放置状態だったRZ250はバイクカバーをかけてはあったものの、カバー自体が風化して随所が破けおり年月の経過を物語っていた。 ガソリンタンクの中に残っていたガソリンの臭いを嗅ぐが、強烈に変質したベンジン的な臭いはせず使えそうなことから燃料コックをONに切り替えイグニッションキーを回してキックを数回行うと純正チャンバーからボロンボロンと懐かしい音が響いた。 バッテリーは蓄電ゼロの状態だったが、ガソリンと2stオイルは程々の残量だった。 RZ250を購入したバイク屋が看板と場所を移転していたが実家の近く(1kmもない距離)であったことから、そのまま自走して数年ぶりにRZ250で顔を出した。 駆動系を中心に油脂関係などを軽く見てもらい、懐かしさも混じった会話をして東京に戻る。 帰りは雨に降られたがバイク用のレインウェアなど有る訳もなく、ずぶ濡れで自宅に戻る結果となったが、そこには何故かニヤニヤした自分が居ることに気が付き自然と笑いがこみ上げてきた。 それからしばらくは空いた時間を利用して軽く200kmほど慣らし運転のように丁寧に乗ってリハビリ的な事を行った。 7年間放置した車体にしては購入時の元のコンディションが良かったからか、大きなトラブルは無く、油脂が抜けたタイヤのK300GPが気になる程度だった。 車体以外で気になったのはバイク屋自体が都内から100km程の距離と離れており、不調時や故障時は「気楽に相談」という距離ではないのが少し辛い。
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