金沢屋店主がお客さまに食べて頂きたい

旬の食材を使った懐石料理の思いを綴った一遍をここに紹介いたします。




■初冬■ 目の昆布締め

平目は五枚におろして皮をそき、そぎ作りにする。
昆布に三時間ほどはさみ、後に重ね盛りにする。
<加減醤油>
淡口醤油、濃口醤油に橙、柚子の汁などのかんきつ類のしぼり汁を一割と出汁でのばし、加減醤油をつくる
食べる直前まで冷蔵庫で冷しておく。


■初冬■ 白魚の掻き揚げ

今回は青森産の白魚を使用。卵水に最低限の小麦粉を使い、さっくりと揚げる。
茶塩で召上って下さい。


■初冬■ 地鶏の野菜蒸し

地鶏のむね肉を使用する。野菜の上に霜降した鶏肉をおき、その上に柚子の輪切りを添え、クッキングシートをかぶせ、十分間蒸して出来上がり!
熱々と柚子の香りがポイント!


■初冬■ 鴨のつるし焼き 胡麻酢

合鴨のロース肉を下地処理し、塩、こしょうをした後、皮目を強く焼き油分を取る。
ホックでつるし、約三十分間弱火で焼く。
今回は胡麻酢で頂きます。


■初冬■ 温海蕪と花わさび

温海蕪の皮を薄くむいておく。それを極薄くスライスする。
立塩につけてしんなりしたら、しぼり二番出汁で加減した甘酢に漬けておきます。
皮目がローズピンクになった時がきれいで食べ頃です。
花わさびと和えて盛りつけます。


■初冬■ 鱸(すずき)の一塩翁和え

皮を引き、中塩をして冷蔵庫に五時間おき、後にさっと酢洗いをする。
出汁を拭き取り、ななめそぎ切りにする。とろろ昆布で和える。


■初冬■ 吉かにの甲羅盛り

吉かに(ずわいがにのメス)を洗い蒸し器で二十分間蒸す。
冷めたら中身をきれいにほぐす。殻に盛り付けスダチを添える。


■初冬■ ハタハタの酒蒸し

きれいに洗ってから頭をカマ下からと尾を切る。
昆布を敷きハタハタを並べ酒を振り、強火の蒸し器で八分間蒸す。
荒熱がとれたら頭のほうから骨を抜く。
きれいに並べ、豆腐、椎茸等を入れて約五〜六分間蒸し、熱々に。
生姜汁、生醤油をたらして頂く。