海月のそれから / 2006年9月

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2006.9.1
 トッコさんがラジコンカーを買いました。模型が好きだとは知らなかったので問いつめてみたところ、
 「猫をこれで遊ばせたかった」とのこと。
 ミニクーパーとかいう、ルパン三世が乗っていた車種をモデルにしているそうです。ねずみ型のラジコンもあるそうで、私はそちらの方が良かった気もしますが、子猫達もことのほか喜んでいるので、まあいいでしょう。

 昨日、編集部から連絡があり、どうやら米吐き娘の続編を描かせてもらえそうです。
 掲載は例によっていつになるかわかりませんが、掲載と同時に単行本の2巻を出せるかもという話です。
 アンケートが好結果だったことと、去年の掲載から1年も間があいたのに、根気よく待っていてくださった読者の方が大勢いたことが、続投につながったそうです。
 皆様本当にありがとうございます。

 
2006.9.2
 お乳がはれた母猫ハルに、朝夕投薬しています。
 獣医師の指示通り、後ろからつかまえて口を開けさせ、錠剤を飲み込ませるのですが、当然のように嫌がって暴れます。錠剤を粉末状に砕いてこっそり缶詰に混ぜたり、水に溶かしてシリンジで飲ませたりしてみましたが、味が嫌いらしく、ことごとく拒否されました。
 あまり無理強いしてストレスを与えると、薬の効果以上に負担になりそうです。
 最近よく彼女は、「実家に帰らせていただきます」という顔をして、玄関で立ち尽くしています。お前の家はここなんだよ、と言ってもなかなか通じないのです。時間がたてばわかってくれるのでしょうか...

 ところで昨日の日記のラジコンカーですが、ルパン三世が乗っていた型ではなく、現在のミニだというご指摘がありました。
 おわびして訂正いたします。

 
2006.9.3
 米吐き娘その参(第23話)のアンケートが昨日届きました。
 連載化を、というご意見を多数いただきました。ありがたいことです。
 天野はゲストの中ではかなり人気があるようです。レギュラー化したらにぎやかになりますね。
 お葉書の内容を少し紹介させていただきます。

「米吐き娘をキャラクターにしたお米の発売予定はないのでしょうか?」(36歳男性)
 お米はぜひ商品化してほしいですね。みのりの絵がついた米びつもセット販売して欲しいです。ボタンを押すとざらざら出てくるやつを希望。

「米吐き娘をドラマCDできいてみたい」(25歳女性)
 声優さんの配役が気になります。

「米吐き娘のあれは『頭山』?」(51歳男性)
 そうです。元ネタは落語の「あたま山」です。
 他にも参考になるご意見や暖かい励ましの声がいっぱいで、元気をもらいました。これから次のネタ出しです。ない知恵をしぼって熟考中です。

 
2006.9.4
 朝夕ようやく涼しくなってきました。先日までの猛暑で、ベランダのつる植物を支えていたフックの接着剤がはがれ落ちました。台風シーズンも近づいているので、思い切ってつるごと撤去しました。ニガウリとキュウリを6本ずつ植えていましたが、収穫はそれぞれ数本ずつでした。やはり畑に植えたものより勢いが弱いです。日差しをさえぎって室温を下げる効果が少しはあったのか、次の電気料金の請求書で確認できると思います。うさぎ部屋は8月中は連日ほぼ24時間冷房だったので、植物を数本植えた程度では、温暖化の防止にはつながらなかったかもしれませんが...

