環境共育を考える会9月例会報告 2003.09.23 松原 参加者は中田、井口、沖、浅田、谷口、田中(サ)、山下、高田、相庭、前田、久原、 吉永、野田、中島、藤原、清水、安武、常冨、田中(純)、立石、松原の21名でした。(敬称略)
○ 今回のテーマ「木のお医者さん〜木と共に生きる〜」 担当は前田幸浩さんでした。 皆さんの机になにやら「白い粉」が配られ、前田さんの話が始まった。以下、勝手ながらまとめてみました。 樹木医の前田さん、文系大学を卒業後、転々といろいろな職を経験、半導体製造業でも、持ち前のバイタリティーを生かし、仕事を無難にこなしていたが、知らず知らずに山に行くようになり、ある日、「木」の存在に気がついた。 会社を辞め、福岡市のハローワークの情報から造園会社に転職。木と向き合う生活が始まった。造園業の教科書では、街路樹の剪定は5〜6月が適期とあるそうだ。 木は常緑樹も含めて、春の新芽を芽吹かせる時期に体力を消耗する。そして、夏になり茂らせた葉から光合成によって栄養を得て、体力を回復し成長を続ける。しかし、その体力の消耗の激しい時期に剪定すると、木は残った養分を使って、新たな葉を芽吹かせる。外見から見れば、木の生命力の強さを象徴するかのように見えるが、木内部では、体力の低下に伴い免疫力も低下し、害虫や菌などの侵入を防げなくなる。 また、樹種によって、適正な剪定をしなければ、木自体がもつホルモンバランスが崩れ、樹木の生育に対して、重大な影響を与えることになると言う。 造園業は地方自治体からの仕事が多く、木の生理を無視した剪定作業には、前田さんなりに抵抗はしているが、発注者でしかも樹木の正しい知識を持たない担当者が多く、なかなか、理解してもらえないと言う。地方自治体は市民の声はよく聞くので、皆さんの声で街路樹や公園の木を守って欲しいと言う。 木の基本的な生理についての話で盛り上がり、机に置かれた「白い粉」の意味を問うと、粉の正体はブドウ糖だと言う。実は、私たちを含め多くの生命はこの「白い粉」(糖)を通して循環の輪の中で生きているのだと言うのだ。 「化学的同一性」炭素、水素、酸素という物質が、太陽エネルギーを受けて生命をつないでいる。貨幣という「幻想的な駆動力」よりも「命」を育む循環をもっと大切にしよう。 「白い粉」の話は時間切れとなり、早速、11月にパート2を行う事になりました。
○次回勉強会のテーマは「アフリカ・チャド体験ワークショップ」担当は井上昭子さんです。 日時 7月17日(木)18:30〜21:00 場所 福岡市中央区大名2−6−46 (福岡市立青年センター5F) 「福岡市NPO・ボランティア交流センター」 内容 一年前、単身アフリカに渡った、井上さん。彼女がアフリカで見たもの、体験したものを皆さんで共有したいと思います。そして、これから世界各国の人々といかに次の時代を共存すべきかについて、考えたいと思います。