
2006.7.1
4月に拾った猫ハルとその子猫3頭は、すっかり我が家になじみました。
内弁慶の先住猫コマはハルにいじめられるため、猫達が活発になる夜には仕事部屋でひとり過ごしています。
今まで24時間、私にべったりだったコマは寂しがって夜泣きします。それをなだめて寝かし付け、ついでにコマ専用の猫トイレを掃除してから寝室に戻ります。
明け方になると、今度はハルたちの運動会が始まります。枕元でも布団の上でもドドドドッと駆け回ります。何度も踏まれるうちに慣れてきた自分がこわいです。
写真は子猫のナツとフユ。目つきが悪いですが性格はいたって温厚です。


2006.7.3
「なぜ山に登るのですか」
「そこに山があるから」
登山家ハーバート・マロニーさんのエピソードです。
「なぜテーブルに登るのですか」
「そこにテーブルがあるから」
...ハル、屁理屈こねてないで降りなさい。

2006.7.4
夜中にふと目が覚めると、どこかからシャッ、シャッと砂をかけるような音が。
妖怪あずき洗いだったらどうしよう。
朝になって、猫トイレの周囲に砂浜ができていました。
昨夜の音は、トイレの砂をかきだす音だったのです。
夏だから、猫もビーチでリゾートしたいんでしょう。
ヤシの木や貝殻をレイアウトしたら、それなりに映えるかもしれません。
しかし砂遊びが病み付きになったら困るので、掃除機をかけました。

2006.7.5
米吐き娘23話のリメイクに入りました。
指摘事項はたくさんありましたが、珍しくほめられたので動揺しています。
担当さんの顔はうろ覚えなので、クレイアニメ「カペリート」のフォルムにしてみました。

2006.7.6
捨てられるペットが後を絶ちません。
不心得な人が安易に動物を買わないよう、ペットショップをなくすか、法律で規制すべきでは、と考えました。しかし友人からは
「ショップにも意義はある。批判するなら改善策を知っておくべし」といった趣旨の、耳の痛いお言葉をいただきました。
まだまだ勉強しなくてはならないことがいっぱいです。
6/24に買った、ひん死のバラが復活しました。
売り場で一緒に並んでいた苗は、先日見てきたら棚から消えていました。
処分されたのでなければいいのですが。

2006.7.7
最近、母猫ハルがベランダにひんぱんに出たがり、一度出るとなかなか室内に入りたがりません。
何をしているのか気になっていたのですが、今夜その真相があきらかになりました。
ベランダで夜行性のヤモリを捕獲したのです。
室内に入るや、子猫の前にヤモさんをぽとりと差し出し、「さ、これで狩りの練習をするんやで」と言っているようです。
ヤモさんが怪我をしないうちにとりあげましたが、ハルはかなり憤慨していました。そのうち仕返しされそうで心配です。

2006.7.8
7/11発売のイブニングの抜き刷りが届きました。米吐き娘がちゃんと載っているようで一安心です。
子猫のナツとフユが、天井に近い食器棚の上で昼寝するようになりました。
扉を開閉する時、うっかりしっぽなどをはさまないよう注意が必要です。





2006.7.11
米吐き娘誌上復帰記念ということで、ためこんでいた没ネーム約1.5kgを処分しました。
連載復帰は当初、昨年秋の予定だったので、これで芋でも焼くつもりでしたが、あまりに暑いので断念。
うさぎ達のトイレの敷物にしたところ、3頭がかりで2日でゴミの山にしてくれました。
しかも吸湿性で古新聞にすら劣るらしく、ブーイングの嵐です。
1年分の仕事なんだから、もう少し味わって使ってくれてもいいのに...
画像は今回の新キャラの初期デザインです。服や小物のパーツが多いので、描き忘れないよう机の前のコルクボードに貼っていました。後期の絵と見比べると、描きなれるにつれて等身が縮んできているようです。

2006.7.12
子猫が生まれてそろそろ3か月。まだ乳が出るハル母さんです。
5月末に不妊手術で子宮と卵巣を全摘したのに、いまだに乳が出るのは不思議です。
生命の神秘といえば、子猫が乳を吸う乳首は、それぞれ決まっているようです。
つねづね猫は傍若無人な生き物だと思っていたのですが、マイ乳首があったとは。箸を他人と共有しない日本の伝統文化のようで、何やら奥ゆかしいです。