 画像は子猫のナツと五色唐辛子です。
 子猫達の迷子首輪がプロレスごっこでずたぼろになり、ほつれた糸が牙にからまるようになってしまったので、新調しました。ナツは噛み癖が悪く、他の猫の首をガブガブ噛みます。自分で自分の首は噛めないため、首輪が一番傷んでいなかったのはナツでした。

 
2006.9.5
 日経新聞に「子猫殺し」のエッセイを寄稿した坂東眞砂子氏は、その後も反論記事を雑誌に書いているようです。ある検証サイトでは、問題のエッセイや、それに対する動物好きの有名人や獣医師などのコメントも載せられていました。そのサイトへの全文転載は著作権の方で問題がありそうなので、URLを載せるのは思いとどまりましたが、載せられていた抗議の内容には納得できるものが多かったです。
 「坂東さんを非難できる人間がいるのか」といった意見もあります。でも、飼い猫を避妊手術せずに生まれた子猫を放り投げて殺すという彼女の行為を正当化したり、それを黙認することは、私にはできません。
 彼女には「動物を飼わない」という選択肢はなかったんでしょうか...

 ところで画像は子猫のアキです。兄弟でこの子だけ長毛で暑苦しそうでしたが、最近涼しくなってひと息ついています。ふさふさのしっぽは、さわると気持ちいいです。

 
2006.9.6
 朝からずっと雨が降っています。エアコンはいらず、半袖だと肌寒い位です。
 知人が冷蔵庫の上で発芽玄米を作って食べているそうです。玄米をアルマイトの弁当箱にいれて、ぬるま湯をひたひたに張ります。冷蔵庫の上において丸一日くらいたったら発芽するので、それをすこしだけ精米に混ぜて炊くそうです。玄米が手に入ったら試してみたいと思います。
 子猫達も冷蔵庫の上で朝から夕方まで昼寝しています。モーターの熱で暖かいらしいです。
 画像は子猫のフユ。
 おニューの首輪に縫い付けた迷子札を、早くも紛失しました。
 兄弟猫とプロレスしていて取れてしまったのでしょうか。やんちゃで困ったものです。

 
2006.9.7
 米吐き娘読者の宮城のノビタさんから、ウシガエルの画像をいただきましたので、スケッチしてみました。
(描いているうちにちょっと不気味な絵になってきたので、目だけデフォルメしています)
 前足にみずかきはなく、耳が目よりも飛び出て見えます。
 宮城のノビタさんの解説によれば、「ジャンプ力は最大で8メートル程度。小さめの個体でも4〜5メートルは跳ねます。直撃を食らうと結構威力があります。」とのことでした。どういう状況でウシガエルに直撃されるのかわかりませんが、当たると痛そうです。
 米吐き娘にたびたび動物性タンパク質として登場するウシガエルは、私がうろ覚えの記憶から適当に描いたものですので、いかに記憶があやふやだったかを再確認しました。

 
2006.9.8
 子猫達がようやく乳離れし、母猫ハルのお乳の腫れが、すっかり治りました。
 こんなに成長するまで乳を吸われれば、栄養をとられるはずですが、元野良にあるまじきリッチな体型なので、さほどやせた感じはしません。
 ハルは相変わらず、コマを倒すべく、コマのいる仕事部屋のドアを開けようとします。
 ホームセンターでドアのノブを買い、レバーから丸いノブに付け替えました。これでもう、猫の手では開けられないはずです。
 それでもハルはあきらめきれず、夜な夜なドアに体当たりする音が響いています。牡丹灯籠か耳なし法一のように、あきらめてくれるよう祈るばかりです。

 
2006.9.9
 映画「初恋のきた道」をレンタルで観ました。
 中国の田舎の素朴な娘さんが、町から赴任した青年教師に恋して、健気に想いをよせる様子がほほえましかったです。
 恋愛を描いた映画には、私はあまり感情移入できないたちなんですが、娘さんのつつましい暮らしぶりが新鮮で楽しめました。防寒着でモコモコに着膨れた娘さんが、元気にこけつまろびつ草原を駆け抜けて行く様も良かったです。
 ねぎのお焼きが入った巨大などんぶりは、彼女が彼のために愛情をこめて作ったお弁当です。なんだかすごくおいしそうでした。


