縄文のおしゃれ

 大陸でも流行ピアスやペンダントなど縄文人独特とみられたアクセサリーセットがロシアや中国でも流行していた ことが分かり、縄文人の東アジア交易の実例を示すものとして注目されそうだ。長野県埋蔵文化財センターの川崎保・ 調査研究員の現地調査で27日、分かった。川崎研究員は来年4月、ロシアのウラジオストクでの極東若手歴史学者 地域科学会議で正式に発表する。ロシアなどでも見つかったのは、平たいドーナッ型の「ケツ状耳飾り」と、首飾り の「管玉」「箆状垂れ飾り」のアクセサリー3点セット。日本では福井県金津町の桑野遺跡など縄文時代早期末 (約6300年前)に出現し、全国に流行するようになったとみられている。
 芹沢長介・東北大学名誉教授は「日本と周辺国の耳飾りなどが年代によりどう変遷したかをもう少し検証しないと 「3点セットが大陸から渡ってきた」とは断定できないのではないか」と指摘している

平成11年11月28日(共同通信配信)

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