな」とあるので、あまり暴れないようにしましょう(笑)


ロードインプレッション

感じたことを、徒然に書いてみます。

・乗り心地は硬め
「トヨタ=足回りフニャフニャ=乗り心地サイコー」・・・は偏見でした(^^;;;
typeSUの足は硬いです。低速で細かい凹凸を拾うので、高級車チックな外見との差に「乗り心地悪いね・・・」と言われちゃいます(涙)

ですが、逆に中〜高速では安定し、車高の高さを感じさせません。

・コーナーリングはしなやか
勢い良くカーブに突っ込んでも、しなやかにカーブを曲がります。硬い足が功を奏して、意外に楽しいです。

・パワーあります。
エンジンパワーは十分で、普段使いで不足はないです。4人乗車+荷物満載だと、元気は無くなりますが、それでも普通に走るにゃ十分です。
ただしFFゆえの悲しさ、曲がる際の発進や雨の日の発進で不用意にアクセルを開けると、簡単にタイヤが空転します。あと、ドカンと発進するとトルクステアで右に行くクセもあります。

・高回転で伸びる伸びる♪
VVT-iが効いて、高回転で気持ちよく伸びます。特に2速全開は楽しく、80km/hからは吸い込まれるようで怖いくらい。
ただし排気音はバィィーンと薄っぺらです(笑)

ちなみにD4エンジンですが、フィーリングは普通のエンジンと何も変わらないです。某GDIは希薄燃焼時に挙動が変化しましたが、D4は何も感じません。自然です。

・ATもごく自然
発進時にクォーンとトルコンの音が僅かに聞こえ、「ああ、トヨタ車だなぁ」と感じます(笑)
変速のショックは小さく、停車する瞬間の挙動もごく自然です。シフトスケジュールも学習機能や登り坂でシフトアップを控えたり、知らぬ間にエンジンブレーキ利かせてくれたり。ロックアップを多用して燃費も良いようです。
良くできてますね。

・でもコラムのATシフトレバーは×××
シフトレバーは、はっきり言ってダメです。レバーは遊びが大きすぎで、絶妙な操作をしないと、Nレンジと2レンジを行ったり来たりします。これは今だに慣れません。
また、レバー先端のODスイッチも遠くて操作しにくいです。

このATレバー、初代イプサムから延々と引き継いでいるので、仕方無いのですが・・・ATインジケーターも古臭く、マイチェンでなんとかして欲しかったです。
特に初代イプサムより後発のクルマは、皆、進化したコラムシフトやインパネシフトになってるだけに、残念です・・・(T_T)

・ヘッドライトはHID。トヨタ初のHi/Lo一体型。
ヘッドライトは明るく、広角を照らします。色は点灯直後はブルーで、5秒程で純白色に変化します。既存のHIDより青みが抑えられてて、パッと見は「白いハイパワーハロゲンバルブ」と変わりません。つまらないです(雨や雪には、その分、強いですが)。
Hi/Loの切換は、バルブの真上にある反射板が前後にスライドし、配光を変える仕組みです。

・フォグランプ
フォグランプは上下に狭く、横に広く照らす、フォグランプらしい配光です。これは合格。
でも光は普通の白色なので不合格。役に立ちません。その上、ヘッドライトの純白と比べて非常にチープに見えて、カッコ悪すぎ。
バルブを純白か黄色に交換するか、あくまで非常用と割り切るしかありません。

・取り回し
ミニバン相応です。小回りは効きますが、見切りはイマイチ。
前は、クルマの鼻先がハンドルを抱え込むようにフロントガラスを覗き込んでも見えません。後は・・・長いミニバンですからね。辛いです(^^;;;

コーナーポールとバックモニター、速攻で買って付けました。だってサッパリなんだもん。メーカーがバックモニター付ナビを用意するのも、わかる気がします。

・燃費
通勤渋滞&ブリブリ飛ばして8km/L程度。長距離ドライブで、10〜12km/Lです。私は燃費運転しない人なので、燃費に気を遣えば、もっと伸びるでしょう。
普段の航続距離は満タン→給油ランプ点灯で、約500km。これで給油は50リッターくらい。わかりやすいですね(笑)

ちなみに燃料はレギュラーガソリン。ガイアックスは使用禁止(保証外)ですんで御注意。


総じて、道具として最高

とにかく楽チンなクルマです。峠道は飄々とクリアーしていくし、高速では安定してますんで、運転に気を遣う必要がありません。

逆に本気で走りを楽しむのには、向いていません
峠で車体を振り回すには、胴。ATを積極的に使ってシフトワークを楽しむには、シフトレバーに難があります。

このクルマ、あくまで走ったその先が目的です。荷室は広く、車内は静か、運転しても疲れない・・・いい意味で、最高の移動手段ですね。

このクルマはあまりイジらず、出掛けることに¥を使うことにします(^^ゞ


オマケ

ナディアを買うか?typeSUを買うか?その価格差は意外にも・・・

ナディアに16インチアルミホイール&タイヤ、車高UP、オバフェン&大型スポイラー、等々が付いたtypeSU。その分だけ高価なのですが・・・グレードによっては差が少なく「S」では差は約4万円です。
お得だと思いません?ナディアSにオプションの15インチアルミホイールを付ければ+6万円ですよ(笑)。

なんでそんな価格??というと、ナディアはグレードが上がる度にオプションが標準装備になり、その分だけ価格に上乗せされます。でもtypeSUは全車標準装備が多く、上乗せ分が少ない・・・よって、Sグレードでは差が少なくなっているのです。

そんな事情はともかく、typeSU・Sはお買い得な感じがしますね。

オマケ2

ナディアの名前の由来は・・・ロシア語のナディージタ(希望)から作られた造語とのこと。「不思議の海の〜」とは、関連は無いようです(笑)
typeSUは、SportsUtilityから。SUVってことですね。


トヨタ ナディア typeSU S

■主要諸元

標準車両本体価格(東京地区) 218.8 万円
販売開始年月 2001年4月

車両形式 TA-ACN10H-AHSSH
全長 4450mm
全幅 1735mm
全高 1700 mm
ホイールベース 2735mm
トレッド前 1500mm
トレッド後 1470mm
室内長 1960mm
室内幅 1435mm
室内高 1245 mm
最低地上高 180mm
車両重量 1370kg
乗員定員 5人

10・15モード燃料消費率 13.6km/L
最小回転半径 5.5m

エンジン
型式 1AZ-FSE(D-4)
弁機構・気筒数 DOHC16バルブ・直列4気筒
内径×行程 86.0mm×86.0mm
総排気量 1998cc
圧縮比 9.8
燃料供給装置 筒内直接燃料噴射 (D-4)
最高出力 152ps/6000rpm
最大トルク 20.4kg・m/4000rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン 
タンク容量 60リットル

駆動方式 前輪駆動
トランスミッション ECT-iE(電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチック<インテリジェント>)
変速比
第1速 4.005
第2速 2.208
第3速 1.425
第4速 0.981
後退 3.272
最終減速比 3.178

ステアリング形式 パワーアシスト付ラック&ピニオン
サスペンション前 ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
サスペンション後 トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ 215/60R16 95H