2006.9.10
 運動不足解消の助けになればと、「バランスボール」を購入しました。
 空気を入れてふくらませ、上にのったりもたれたりして使います。
 椅子代わりに乗って、お馬さんごっこするのが気に入って、資料を読みながらかれこれ30分近く乗っていました。
 びょ〜ん。
 びょ〜ん。
 びょ〜ん。


 子猫達も興味津々です。コマは心配そうに見ています。
 びょ〜ん。
 びょ〜ん。
 びょ〜ん。
 びょ〜ん。
 やりすぎて脳しんとうを起こしてしまいました。
 脳の容量と密度が不十分なため、ゆさぶるとバターになってしまうのかもしれません。
 コマ、冷ややかに見守ってないで、何か言っておくれ。


2006.9.11
 「ネームって何ですか?」というご質問を時々いただきます。
 私にとってネームとは。
 苦行であり、飯の種であり、頭痛の種でもあります。
 そんな抽象的なことはさておいて、 試しに米吐き娘のネームをここにのせてみます。
 ネームは原稿執筆に入る前の、えんぴつで描いた下描きの下描きのようなものです。作業の流れでいうと、プロット(簡単なあらすじ)→編集部にメール→打ち合わせ→ネーム→編集部にFAX→打ち合わせ→修正→下描き→原稿にペン入れ→スキャナでパソコンに取り込み→CG処理→試印刷→編集部にFAX→打ち合わせ→修正→完成、という段取りです。作者の意図に関係なくふりだしにもどったり、打ち合わせ→修正の段階が無限に繰り返されることもあります(泣)。
 私はネームはA4サイズのコピー用紙に、2Bのシャーペンで描いています。
 この絵は何度も何度も何度も描き直したので、かなり原稿に近い絵になっています。
 今は次の連載に向けて、プロットを作っています。
 先は長そうなので、とりあえず今できることをやっていきたいと思います。


2006.9.12
 昨日の夕刊の占いに、今日は不吉な事があると書かれていましたが、的中してしまいました。
 コマが布団におしっこをしたのです。
 今までゲロは吐いても、シモの粗相はしたことがなかったというのに...
 どうやら網戸の向こうでハルが威嚇していたので、恐くてトイレに降りられなかったようです。
 本猫もしたくてしたことではないと思うし、今更叱っても何の事だかわからないでしょうから、叱ることはできません。
 布団を干してシーツを洗ったばかりだというのに...

 もう一つ不幸がありました。お使い物のお菓子を注文しに行ったケーキ屋さんで、「月見うさぎ」という、それはもうキュートなケーキを買ったのです。
 自転車で持ち帰って開封したら、もののみごとに粉砕していました。ええ、これは私が悪いんです。この程度の不幸で済んで、幸いだと思わなければなりません。


2006.9.13
 先日、映画「楢山節考」をレンタルで観ました。飢饉の村の、壮絶な棄老の実態が描かれていました。歌舞伎調の演出で、なじみが無いと少ししんどいです。でも老人を捨てる山の山頂の、この世の物とも思えない景色が強く印象に残りました。

 「姥捨て山」という昔話は、地方や話者によっていろんなパターンがあるそうです。私が記憶しているのはこんな形です。
 昔、ある国では年寄りを大事にせず、60歳を過ぎた老人は、生きたまま山へ捨てる決まりでした。
 ある親孝行な息子が、60歳になった母親を泣く泣く背負って山へ向かいました。母親は木の枝を手折って落とし、息子が帰り道に迷わないようにしていました。
 それを知った息子は、ぞうしても親を捨てることができず、ひそかに母を連れ帰り、自宅にかくまいます。
 ある時、隣国が殿様に次々と難題をふっかけてきて、解けなければ戦をしかけられることになりました。
 その難題とは、「灰で縄をなってさしだせ」「まがりくねった穴をうがった玉に糸を通せ」「そっくりな馬の親子をどちらが親か子か見分けろ」といったものでした。国中に問題を解ける者はいませんでした。息子は母に聞いて、問題を解いてみせます。1問目は縄を焼いて灰にします。2問目は穴の出口に蜜を塗り、アリに糸を結びつけて穴の中を歩かせ糸を通します。3問目は2頭の馬の間に馬草を置いて、先に食べた方が子馬だと見抜きます。おかげで戦をまぬがれることができました。
 殿様は感心して、なぜこんな難題が解けたのかとたずねます。そして年老いた母をかくまっていてその母が難題を解いた事を知り、殿様は考えを改め、姥捨ての決まりはなくなったといいます。