<連載復帰感謝プレゼントのおしらせ>
米吐き娘読者の方へ感謝をこめて、手作りの米吐き娘タグを、抽選で5名様にさしあげます。
(増産しました)
詳しくはこちら
※ この企画は7月31日でしめきりました。
たくさんのご応募ありがとうございます。

2006.7.14
米吐き娘タグプレゼントについて、さっそく応募のメールが届いています。反応が全然なかったら、壁に向かって体育座りで一日過ごそうかと思っていたので、ほっとしています。
今回の3連載の原稿が仕上がり、開放感にひたっています。今後の身の振り方は決まっていないので、とりあえず未読の資料を読んでいます。ずっと前から読みかけていた、大正時代の稀覯本のコピーです。
......眠い。
旧仮名遣いが私を睡魔の世界に誘います。私は若い頃から、座って居眠りすると首が後ろにかくんと倒れる体質です。しかも手に筆記具をもっていると、不思議な絵や物を描き残します。知人はこういう現象を「小人さん」と呼んでいます。
漫画のねたに使える物がないか、後で読み返してみても、収穫はありませんでした。小人さんの力量は、本人の能力を超えることはないようです。

2006.7.15
スーパーで何気なく手に取ったみょうがに、目が釘付けになりました。
きれいな富士額にアルカイックスマイル。
お名前は「みょうがのミョーちゃん」。
アンパンマンの産みの親、やなせたかしさんのデザインです。
高知県農林水産部のHPによると、他にも野菜シリーズで多彩なキャラ展開をされていますが、とくにミョーちゃんは、名前どおり異彩を放っています。
そういえばやなせさんは高知出身。西原理恵子さんの『毎日かあさん』第3巻で、同郷対談もされていました。ちょうど雁須磨子さんの『カリスマ探訪記』でもやなせさんがとりあげられていて、興味をもったところでした。
もう90歳近いご高齢なのに、このフレッシュなセンスに脱帽です。

2006.7.16
子猫のもらい手がつかないので、生後3か月を節目に、里親募集をしめきりました。これで晴れて我が家の猫となった次第です。
狭い弱冷房の仕事部屋に、うさぎ3頭と猫5頭、人2名がひしめくことも日常茶飯事となりました。
子猫が無邪気なうちに、先住猫コマと仲良くなれるよう、毎日面会させています。びびりで内弁慶なコマも、子猫にある程度免疫ができてきたようです。昨日は一瞬でしたが同じ猫ハウスの中でナツとコマがくっついて寝ていました。(すぐに目を覚ましたコマが猫パンチをお見舞いしていましたが)
冬になれば猫がくっついて暖をとりあう「猫団子」が見られるかもしれません。

2006.7.17
猫の仲良し大作戦進行中です。
ナツとアキの尻の間に、フユがはさまって寝ています。
奥の猫ハウスでコマが寝ています。コマは他の猫がいる間、この猫ハウスにこもっています。かたつむりの殻みたいに、とれなくなってしまわないか心配です。

2006.7.18
夏になって猫達の冬毛が一斉に抜けるのか、家中毛だらけです。フローリングの床を、毛玉がころころ転がっていきます。
掃除機をかけると、コマはすばやく逃げます。ハルは休日のオヤジのように、めんどうくさそうに少しだけどきます。フユはなぜか掃除機が大好きです。ノズルにじゃれたり、ホースにぶらさがったりして離れません。そのうち「掃除機で吸ってくれ」と、お腹をみせて転がるようになるかもしれません。
掃除の手間を省くためと、猫が毛づくろいで抜け毛を飲み込んでお腹の中で毛玉ができないよう、ブラッシングをこまめにしています。結構な量がとれるので、この毛を集めておいてフエルトにして猫のおもちゃでも作ろうかと思います。

2006.7.19
担当さんが原稿を受け取りに、はるばる姫路市の我が家まで来てくれました。私は投稿でデビューして以来ずっと原稿は郵送だったので、目の前で原稿を見られるのは初めてです。その緊張感を、私に味わわせたかったのだとか。(そう言われるわりに原稿そっちのけで猫とたわむれておられましたが)
米吐き娘の2巻については、1巻が売れなかったので難しいようです。連載続投も含めて、今回の連載のアンケート次第だそうです。
もし2巻を出してもらえる場合、1巻を買っていない人でも手に取りやすいように、タイトルを変えることもありえるそうです。よくわかりませんが、「米吐き娘neo」とか、「特上米吐き娘!!」とかでしょうか。このさい「米吐き娘リバース」でも「帰ってきた米吐き娘」でもいいです。
続巻が出て印税がもらえれば、多くは望みません。

