旅劇団公演「青年と野獣」
ちまたで噂の劇団が、ついに
ゼー・メルーズにやって来た。

(1章)
劇団員
「てやー!たあー!
…おい、劇のジャマ
しないでくれよ。」

着ぐるみ
「へへ、よくできてるだろ?
この着ぐるみ。」


(2章)
劇団員
「お前、なかなかやるな…」

着ぐるみ
「お前こそ、
人間のクセにいいパンチ
持ってるじゃねえか…」


(3章)
着ぐるみ
「なぁ、お前はどうして
旅をしてるんだ?」

劇団員
「息子が病気でな…
どんな病でも治す
伝説の薬草を探してるんだ。」


(4章)
劇団員
「くそ、囲まれたか!?」

着ぐるみ
「ビビるな!
オレとお前なら勝てる!」

悪い着ぐるみ
「キキョキョー!」

悪い着ぐるみ
「グゲー!」

悪い着ぐるみ
「マキマキー!」


(5章)
着ぐるみ
「へへ、親玉登場ってやつか…
燃えるぜ!」

劇団員
「伝説の薬草まで
もう少しなんだ…
こんなとこで負けられるか!」

強い着ぐるみ
「ヌフォフォフォフォ…」


(6章)
着ぐるみ
「さすがに手強いな…
ここは俺に任せて、
先に行きな!」

劇団員
「くっ…すまない。死ぬなよ!」

強い着ぐるみ
「ヌフォフォフォフォ…」