海月のそれから / 2005年11月

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久しぶりにばんじろうを 
撮影しました。     
我が家のうさぎ達の中で 
最高齢ですが、     
この冬も元気で乗り切って
ほしいものです。    


2005.11.1
「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズは、ほとんどのコマの大きさが、1ページの12分の1または
8分の1のコマの整数倍になっていて、横枠の位置が統一されていることに気づきました。
 これだとネームを直す時にやりやすそうです。
「そういうところばかり真似するな」とお叱りを受けそうですが...

2005.11.2
 放送再開した「まんが日本昔話」を見ました。小学生の頃これにはまり、カセットテー
プに録音して暗記したりしました。市原悦子さんと常田富士男さんの演じ分けは見事だし、
アニメーションは奇抜で奇麗だし、つっこみどころ満載だし、何度見ても飽きません。
 テレビがリモコンの電波を受信せず、トッコさんがリモコンを分解掃除洗濯しました。
配電盤が丸見えの状態で、アルミホイルを巻いた綿棒でつつくと感度良好なのですが、い
つまでもその状態にしておくわけにもいかず、また元に戻しました。結局、本体で操作し
ています。録画だけはリモコンでしか操作できないため、いつ使えなくなるか心配です。

2005.11.3
 「伝染るんです」を少しずつ読んでいます。キャラクターの中で、椎茸と雀が特に好き
です。かわうそやカブトムシやトロロイモが普通にしゃべっている様子は、日本の昔話や
ムーミンに通じるアニミズムを感じます。
 昔話の猿かに合戦でも、かに、うす、はちと一緒に、牛のふんが協力して猿をやっつけ
ていました。生物でも道具でもない不定形な物を擬人化する手法は、斬新だと思います。

2005.11.4
 サツマイモを全部収穫して畑が空いたので、次に何を植えるか検討中です。片隅に既に
ニラが植わっていて、残り3うねにタマネギとホウレンソウ、二十日大根...と、ノートに
畑の図面をひき、季節ごとに何を植えるか計画しています。連作障害を避けるために始め
た作業ですが、いつの間にか本来の役目を忘れ、架空の土いじりを楽しむ「こたつ園芸」
の境地に達しています。

2005.11.5
 資料写真を撮りに行き、市街地を4時間ほど徘徊しました。フリーマーケットの片隅で
山野草売りのおばあさんと目が合いました。同世代のお年寄りが温泉グルメツアーや韓流
スターにうつつをぬかしているご時世に、山野草を鉢に植え替えて育て、つつましく小銭
を稼いでいる様子です。老婆が危険を冒して山に分け入る様子を想像して、思わず1鉢を
買い求めました。寒苺(かんいちご)といって、冬には紅葉し、清楚な白い花が咲くそう
で、楽しみです。

2005.11.6
 朝から資料を読んでいて、はっと気がつくと夕方でした。
 昨日たくさん歩いたせいで腰痛になり、家の中をよたよたしながら移動しています。

2005.11.7
 一日中、資料を読んでいました。
 肌寒くなってきましたが、ひざかけをしてコマが乗っていると暖房いらずです。

2005.11.8
 ネームを直しているうちに冬になりました。なかなか連載再開できませんが、生活のた
めにやむなく創作活動をやめる人に較べれば、キリギリスのような生活をしていられる私
は、恵まれていると思います。

2005.11.9
 ネームを増やしたり削ったりする時、本当は1ページ丸々描き直す方がいいのでしょう
が、同じコマを描き直す時間を新たに描く方へ回したい。そこで「楽したい病」の必殺技、
メンディングテープを活用しています。便利ですがテープに指紋や猫毛が付くのが難です。
 春と秋は胃液の分泌が活発化して胃腸が荒れます。私の胃にもピロたんが住んでいるの
かもしれません。口内炎ができた舌の付け根を、夕飯の時にがっぷりかんでしまい、涙目
になって食欲が一気に消え失せました。

2005.11.10
 畑にホウレンソウとタマネギを植え付けました。種から育てたタマネギは、市販の苗の
半分程の太さしかありませんが、百本以上植え付けたし、無事生長して来春の家計の足し
になればと思います。
 無心に作業に打ち込んで気分転換できたせいか、口内炎も治ってきました。

2005.11.11
 畑でとれたサツマイモは、直径1cmしかないものまで、色が赤い部分は全て拾って持ち
帰りました。うさぎ達は細い芋でも喜んで食べますが、加熱した方が軟らかくて甘いこと
を学習してからは、生のものはあまり食べてくれません。
 夏場に食べきれなくて冷凍しておいた南瓜で、蒸しパンを作りました。菓子作りは手軽
に達成感を得られるところが好きです。でも仕事がぱっとしないからといって、逃避して
ばかりいられません。週末は根性を入れ替えてネームを直します。