2006.7.20
子猫が台所の食器棚の上で寝るようになりました。
猫タワーよりここの方が居心地がいいようです。
炊事中の飼い主のつむじを見下ろし、優越感にひたるのが楽しいのかもしれません。
好きにさせたいのはやまやまですが、ガスレンジのそばをうろうろされると危険です。そこで、棚にあがれないようねずみ返しの箱を設置しました。
軽く乗り越えられて、この有り様です。
箱の置き方を工夫しなければなりません。
それにしてもこのアキの寝相...
猫として、それでいいのか......

2006.7.21
仕事部屋の模様替えをしました。背の高いパイプベッドを買い、ベッドの床下にうさぎのかごを横に3個並べて置きました。
私が身重の猫ハルを拾ってきて以来、びびりのコマは縄張りが一気に仕事部屋だけになってしまいました。毎晩夜泣きするコマが不憫で、私も本格的にこの部屋で寝泊まりすることにしたのです。
ベッドが思ったより大きくて、足の踏み場もありません。今このサイトの更新も、デスクトップのパソコンを椅子でなく床にひざまづいて使っています。
新参猫とその子猫がコマをいじめるばかりに、5帖ほどの洋室に、本来優位にあるはずの飼い主と先住猫が身を寄せあって寝起きすることになろうとは。
こういう時、何と言ったらいいのでしょうか。
朝顔に つるべ取られて もらひ水
いえ、軒を貸して母屋を取られる、ですね。
ところで同業の友人カワラニサイさんが、Web comicをテスト公開中です。今回公開される作品は、カワラさんのデビュー作
「Yellow Chicken Live」。
私は「ホカベン」よりこちらの方が好きです。生き別れた父親の遺骨、息子の複雑な想いという題材は、私のデビュー作と共通しています。
今日から3日間ほど公開されるそうです。良かったらぜひ読んでください。
※ 近いうちに次回の公開もあるようです。

2006.7.22
冷蔵庫の野菜室を引っ張り出して野菜をしまい、戻そうとしたところ、何かにつっかえて閉められませんでした。
引き出しの奥をのぞいてみると、子猫のアキが入り込んで涼んでいました。もう少しで引き出しを戻してぺしゃんこにしてしまうところでした。
「トムとジェリー」なら、紙のようにうすっぺらくなったアキが、ひらひらと出てくるところです。
アキは兄弟の中でいちばん大きくて動作が鈍く、何を考えているのかわからない不思議ちゃんです。

2006.7.23
私の使っているラジカセは、CDやテープの出し入れ口が天井面にあります。猫が上に乗るたびに、ふたがぱかっと開いてしまうため、スイッチに触れられないようカルピスの紙箱をかぶせてみました。
猫のしつけには限界があり、猫を矯正するより、猫に人間があわせる努力をした方がうまくいくようです。しかしこのところきわめて猫中心に生活が回っていて、正直これでいいのか悩むところです。
飼い主の悩みを知ってか知らずか、コマは24時間私とべったりの生活に戻ってご機嫌です。修学旅行の中学生のようにハイテンションなコマに、夜中に何度も起こされ、マッサージを要求されます。おかげで半覚醒状態でもコマをあしらえるようになりました。

2006.7.24
8月なかばには米吐き娘の今後の命運が決まる予定です。
不毛で不吉な想像ばかりしてしまい、現在全力で逃避行動に走っています。
以前没にされた米吐き娘以外のとあるテーマをしつこく掘り下げるべく、取材をかねて知りあいのおじいさんを訪ねてきました。
私はあまり聞き取りが上手ではなく、脱線もかなりありましたが、なかなか興味深いお話を聞くことができました。
画像の花は、お土産にもらったダリアとガーベラです。
子猫たちが熱心に匂いをかいでいると感心していたら、しばらくしてしゃりしゃりとかじっていました。油断も隙もありません。

