生活の中の風水の教え
、雛祭りの三人官女の向かって左(西の位置)に黄色の橘の実のついた木が飾ってあるのをご存じでしょうか? これは風水の「西に黄色いものを飾る」という教えからきたものです。
京都御所の西側にも橘の木植えられているのをご存知ですか? 「古事記」には、黄色い橘の木は不老長寿や財産をもたらす実として天皇に献上されたと記されています。
子授けや子育てに御利益のある鬼子母神堂の境内には、ざくろの実が描かれた絵馬が奉納されています。 鬼子母神は子供をとられた母の化身で、一般にはざくろが子供の代わりに使われていると言われていますが、これも風水からきているのはご存知でしょうか。
「子宝を望む人は寝室の北にざくろの絵をかざる」と風水の教えにあるからです。 中国では、縁者の長老が、若い2人が結婚をするときや子供がうまれたときに、ざくろの絵を贈るという風習が、風水に基づいているのです。
普段何気なく使っている「午前、午後」という言葉も、もとは風水からきているのはご存知でしょうか? 1日24時間を干支で表していますが、干支は風水の基礎要素で、子が夜中の12時、丑が2時・・・・と2時間ごとに十二支があてはめられています。 こうしていくと、昼の12時は午(うま)になるため、12時を正午といい、それより前を午前、あとを午後というのです。
東北を鬼門というのも風水からきています。 方位は十二支で示すこともでき、東北は丑と寅があてはまります。 古来、鬼は丑の角と寅の牙を持つ怪物とされ、東北を鬼の方位、つまり鬼門と呼んだのです。
このように、風水を知らず知らずのうちに使っているのです。 しらないようで生活に密接しているのが風水。 だからこそ日常生活の中で風水を知っておくことは、自分たちの生活の基本を教えてくれているのです。