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| KENWOOD TH-45G
430MHz FM HANDIE TRANSCEIVER |
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ケンウッドから1990年に発売された430MHz帯モノバンド機。サムホイール機からテンキーパッド機の時代になり、その後のシンプル操作路線の先駆けとも言えるTH-45から多々の仕様変更が反映されて内部的には別物とも言える。
主な操作方法となる周波数調整はトップパネル右上に配置された周波数同調ツマミを回転させて行うがKHz単位の調整が基本となる。MHz単位で周波数を移動したい場合には液晶パネル左下に配置されているMHzキーを押すことでKHz帯の数値はそのままに、430〜439の間でMHz単位の変更が可能となる。このMHzキーを使用した周波数調整方法はSSB機と違いステップの粗いFM機ならではの操作方法とも言え、使ってみると必要にして十分と思える。
但し、受信マニアな人で一定の周波数範囲に対してスキャンし続ける場合や、複数のバンド幅に対してトグルスキャンを行うなどの要求に応える出来ない。あくまでも「交信」を行う人が指定もしくはターゲットとして定めた少数のメモリーチャンネルに対してのみスキャンが可能となる。
メモリーチャンネルは20個用意され、固定チャンネルとして433.000MHzのFMコール周波数がセットされる。メモリーとVFOの切り替えは液晶下にある[VFO][MR][CALL]キーを押すだけで変更できるシンプルな設計。取説が無くても十分に使いこなすことが出来るほど簡単だ。
トップパネルには他にスケルチ、スケルチと併せて使う入感時のBELLキーがあるだけで余計なボタン・キーは他に設定されているのが好みの分かれた所だ。
私の場合はこのシンプルさが心地よく、最初に開局した時に前モデルであるTH-45を選んだ。
そのTH-45も一度は手放してしまったが、バイクツーリング時の連絡用などに再び430FMハンディが必要となった1995年に在庫処分中のTH-45Gを見つけたので購入した経緯がある。
この上から覗き込むタイプの無線機はベルトに装着した場合や、タンクバックに入れた時など周波数操作と音量調節の仕組みが一カ所に集まっているので非常に使いやすい。
更に、TH-45Gでは外部電源として13.8Vが定格になっており、その場合の出力が5W前後というのも非常に有り難いスペックとなっている。(山梨県甲府市郊外をツーリングしたときには5Wというパワーで小さな山を挟んで数キロは離れた仲間と連絡を取れた実績がある。今では携帯電話で済むような状況でも当時は普及していなかったので重宝した)
TH-45Gは終段にパワーモジュールであるM67749MRを採用しているが2006年現在では生産終了となっていることから入手も困難、工事設計書を書き直す必要はあるが別の石を探すことになる。また、この時代の無線機は表面実装型コンデンサの質が非常に悪く、液漏れや漏れた液の腐食に伴うパターン切れなどトラブルが多く生き残っている機種も多くはない。
このコンデンサ問題はTH-45Gに限らず、その時代の無線機全般に言えるのでチャンスが有ればコンデンサの交換を行っておいた方がいいだろう。
受信改造を行うことでTH-45Gは 300〜520MHz・800〜950MHz・400〜465MHz の周波数で受信が可能となる。(改造前はアマチュア無線帯の430.000〜439.99MHzのみが受信可能)
受信可能周波数帯に業務用無線や特定省電力など一部のマニアが喜ぶ割り当てがあることから、中古で入手したTH-45Gは大抵のものが受信改造済みであることが多く、無線ショップなども新品で販売した時点で受信改造を行っていたところもあり、逆に無改造の品を見つけるのが難しい。
また、1990年以前の無線機ではアマチュア無線帯以外の周波数への送信に対してロックをかけていないことが多く、受信改造と同様に送信改造も流行った。
そのため業界への規制がかかり、いわゆる「J付き」と呼ばれる規制されら無線機がJマークを
付けて流通しはじめ、規制前の何もマークが無いモデルは「J無し」と呼ばれ一部のマニアの間で高価取引される形となった。
TH-45Gの前期モデルは「J無し」、後期は「J付き」となり、送信改造を行った場合は400.00〜465.30MHzの間で送信可能となる。(送信可能な状態でアンテナ・バッテリーが接続されていれば法令違反として無線機没収や罰金など処罰の対象と成り得ますので注意、本来は違法CB向けの法令ですが、改造アマチュア無線機でも実験以外の用途で所持していると十分な理由になってしまいますので注意。尚、受信改造だけなら大丈夫と言われています)
TH-F7を持っているのにTH-45Gを持つメリットは何か?と自分でも思うときがあるが、TH-45Gは単三電池が6本はいる電池パックBT-6を使用した時に2W相当のハンディ機種として運用可能というのが理由になるだろうか?