2006.7.25
普段使っているデスクトップのパソコン(Power Mac G4)が故障しました。
何度試しても、起動途中の青い画面で固まってしまうのです。
予備の2号機(iBook G4)は通信に使っていなかったため、急遽設定しました。
サイトの更新に必要なソフトをダウンロードしなおしたりと、復旧作業に追われました。
タグプレゼントのとりまとめもあるので、早めに復旧できるようがんばってみます。
しばらくサイトの更新が滞るかもしれませんが、どうぞ生暖かく見守ってください。
(この日記は26日に書きました)

2006.7.26
昨日壊れたパソコンは、3年前に買ったものです。延長保証のお金を追加で払っていたため、修理代金は76,000円までなら保険でなんとかなるそうです。購入先の家電店はすでに倒産していたのですが、代理店が業務をひきついでいて一安心。
それにしても今月に入ってから、猫トイレとプリンタとパソコンがあいついで壊れ、何かに取り憑かれているような気がします。
一度お祓いを受けた方がいいかもしれません。

2006.7.27
ベランダに水色の蛾が飛んできて休憩していました。オオミズアオという種類に似ています。この暑さで参ってしまったのでしょうか。
先月買ったバラ”アスピリン・ローズ”に白い花が咲きました。昨日の日記の画像の花がそれです。見切り品のつるっぱげの状態から、よくぞここまで回復したものです。アスピリン・ローズは強健種らしいので、本来もっていた生命力のたまものでしょう。
最後の力をふりしぼって咲いて、枯れてしまわないようケアが必要です。夏を越せるよう涼しい場所で過ごさせてあげたいものですが、我が家にそんな場所があるかどうか...

2006.7.28
昨年来、ネームの合間に文献を読んではこつこつ書きためていたデータも、パソコンの故障で消えてしまいました。かろうじて少し前に印刷したものが手元に残っていたのが不幸中の幸いです。
読んだ本の中身を、すべて克明に記憶できるものならいいのに。
一方で、思い出したくもない過去の失敗の数々を、何かの拍子に次々と思い出してはのたうちまわります。
猫は気楽でいいなあ...
でもたまに、猫も苦悶するような表情で寝ていることがあります。
一体どんな夢を見ているのやら。

2006.7.29
米吐き娘読者のbetizさんから、こんなご質問をいただきました。
>天野の下の名前はなんというのでしょうか?
えー...じつは考えていません。読者の方が覚えやすいようにというおせっかい精神のもと、苗字か肩書きのみのキャラがほとんどです。
フルネームが出てくるのは、主人公山田みのりぐらいです。ああ、あと、その見合い相手の狸の化け物、綿貫(わたぬき)団三郎という人もいましたが、あっという間に退場しました。
ちなみに料理研究家の上杉先生の名は、餓鬼=飢え過ぎという駄洒落からきています。
ギャグの落ちを自分で説明するのは、なかなか自虐的な気分です。

2006.7.30
新参猫のハルは、先住猫のコマを倒して我が家の女王の座を手に入れようと、虎視眈々と狙っています。隙あらばコマのいる仕事部屋のドアをあけるので、ドアの外にもかぎをつけました。
内側にはだいぶ前からかぎがついています。トッコさんに隠れて漫画を投稿していた頃、邪魔をされないようつけたものです。今は隠れて漫画を描かなくても済みますが、そのかぎがこんな形で役に立とうとは。

2006.7.31
しばらく絵を描いていなかったので、練習してみました。みのりが田んぼで除草している光景です。
今回の連載は、当初は5話位に分けて、半分くらいは田んぼを舞台に展開する予定でした。しかし何度もリメイクを食らううちに3話になり、かまど将軍や酒井の出番も削られ、さらに
「田んぼは最初の1話だけね」
という制約を課せられてしまったのです。
何で米吐き娘の舞台が、田んぼじゃいけないのか。そういえばイブニングで田んぼが舞台の話が他にもありましたが、米吐き娘がそれと競合するなど(技術的にも単行本の売り上げからいっても)あり得ない話です。あやかりたいとは常々思っていますけど。
それはともかく昨日、Power Mac G4が3泊4日の修理から戻ってきました。さっそく設定を済ませ、画像を取り込もうとしたら、スキャナが認識されません。ドライバ以外に何か必要なソフトがあったような気がするので、もうちょっと調べてみます。
米吐き娘タグプレゼントの受付は、今夜0時しめきりとさせていただきます。
応募しようか迷っておられる方、どうぞお気軽に申し込んでください。
※ この企画は7月31日でしめきりました。
たくさんのご応募ありがとうございます。