2005.11.12
 最近、検索サイトにキーワードを入力すると、語句を勝手にばらばらにして検索される
ような気がします。システムが変わったのでしょうか、やりにくくなりました。それとも
私がやり方を知らないだけかなあ...
 ベランダの物干し台を上に伸ばす方法がわからず、長いこと屈んで洗濯物を干していま
した。使い方のラベルが支柱に貼ってあることがわかり、なぜもっと早く気付かなかった
のかとくやしかったことがあります。大して苦にならないことに関しては無駄に辛抱強い
ので、創意工夫に至らないのかもしれません。

2005.11.13
 種苗会社の通販で買った「世界初の青いナデシコ」が開花しました。カタログで見たの
はリンドウのような青い花でしたが、実物はどう見てもピンクです。だまされたような気
もしますが、花の世界ではよくあることなのかもしれません。
 Blue roseはありえないこと、不可能の代名詞といわれていましたが、サントリーが青い
色素を持つばらを開発したそうです。不可能に挑戦した技術者は、偉いと思います。

2005.11.14
 薄手のコピー用紙にネームを描いていますが、このところネームばかりやっているので、
500枚入りの包みを使い終わってしまいました。私の場合、ネームはラフスケッチを別紙に
なぞって清書します。薄手でないと下の線がよく見えないのです。近所で売っているコピー
用紙は厚手の上質紙なので、やむなくレポート用紙を買って裏側の白い面を使っています。
もったいないことです。

2005.11.15
 昨日の神戸新聞夕刊に、豊岡市で放鳥されたコウノトリの記事が載っていました。
「一人っ子」として育てられた5歳の雄は「付き合い下手」で「身の程知らず」、「わが
まま」で「ケンカ早く攻撃的」と、散々な評価を下されています。「ひなの時に我慢を経
験していなかったからでは」と関係者のコメントが書かれていました。
 人間の価値観で鳥を見るとそう見えるだけじゃないのかなあ、と気の毒になりました。

2005.11.16
 実家から移植したツワブキの花が満開です。ベランダの隅っこの日陰を明るく照らして
います。鉢植えを増やし過ぎないように、自戒の意味をこめて苗や種を入手する度に日誌
に記録しています。今年はすでに60種を超えようとしています。半分位は食べた果物の種
や切り花の挿し木なので元手は只ですが、ちょっとセーブしないと洗濯物を干すスペース
がなくなりそうです。

2005.11.17
 寒さに弱い鉢植え約20鉢を、ベランダから室内に移しました。爪とぎハウス兼お立ち台
をどけて鉢を置いたところ、コマがひとしきり鳴いて抗議していました。後でふと見ると、
鉢と鉢のすき間の陽だまりで、眉間にしわを寄せて寝ていました。動物と言葉が通じない
のは不便ですが、通じたら通じたでうるさいだろうと思います。

2005.11.18
 来年用のカレンダーを買いました。無邪気な猫の写真にひかれて表紙だけ見て選んだの
ですが、開けてみると1枚1枚に、今のままでいいよとか、自分を抱きしめようといった
メッセージが添えられていました。モデルの猫はそんなこと考えていないかもしれないし、
猫の慰めが必要な程、現代人は追いつめられているのかと、悲しくなりました。
 猫はともかく優しい言葉に甘えてばかりいては現状から抜け出せないわけで、自助努力
で壁を乗り越えなければと思う今日この頃です。

2005.11.19
 ネームを直すためにほぼ一日中、パソコンに向かっていました。
 夜更かしして風邪をひかないよう、半年ぶりに綿入れを出して着たとたんに、くしゃみ
が10回位出ました。何かアレルゲンが付着しているのかもしれません。

2005.11.20
 浦沢直樹『PLUTO』1,2巻を読みました。漫画を読んで泣いたのは久しぶりです。
 こういう作品がリアルタイムで読めるのは幸せです。
 感動にひたった後で、自分のネームを読み返すのは辛いですが、マイペースでじわじわ
前進したいと思います。

2005.11.21
 会員制ネットのmixiで、のじぎく兵庫国体のマスコットキャラクター、「はばタン」の
サイトを教わりました。行政主導のマスコットにしてはキャラが立ち過ぎで、イベントで
大人気というのもうなずけます。風船を飛ばすはばタン、かにと一緒にポーズをとるはば
タン、「はばタンダンス」を華麗に舞うはばタン、口は笑っているのに目が笑っていない
はばタン…実物に会ったらぜひツーショットで記念撮影したいです。