 この3問目ですが、どうやら我が家の猫にも同じことが言えるようです。食い意地が張った母猫ハルと子猫達の前に食べ物を差し出すと、ハルは子猫達に行き渡るまでは決して食べようとしません。たとえ食事中でも、子猫が後ろから来るとどいてあげるのです。
 その優しさの10分の1でいいから、宿敵コマにも分けてほしいものです。


2006.9.14
 明日から二泊三日で鹿児島の実家へ帰省します。
 兄が新居を建てて、その新築祝いにおよばれなのです。
 久しぶりに遠方の親戚も集まるので、ちゃんとした手土産を十数世帯分用意するよう、母から指令がありました。
 段ボール一杯の菓子折りを抱えて新幹線に乗るのは難儀そうなので、前もって宅配便で送りました。
 親戚の集まりは、実はちょっと苦手です。子どもはまだかときかれるのです。いくら身内でも、人んちの家族計画に口を出さないでほしいです。
 大きな下世話です。
 実家にわらわらいるウサギやトカラヤギとたわむれるのが、せめてもの楽しみです。


2006.9.15
 これから昼過ぎに自宅を出ます。姫路駅前で知人の助教授さんと、某大学の先生と三者面談です。
 それから新幹線で鹿児島へ。
 留守中の動物の世話を夫のトッコさんに頼みましたが、ちゃんとやってもらえるか不安です。
 猫ってふだんはそっけないくせに、出かける時には後追いするんですよね。
 後ろ髪をひかれる思いです。
 実家に二泊三日し、動物が心配なので早々に戻ってくる予定です。
 果樹園の営業部長たち(主に犬、うさぎ、ヤギ)の写真をいっぱいとってきます。
 次の日記の更新は、9/18以降になります。






2006.9.16
 久々の実家です。動植物はますます増殖して大きくなり、両親は多少老けましたがまだまだ健在でした。
 亀は、警察から保護した亀も加わり風呂桶が手狭になったため、大きい組と小さい組に分かれ、廃物利用の流し台で暮らしていました。
 相変わらずドッグフードを食べています。体長25〜30cm位です。

 朝から兄の新居の新築祝いに出かけました。
 大隅半島北部の、緑が多くてきれいなところでした。
 義姉は音大出身で、いずれは自宅でピアノ教室をしたいそうです。一部屋はピアノ2台が占領していました。
 帰りは台風の影響で大雨。車の視界が真っ白になる位の豪雨でしたが、鹿児島市内はそれほど降らなかったようです。


2006.9.17
 台風13号が鹿児島を通過。
 両親は6つほどある野菜のビニールハウスの台風対策に追われました。
 ビニールを外しておかないと、風を受けて骨組みごとつぶされてしまうのです。
 夕方の新幹線で姫路に戻る予定でしたが、交通機関は軒並み運休でした。
 予定を一日延ばし、テレビの台風情報を見ながら、両親とゆっくり話しました。

 画像は実家のみかん園の営業部長、ミックス犬のチビコロ嬢。
 あいかわらず来客に愛嬌をふりまいていました。




2006.9.18
 営業部員のトカラヤギとウサギは、囲いの中で仲良く同居しています。
 トカラヤギを抱えて、ハイジのように走ってみたかったのですが、ヤギはあまり気が進まないようだったので断念しました。

