加古川市志方町の城山から見た播磨平野の一部
(手前に加古川が流れ、加古川市街地、明石海峡、遠くに淡路島が見える)
播磨平野の環境と野鳥概況
 播磨平野は北側には中国山地、南側には瀬戸内海、平地には中国山地から瀬戸内海にそそ
ぐ「加古川」、「市川」、「揖保川」、「千種川」等の大きな川が流れています。
 平野内には、神戸市の一部、明石市、加古川市、三木市、小野市、西脇市、高砂市、加西市、
姫路市、竜野市、相生市、赤穂市など歴史や産物で全国的に知られた市や町が多くあります。
 その周辺には低い山が散在しており、麓には林と湖沼があります。
特筆に価するのは、明石市、神戸市西区、小野市、加西市等の平野東部には農業の灌漑用水
を確保するために作られた無数の溜池です。 地図を見ているとその数の多さに驚かされます。
このように播磨平野は「海」、「山」、「林」、「川」、「溜池」、「農地」、「市街地」という豊富な環境を
もつ平野です。
 正式な記録ではありませんが、この平野では今までに300種以上の野鳥が記録されています。
北海道から琉球諸島、日本海や太平洋の島々を含めた日本で観察された日本産鳥類は542種
とされていますから、播磨平野では日本産鳥類の半数以上の種類が観察されていることになりま
す。
 これほど多くの野鳥が観察されるのは豊富な環境があり、それぞれの環境に適応した野鳥が
生息しているためだと思います。