妙本寺の寺域は、比企ヶ谷とよばれ、鎌倉時代、幕府の有力御家人比企一族の屋敷があった。
比企氏は、建仁3(1203)年、ライバルの北条氏によって滅ぼされる。一族で唯一生き残った比企能本(よしもと)が一族の菩提を弔うために日蓮に帰依し、文応元(1260)年に比企屋敷の跡に建てたのがこの妙本寺だ。
長く静かな参道を抜け二天門をくぐると、谷の最奥に建つ大きな祖師堂にたどり着く。これだけの大寺でありながら寺域は静けさにつつまれている。祖師堂左裏手から、祇園山ハイキングコースに入る山道が伸びているがこの道は歩きづらいので注意。
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