2001年の遭遇記


12.28(Fri) Veuve Cliquot Ponsartin Brut (wine:Champagne:France)

 年末でもあるので、ドーンと贅沢を。本物のシャンパンを惜しげもなく一本飲む。ついでにオマールのテリーヌも用意。もう大名飲酒。

 さてこのシャンパン。これまで飲んだことのあるものよりは若干酸味が強いような気がした。香りもよく言われるようなイースト香というものは強くない。あまりこのような酒を飲んだことが少ないので、結構分からないものである。


12.7(Fri) Glenlivet(whiskey:scotch:single malt)Glenffidich(whiskey:scotch:single malt)

 いつものバーで、先日のパソコン仕事で頂いた「戦利品」を飲む。せっかくなので、同じスペイサイドのものをオーダー。両方とも水と一対一で割って飲む。

 リベットは爽快感のある青臭さが特徴。たとえば洋なしの芯とかそんなあたり。柑橘系の香りもするといえばするか。ピートやヨードの薫り高いスコッチとはまったく別物。同じくフィディックも近い感じではあるが、こちらの青臭さはキュウリやメロンの様な、「青臭い青臭さ」。サントリーが謳うような「レモンや洋なしの香り」はあまり感じない。さらに、飲んだ後のグラスを乾かすと、デパートなどにある洗面所の液体石けんのような香りも見られる。自分の鼻がおかしいかと思って、バーテン氏に確認。「理解できる」とのこと。

 こう書くと、まるでフィディックが悪いように見えるが、決してそうではない。複雑な香りのスコッチと言っても良い。ただ飲むだけなら前者の方がきっと良いだろう。対峙するなら後者。


12.1(Sat) Wild Turkey 17years(Whiskey:Bourbon:America)

 友人に誘われて、二日つづき。「安価」な値段でプレミアムを頂く。

 もちろんワイルドターキーだなあ、といえるのですが、やっぱり熟成が高いぶん、まろやかでもあるし、重厚でもあるし、甘い香りが強くなる。色もレギュラーよりはかなり濃い。「昔ワイルドだった、今は角が取れた宍戸錠」そんな感じ。


11.30(Fri) Frapin VSOP (Brandy:France)

 給料が出る。そこで、いつものバーへ自分への慰労。チョイスしたのはあまり耳慣れないブランデーである。

 香りの時点で分かるのは、フルーティーと言うよりも杉樽のような爽やかな芳香。飲めばその印象は大分強くなる。升でブランデーを飲む感じにも近い。私の感覚としてはCamusに近いと思われる。


11.28(Wed) Seagrams(Spirits:Gin:America)

 夜半まで仕事をする。がんばったのでさあ寝よう、の前にちょいと寝酒を。カシスとレモンソーダという炭酸水があったので、ジンと割ることにする。現在我が家のジンは、アメリカのシーグラム。価格はいまや880円。安いもんです。

 このジンの特徴は、とにかく柑橘系の香りが強いこと。ジンとは思えないくらいです。アルコールの度数も低いので、ロックで飲むことも可能。アメリカ人の好きそうなやつですな。ボンベイが一番好きな私ですが、これはこれで美味しい。金がないときにはなお美味しい。


11.25(Sun) Gavi(wine:branc:Italia)

 日曜なので飲む。食べ物は、またもやベーコンステーキとブロッコリーのサラダ。スパゲティはジェノベーゼ。こういうときは白も美味しそうだと選んだのは、Gaviである。1999年のもので、購入は高島屋。実は駐車券が欲しかったから買ったもの。2500円は結構な額である。

 このワイン、Soaveのようなスッキリサッパリ薄目系イタリア白と違い。ミルクのような樽の香りがしっかりしていて、青い果物のような爽快さもある。味は飲んだ後に苦みが残るタイプ。私こういうタイプが大好きです。

 シャブリのようなシャルドネ系を至上とする人には、?、かもしれませんが。Gaviは結構オススメです。


11.21(Wed) 朝日山 千寿杯(sake:Japan)

 平日だがいろいろ和食を作ったので(大根とそぼろのピリ辛煮、冷しゃぶ)、何となく飲みたくなる。ということでここのところ家にある日本酒を。基本的に日本酒はあまり得意ではないが、新潟や東北のお酒は淡麗で楽に飲める。この酒もその性格が強い。口に含んだ後のアルコール香がやや気になるが、不快なものではない。食事とはよく合っていた。


11.18 Heineken(Beer:Germany)

 本日は家でベーコンステーキを食べる。だったらビールでしょう。ということで、我が家の常備ビールである。缶ビールとして売られているこのビールは、量販店でケース買いをすると国産のものよりやや安い(日本のメーカーがライセンス生産しているのにね)。

 飲むと軽い。さっぱりしている。でも苦みはきっちりと感じられる。日本のビールとの決定的な違いは、酸味の強さであろう。最近の日本のビールは麦芽の感じを強く出すためか、酸味がちょっと強くなる傾向にあると思う。


11.16 Usquaebach Reserve(whiskey:scotch:blended)

 もう一つ飲んだのは、最近飲んでいるもの。ブレンドされたウィスキーとしては絶品である。香りはとても甘い感じのする全体に、かすかなピート香が混じる。味も甘口。マッカランのようなタイプが好きな人にはもってこいであろう。繰り返すことになるが、これがシングルモルトではないということが最大のポイント。カッコ付けで「シングルモルトが...」と蘊蓄をたれる人には是非のんで欲しいと思う(と蘊蓄をたれる)。


11.16 Cordier Beaujolais (wine:rouge:Bourgogne)

 いつもの行きつけのバーで、ボジョレーを飲む機会に預かる。飲んだのは有名なジョルジュ・デュブッフではなくCordier社のもの。エスカルゴのローストや鴨までオードブルとしていただく。いやはや贅沢。実はお値段は至ってリーズナブル。

 感想といえば、いかにも若々しいデュブッフのようなものを想像していたが、あまりそう感じなかった。ちょっと薄いぺらぺらな感じの香りと、酸味のほかにはあまり感じない(いや酸味だってあまりない)飲み応え。もっとブドウの雰囲気があって、ちょっと炭酸が残っているようなそんなものを考えていたので、ちょっと拍子抜けであった。

 


11.13 Singleton(whiskey:scotch:single malt)

 行きつけのバーで、ちょっとした頼まれ仕事の報酬に頂く。手元の資料ではスペイサイド・モルトということだが、甘いふくよかな感じと言うよりは、ややしっかりした感じか。味は比較的深く、日本の深いタイプのウィスキーやオールド・パーなどの雰囲気に近かった。