TH-F7は専用リチウム電池を使用して最大5Wの電池運用が可能となっているが、メーカーから電池の供給が停止した段階でメリットを失い、電池ケースもオプションで揃っているが300mW程度の出力でしか電池運用が出来ない。
外部電源を用いれば5W運用は可能だがハンディ機としての魅力は半減である。
そこでTH-45Gとなるのだが、外部電源で5W運用が可能な上に電池運用も乾電池だと最大2W、単三型ニッケル水素・ニッカド電池でも1〜2Wの運用が可能、しかも電池は汎用品なので今後も入手が可能となると残しておくメリットが大きい。
最近はバイクに乗るときは一人の事が多く、無線機を利用するような場面もないので活躍する時は無いと言えるが、もうしばらくは手元に残しておこうと思う。
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トップパネル部分
TH-25/45/25G/45G共通とも言えるトップパネル部に操作関係が集中したデザイン。 |
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バックパネル部分
ファンクションキーやトーン・スプリット関係のキーが配置される。 |
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サイドパネル部分(左)
モニタースイッチ、PTTスイッチ、ランプスイッチ、パワー切り替えスイッチが配置される。 |
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サイドパネル部分(右)
スピーカー/マイク端子・外部電源ジャックのみが配置される。 |
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TH-F7と本体のみで並べた状態(前)
TH-45Gの電池ケースを外した本体のみの状態で現行機のTH-F7と並べてみた。 |
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TH-F7と本体のみで並べた状態(横)
TH-F7のほうがほんの少しだけ厚みがあるように見える。 |
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電池ボックスを装着した状態で並べてみる
BT-6電池ボックスを装着したTH-45GとTH-F7を並べると大きさの差は歴然とする。 |
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| 一
般 仕 様 |
周波数範囲 | 430 〜 440 MHz | |||
| 電波形式 | F3 (FM) | ||||
| メモリーチャンネル数 | 20+1(コールチャンネル) | ||||
| アンテナインピーダンス | 50Ω | ||||
| 電源電圧 (定格電圧) | 外部電源 | 6 〜 16V (13.8V) | |||
| 電池端子 | 5 〜 15V | ||||
| 消費電流 | 送信時 | Hi | 13.8V (外部電源) | 2.0A以下 | |
| 7.2V (電池端子) | 約1.0A | ||||
| LO | 約0.6A | ||||
| EL | 約0.15A | ||||
| 受信待受時 | 約65mA | ||||
| バッテリーセーバー時平均 | 約17mA | ||||
| オートパワーオフ時 | 約6mA | ||||
| 接地方式 | マイナス接地 | ||||
| 寸法 | 突起物なし(突起物含む) WxHxD | 58 x 135.5 x 29.5 (68.5 x 147.5 x 34) mm | |||
| 重量 | アンテナ、ハンドストラップ、ベルトフック、 電池(単3x6本)含む |
350g | |||
| 仕様温度範囲 | -20℃ 〜 +60℃ | ||||
| マイクロホンインピーダンス | 2kΩ | ||||
| 送
信 部 |
送信出力 | HI | 13.8V (外部電源) | 5W以上 | |
| 7.2V (電池端子) | 約1.5W | ||||
| LO | 約0.5W | ||||
| EL | 約20mW | ||||
| 変調方式 | リアクタンス変調 | ||||
| 最大周波数偏移 | ±5kHz | ||||
| スプリアス発射強度 | -60dB以下 | ||||
| デューティサイクル | 1分送信 3分受信 | ||||
| 受
信 部 |
受信方式 | ダブルスーパーヘテロダイン | |||
| 中間周波数 | 第1 IF | 30.825MHz | |||
| 第2 IF | 455kHz | ||||
| 受信感度 | 12dB SINAD | -15dBμ (0.18μV) 以下 | |||
| スケルチ感度 | -20dBμ (0.1μV) 以下 | ||||
| 選択度 | -6dB幅 | 12kHz以上 | |||
| -40dB幅 | 28kHz以上 | ||||
| 低周波出力(8Ω負荷ひずみ率10%) | 0.2W以上 | ||||
| 付
属 品 |
アンテナ | 1 | |||
| 電池ケース(BT-6 単3電池6本用) | 1 | ||||
| 電池ケース(BT-7 単3電池4本用) | 1 | ||||
| ベルトフック | 1 | ||||
| ハンドストラップ | 1 | ||||
| カバー (BM-1) | 1 | ||||
