みずいぼ(伝染性軟属腫)
とろうか、とるまいか・・・


 幼児に多くみられる、白っぽいツブツブが多発する伝染病です。原因はウイルスで、患部と直接触れることにより他人に、あるいは自分の皮膚に、拡がっていきます。たいていは無症状です。
 とったほうが良いのか、とらなくても良いのか、論争が絶えないものです。

【 とらない派の意見 】
 子供本人にとってみずいぼは痛くもなんともない。
 放置してもいつかは自然に治る。
 つまみとる行為は痛いので子供に苦痛を与える。
 つまみとった傷からとびひが誘発されることがあるなど、トラブルがありえる。
【 とる派の意見 】
 うつるものとわかっていながらいろんな理由(子供が云々・・・)で放置するのは自己中心的ではないか。
 みんながみずいぼを放置した結果、みずいぼの子供がどんどん増えてもいいという、社会全体の合意がない。
 無症状で自然に治る病気はほかにもたくさんあるが、それらの多くはちゃんと治療されている。
 5年たっても自然に治らない実例がある。

等々・・・。本当に頭の痛い問題です。
 さて、貝瀬皮膚科の意見はどうかというと、微妙なところですが【 とる派 】に近いです。ただし、貝瀬皮膚科ではみずいぼの初診患者様には、必ず上記の事情を説明し、保護者様の意思確認をして、とることを希望された場合だけとるようにしています。
 ところで、よくいわれるプールでの感染ですが、これは「水」を介してうつるものではなく、あくまで子供どうしの肌の接触とか、ビート板を介しての感染のようです。
 みずいぼの治療法は「つまみとる」方法しかないわけではありません。薬品で腐食させる方法や漢方薬の内服療法などがあります。
貝瀬皮膚科ロゴマーク
貝瀬皮膚科のトップページへ