 午前10時前の新幹線で鹿児島中央駅を出ました。博多以北はダイヤが乱れていましたが、無事自宅に戻りました。
 家中が猫砂でじゃりじゃりしていて、帰るそうそう掃除したり洗い物をしたり、動物のトイレ掃除をしたり、花に水をやったりでばたばたしました。トッコさんのペットシッターぶりは今ひとつでした。もしプロだったら二度とこいつには頼まねえという位、手抜きでした。でもただですし、動物達が元気だったのでよしとしましょう。





2006.9.19
 朝夕涼しくなってきたので、猫達がお風呂のふたの上に集まっています。
 昼間、ひなたぼっこする姿も観測されました。

 ところで編集部気付で私宛に、ふとんの資料が届いたそうです。頼んだ覚えがないので、関係者一同、首を傾げています。
 寝ている間に免疫力がアップして健康になるふとんだそうです。
 どこのどなたか存じませんが、ふとんは事足りておりますですよ...




2006.9.20
 映画「妖怪大戦争」をレンタルで観ました。
 妖怪をこれでもかこれでもかと、湯水のように使ってあり、しかも隅々まで凝っていました。
 笑いありシリアスあり、一瞬ですがちゃんと泣けるシーンまであります。

 先日は京極夏彦さんの対談集を読みました。次の米吐き娘のネタ探しになればと思ったのですが、つい仕事を忘れて楽しんでいます。
 先週出したネタでも2,3話くらいのネームはできるけど、担当さんはもっと妖怪の世界観にかかわるようなスケールの大きい話にしたいようです。あんまり風呂敷を広げすぎて畳めなくなるのは困ります。私は小さいことからコツコツとが信条なので、「身の丈妖怪漫画」にしたいのですが、どうしたものか。


2006.9.21
 漫画のネタ出しで、ネタは出ずに熱が出ています。昨夜から今日にかけて11時間眠りました。水木しげる先生の説では、寝ている時間の分だけ寿命が延びるそうです。
 ともかくようやくネタが一個できて、編集部にメールしてから外出しました。
 先日お会いした大学の先生から、貴重な資料を貸し出してもらったので、近所のコープさんでコピーしてきました。(関西ではお店にも「さん」を付けることが多いです。)
 店のBGMが「天国と地獄」とか「剣の舞」とか、せわしない曲ばかりでした。運動会シーズンなんですね。


2006.9.22
 昨日のプロットが一応採用され、ネーム作業に入りました。
 米吐き娘のネームは久しぶりです。
 前途は長そうですが、千里の道も一歩から。
 朝夕、肌寒くなってきたので、タオルケットをしまって、薄い布団を出しました。
 コマの姿が見当たらないと思ったら、さっそく中にもぐっていました。






2006.9.23
 ちょっと目を離した隙に、ベランダにいたハルの姿が見えなくなりました。
 手すりから地面に落ちたのかもしれず、必死で近辺を探しまわりました。
 疲れ果てて戻って来たら、ハルが何事もなかったかのように寝ていました。
 あまつさえ「起こさないでよ、気持ちよく寝ていたのに」といった迷惑そうな顔。
 ともかく無事で何よりでした。
 パソコンでやりかけていた作業を再開しようとしたら、謎の文字列が。
」_:p;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 0@111111111111111111111111111111111111111111 +[^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^cvnk,jcf^\nj44444474
 キーボードの上を子猫のアキがうろうろしていたので、彼が入力したようです。
 ほんとに猫って何を考えているんだか...


2006.9.24
 ネームを描くのが遅いです。
 なぜこんなに時間がかかるのか。
 決して遊びながらやっているわけではありません。
 FAXを送る期限から逆算すると、1枚あたりにかけられる時間は約1時間。
 そんな時に限って、朝起きたら枕元にコマのゲロが。
 ナツがちり箱をひっくりかえして家中が台風の後のようにぐちゃぐちゃ。
 アキが網戸を大破。
 フユがトイレから敷物を奪取して台所で爆睡。
 ハルがベランダ伝いにお隣へ侵入。
 お前らいい加減にしろおおおお....