| 操作シール | 1 | ||||
| 保証書 | 1 | ||||
| 取扱説明書 | 1 | ||||
| ■【資料】EL, LOパワー送信時の目安・・・単3電池の場合 |
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モデル名
|
未使用時
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要電池交換
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BT-6
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■■■■■■■■□□□□
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■■■■□□□□□□□□
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BT-7
|
■■□□□□□□□□□□
または ■■■■□□□□□□□□ |
ON AIR インジケーターが
点灯しなくなったとき |
| ■【資料】EL, LOパワー送信時の目安・・・NiCd電池パックの場合 |
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モデル名
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V | mAh |
未使用時
|
要電池交換
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PB-11
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6 | 1200 |
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または ■■■■□□□□□□□□ |
ON AIR インジケーターが
点灯しなくなったとき |
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PB-5
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7.2 | 200 |
■■■■■■□□□□□□
または ■■■■■■■■□□□□ |
■■□□□□□□□□□□
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| PB-6 | 600 | |||
| PB-9 | ||||
| PB-7 | 1100 | |||
| PB-8 | 12 | 600 | ■■■■■■■■■■■■ | ■■■■■■■■□□□□ |
| PB-11 |
| ■【資料】電池の種類と使用可能時間の目安・送信出力の目安 |
| 項 目 | 使 用 可 能 時 間 | 送 信 出 力 | ||||||
| 電 池 の 種 類 / 条 件 | ハ イ パ ワ ー | ロ ー パ ワ ー | エコノミック ロ ー パ ワ ー |
ハ イ パ ワ ー | ロ ーパ ワ ー | エコノミック ロ ー パ ワ ー |
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| PB-8,11 | 12V | 600mAh | 3.5h | 7h | 14h | 5W | 0.5W | 20mW |
| PB-7 | 7.2V | 1100mAh | 7.5h | 13h | 27h | 2W | ||
| PB-6,9 | 7.2V | 600mAh | 4hh | 7h | 14h | |||
| PB-5 | 7.2V | 200mAh | 1.5h | 2.5h | 4.5h | |||
| PB-11 | 6V | 1200mAh | 9.5h | 14h | 29h | 1.5W | ||
| BT-6 | 9V | アルカリ | 14h | 19h | 59h | 2W | ||
| BT-7 | 6V | アルカリ | 4h | 5h | 49h | 1W | ||
| BT-6 | 9V | マンガン | 4.5h | 5.5h | 21h | 2W | ||
| BT-7 | 6V | マンガン | 1.5h | 2h | 18h | 1W | ||
| 外部電源 | DC 13.8V | − | − | − | 5W | |||
●使用可能時間は、次の条件で使用した場合の目安です。使用方法や周囲の状況により変化します。
(1)送信6秒、受信音声出力6秒、待ち受け48秒
(2)受信音声出力200mW
(3)バッテリーセーバー "S" ON
(4)TSU-7、DTU-1(別売)を取り付けていないとき
| ■【資料】申請書の書き方(取説より抜粋) |
| 周波数帯 | 430M |
| 空中線電力(W) | 10 |
| 発射可能な電波の形式、 周波数の範囲 |
430MHz帯、F3 |
| 終段管:名称、個数 | M67749MR x 1 |
| 終段管:電圧・入力 | 12V 17W |
| 通信空中線の形式 | 使用する空中線の形式を記入 |
| JARL登録番号 | T-138 |
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