2005.11.22
 陽射しの角度が低くなり、午前中は仕事机の周囲がまぶしいです。コマはその机で直射
日光を浴びて寝るのが午前中の日課です。ふかふかになったコマをどけてひざにのせて、
カーテンを閉めてからネームにとりかかります。まだ当分は暖房がなくても大丈夫です。

2005.11.23
 朝、近所の川の中州に渡り鳥が集まっていて、鳴き声と羽音でにぎやかでした。
 渡り鳥を見るといつも、忌野清志郎さんの「渡り鳥」の歌が脳裏をよぎります。
 これから寒くなりますが、風邪などひかず元気に冬を越してほしいものです。

2005.11.24
 録画していた「まんが日本昔話」を見ました。「座頭の木」は、大雨で増水した川で、
船頭が水死した盲僧の遺体を丁寧に弔ったところ、墓から木が生えて不思議な花が咲き、
花見客で船頭も村人も商売繁盛し恩恵を被ったという話でした。水死体には親切にしよう、
という教訓ものかと思ったら、後半は死体化生神話風になっていて、意表をつかれました。
 そういえば「蟲師」第5話の「旅をする沼」も、「沼」の死体が豊漁をもたらしていま
した。人々に喜ばれる物を遺す生き様というものに憧れます。

2005.11.25
 寒くなる前に、大掃除の窓拭きだけ済ませました。午後はずっと資料を読んでいました。
 そろそろ年賀状を用意しようと思います。我が家には犬がいないので、犬似のうさぎ、
ぽちの写真を使いたいところです。でもぽちは夏からずっと皮膚病の治療中で、後頭部が
大々的にきれいさっぱりはげています。「波平(なみへい)」と改名したい位です。

2005.11.26
 豊田徹也『アンダーカレント』を読みました。お風呂屋さんが舞台の、静かで奥の深い
漫画です。印刷部数や売れ行きをあげるために話を長引かせるのでなく、1冊に凝縮して
あるところにも好感が持てます。確か雑誌掲載時の欄外のコメントに、「工場で働く」と
書いてらしたのですが、その後どうなったのか…
 できればもっと色んな作品を読んでみたい作家さんです。

2005.11.27
 ホットカーペットを覆う木綿の布が、コマが走り回るので穴だらけです。ほつれて中の
綿が見えてくると、さらにコマの狩猟本能を刺激し、被害が拡大します。恥ずかしくて外
に干せないので、布をあてて繕いました。時代劇などで貧乏で床に臥せった父親が「いつ
もすまないねえゲホゲホ」と言いながら寝ている布団のような、見事なつぎはぎになりま
した。繕う前より恥ずかしいかもしれません。

2005.11.28
 『ダ・ヴィンチ』12月号のスナフキン特集を読みました。
 トーベ・ヤンソンの『ムーミン』シリーズを取り上げたものです。
 「好きなことが何もなくて、たださまよっているのはニョロニョロです。
  おなじ自由でもスナフキンの自由とニョロニョロの自由は違います。」
という冨原眞弓さんの言葉が印象的でした。自由と孤独を愛する生き方には憧れますが、
捨てられない物が多すぎて、私には真似できません。

2005.11.29
 woo-chanさんから「夢バトン」のご指名を頂きました。
 質問事項に答えて、次の人にリレーしていくという仕組みのようです。
 自分のことばかり書くのは気恥ずかしいのですが、回答は以下の通りです。

Q1:小さい頃何になりたかった?
 獣医、歯科医、花屋、童話作家、ひよこ鑑定士など。

Q2:その夢はかなった?
 著述業ということで、一部かないました。

Q3:現在の夢は?
 かっこいい老人になること。

Q4:宝くじで3億円当たったらどうする?
 家族会議を開きます。

Q5:あなたにとって夢のような世界とは?
 戦争がないところ。

Q6:昨晩見た夢は?
 米吐き娘の2巻が出る夢を見ました。悲しい。

Q7:この人の夢の話を聞きたいと思う3人は?
 スナフキン、エチゼンクラゲ、コマ。
 人じゃないですね…なお、勝手ながらバトンは保留させていただきます。

2005.11.30
 エビに刺されました。甘エビの唐揚げを始末していて、口の殻が指に刺さったのです。
甲殻類や鳥の鋭利な骨を、犬や猫に食べさせてはいけないというのは、こういう危険があ
るからなのでしょう。幸いコマの好物の花かつおは、刺さる心配がなさそうです。


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