2006.9.25
 ようやくネームを仕上げ、編集部に送りました。沙汰を待つ間、ひといきついています。
 生き物の世話はいつも通りこなしましたが、部屋の掃除が滞って家中が猫砂でジャリジャリです。
 3日ぶりに掃除機で掃除。文明の利器はありがたいです。
 子猫のフユは、掃除機でおなかを吸われるのが大好きです。掃除機をかけると、行くところ行くところへ先回りして、ごろんとおなかを見せて寝転がります。
 妙な遊びを覚えたものです。



2006.9.26
 三日かけて仕上げた米吐き娘24話目のネームは、さっぱり評価されませんでした。落とされるのが習慣になってきて、モチベーションが下がる事この上ないです。
「面白くしようと努力しているのが感じられます」というのは、「努力は認めるが面白くない」と同意でしょうか。言葉を選んでも傷つく事に変わりはありません。
 しかしすねていても仕事が前に進みませんので、自分を励まして描き直します。

 彼岸が過ぎてからすっかり涼しくなりました。
 ひなたぼっこするハル母さんと息子のフユ。
 猫はそこにいるだけで癒してくれます。しかしヒトの私が漫画でヒトを癒すには、相応の努力が必要なようです。


2006.9.27
 母猫ハルがベランダから隣家へ侵入するすべを覚えました。いずれは息子達にも伝達されるかもしれません。
 それで、猫達をベランダに出す時は、プールの監視員のように見張っておかなくてはならなくなりました。
 朝の植物の水やりと、夕方の洗濯物のとりこみの時、猫達をベランダに出していますが、忙しいとなかなか長時間つきあっておられません。
 それで、お昼は猫を監視しながら、ベランダで食べることにしました。しゃれたテーブルなど置いたら、猫のお立ち台になるのは目に見えていますので、飼い主は地べたに座っています。とりあえずハルがお外気分を少しだけ満喫してくれたようで良かったです。


2006.9.28
 我が家はマンションの3階です。目の高さに電線があり、ツバメ、キジバト、スズメなど色んな野鳥が目に入ります。中でもカラスは、人を見てもあまり逃げないので、格好のバードウォッチングの対象です。
 そのカラス、どうも鳴き方が変というか、「アホー、アホー」や「カァカァ」ではなく、「ア・ホー、ア・ホー」と聞こえます。「・」の部分がスタッカートになっていて、まるでなまっているようです。
 なまりといえば、私が関西に出て来て間もない頃、地元の人に「なまっている」と笑われました。シャイな私は、心の中で「お前もじゃー!」と反論しました。
 自分が標準だと思い込んでいると、見えなくなる物がありますね...




2006.9.29
 昨日もネームのダメ出しをもらい、ちょっとへこんだので、気分転換に畑に行ってきました。
 市から借りている16平米の畑の大部分にサツマイモを植えています。
 めいっぱい茂って、地面も境界線も見えません。
 試しに少し掘ってみましたが、細い根があるだけでした。「つるぼけ」で、根っこに栄養がいっていないかも。
 イネ科の草が驚くほど大きく育っていて、駆除するのが一苦労でした。
 イモの葉の上で、アマガエルが休んでいました。もう何日も雨が降っていないので、カエルも大変だと思います。


2006.9.30
 このところ、週2回のペースで漫画のネームを編集部に見てもらっています。
 時間はたっぷりあると言われていますが、ネームの送付期限をできるだけ短期間に設定し、自己申告しています。
 仕事が評価されているわけでもなく、単行本がたくさん売れているわけでもなく、唯一の長所といえばしめきりを守る事くらいだからです。
 ...自分で書いていて悲しくなってきました。



海月のそれから / 2006年9月

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