花眼の生活と感慨 本文へジャンプ
読書


2006年8月5日(土)
ヘンリ・ライクロフトの私記
英国の作家 J ギッシングの

「ヘンリ・ライクロフトの私記」は

私の愛読書の一つである。

貧窮の生活を送っていた

ライクロフトが 予想して

いなかった終身年金を受け取る

ことになりイングランドの南部の

田園地帯に 住み心地の良い

住居を得 気の利く家政婦に

かしずかれて 人生最後の

数年を心ゆくまで優雅に

読書三昧生活を送る事が出来た

という 心あたたまる

小説である。

これを書いた ギッッシングが

書いた時も貧乏に喘いでいた

現実に 思いをいたすとちょっと

複雑な気持ちにはなる。

しかし それはそれとして

あと数年の 私の年金生活を

読書三昧に過ごして心のこす

事なくあの世へ行きたいと

ひそかに思っている。







吉川忠元「国富消尽読書
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