ここでは、私が読んだ本を紹介します。
趣味が偏り気味ですが、よかったら参考にしてみてください。



    No.1−10   No.11−20   No.21−30 

27.ハサミ男   殊能将之     2005/4/10
 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!
 読み終わった後に、ほとんど全てのことについて、だまされていたんだなって感じがしました。最後まで読まないと面白さが分からない本です。この本を映画化したとのことですが、どうやって演出したんだろう?

26.13階段   高野和明     2005/3/26
 犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。
 この本を読んでみようと思ったきっかけは、解説を宮部さんが書いているということでした。宮部さんが解説しているのなら面白いかも! で、読んでみたらのめりこみました。私の中で描いた犯人像は最終的には思いっきり覆されましたが、それだから余計に面白かったです。こんな話が本当にあったら恐いとも思いましたが……。

25.百鬼夜行――陰   京極夏彦     2005/3/12
 「妖怪」はいずこより来るのか……。人の心は闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から恠しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家……。日常に潜む恐怖を描く十の短篇から成る「京極堂サイドストーリーズ」。
 一つ一つの話に出てくる人物は、今までの京極さんの本に出てきている人物との事。
しかし、私はすっかり忘れてしまっていて、2篇ぐらいしか分かる人がいなかった! ということは、面白さは半減してしまっているということかしら? そうなると、今までの本をもう一度読み返してみたくなります。これって罠かしら……。

24.聖アウスラ修道院の惨劇   二階堂黎人     2005/1/14
 野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理が、ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実!
 途中吸血鬼が犯人! なんて言われたときは『は〜っ!』とか思っちゃいましたが、そんなはずもなく、しっかりとした結末があったので、ほっとしました。それにしても、この難題は、よっぽど知識がなければ解けないですね。このシリーズは意外と勉強にもなります。

23.陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)   京極夏彦     2004/11/30
 白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」は、主の五度目の婚礼を控えていた。過去の花嫁は何者かの手によって悉く初夜に命を奪われているという。花嫁を守るよう依頼された探偵・榎木津礼二郎は、小説家・関口巽と館を訪れる。ただ困惑する小説家をよそに、館の主人達の前で探偵は叫んだ。――おお、そこに人殺しがいる。
 何となく誰が犯人なのかは分かってたんです。でも、その理由がこんな展開だったとは! こんなことって…と思いつつも、あるかも、と思ってしまいました。
難しい感じはしたけど、意表をついた展開でした。

22.パーフェクト・ブルー   宮部みゆき     2004/11/11
 高校野球のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショッキングな事件が起こった。俺――元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれ少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭遇する。犬の一人称というスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作。
 今まで読んだ本の中で初めてです。犬の目線からストーリーが展開していくなんて! 呼んでいる時犬が感じていることだということを忘れていると、要所々々で犬の存在を感じさせてくれる文章が出てきて、はっと気づかされる、なんて事が多々ありました。面白かった!

21.オデパン   藤本ひとみ     2004/11/3
 超高級〈オデパン〉族の華麗な生活
 かっこよく生きる彼らにも悩みはある。
 日本上流階級の内幕と葛藤を描くスーパー・ラブストーリー
 自分には絶対に縁がない世界のお話。だからこそ、楽しめる本なのかもしれません。こんな生活ができたらな〜と思いつつ、読むのをおすすめします。
 ちなみに、この本にも以前紹介した、少女向け小説に出てきた方が登場! 感激でした。