鎌倉紀行−鎌倉ハイキングと観光ガイド−


祇園山コース 鶴岡八幡宮

源氏池の桜

鶴岡八幡宮の源氏池の桜

鶴岡八幡宮は、康平6(1063)年に源頼義が奥州の戦乱「前9年の役」で勝利した礼として京都の岩清水八幡宮を現在の材木座元八幡(由比若宮)に勧請したのが始まり。その後、治承4(1180)年、本拠地を鎌倉に定めた源頼朝が現在地に移し、鶴岡八幡とした。
三の鳥居をくぐると参道の左右に池が配されている。向かって右が源氏池、左が平家池で、あわせて源平池という。源氏池には3つの島、平家池には4つの島が浮かぶが、これは、3、4をそれぞれ産と死になぞらえ、源氏の繁栄と平家の滅亡を祈念したものだという。

色とりどりの冬牡丹

冬ぼたん(神苑ぼたん庭園)

源氏池のほとりには、約2000本の牡丹(ぼたん)を集める神苑ぼたん庭園がある。通常、牡丹は春先に花を咲かせるが、薦(こも)の覆いの中で花を咲かせる冬牡丹は世界的にも希少なもの。見頃は、冬ぼたんが、1月上旬から2月上旬、春ぼたんが4月上旬から5月中旬。

旗上弁財天

旗上弁財天

源氏池の小島には、弁財天が祀られており、鎌倉・江の島七福神巡りのコースになっているので、特に正月は七福神巡りをする人が多く訪れる。

舞殿と本宮(上宮)

舞殿・本宮(上宮)・大銀杏

参道を進むと、頼朝の弟義経の愛妾静御前が、義経を慕う舞を舞ったという伝説にちなんで「舞殿」と呼ばれる建物が見えてくる。しかし、実際にはこの建物は当時はまだ無く、「静の舞」は若宮社殿の回廊で舞われた。
本宮石段下の大木は、三代将軍実朝が、右大臣拝賀の式の後、甥の公暁(くぎょう)に暗殺された際、公暁が身を隠していたという伝説の大銀杏。別名「隠れ銀杏」とも呼ばれる。

※樹齢800年と言われていた大銀杏は、2010年3月の強風時に、倒壊した。

若宮(下宮)

鶴岡八幡宮の若宮(下宮)

本宮石段下の権現造りの社殿。頼朝が材木座から八幡宮を移した際、この場所に社殿を建てた。後、上宮が建てられてからは下宮と呼ばれるようになった。徳川二代将軍秀忠による再建で、境内の丸山神社を除くと、現在の八幡宮の建物の中では最も古い(他の建物は文政年間・十一代将軍家斉の頃の再建が多い)。
境内を出て、横大路を左手にしばらく行くと、萩寺として有名な宝戒寺(ほうかいじ)があり、ここが小町大路の北の始まりになる。

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