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1.これから飼おうとしている方へ 2.家に猫がやってきたら 3.食事について 4.トイレのしつけ |
5.病気の予防 6.具合の悪いときには 7.去勢と避妊 8.その他 |
1.これから飼おうとしている方へ動物を飼うということは、普段の生活の潤いになり、とても楽しいものです。ただし、生命を預かるという面も忘れてはなりません。 毎日の世話、しつけ、適切な食事管理、病気の予防など大変なことがたくさんあります。 また、今までのように気軽に長期旅行をすることもできなくなります。 当然ですが、一度飼い始めると、放棄することはできません。 また、最初はちっちゃくてかわいい子猫でもすぐに大きくなっていきますし、 家の中の物を傷つけるなどの問題行動に悩まされることもあるかもしれません。 また猫は交尾排卵といって、交尾の刺激により排卵が起こるため妊娠しやすく、 去勢や避妊をしていないと、子猫が増えてしまいます。 いいかげんな気持ちで飼い始めたり、増やしてしまったために、 捨てられたり処分される不幸な動物たちがまだまだ多くいます。 責任を持ってしっかり飼えるかどうか、もう一度よく考えてから決めましょう。 動物たちに愛情と責任を持って接すれば、かならずそれ以上の喜びが返ってきます。 私たち獣医師・看護士は、動物とのより豊かな生活をサポートできればと考えております。 |
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2.家に猫がやって来たら子猫を家に迎えたら、あまりいじくりまわさないこと。猫がやってきて嬉しいのはわかりますが、ストレスを感じて病気になってしまうことも。 2〜3日は家族、家の中などに慣れるように、ある程度好きにさせてあげましょう。 飼い猫のしるしとして、首輪をつけてあげましょう。 また、食事を急に変えると、お腹をこわしてしまうことがあります。 お家に来るまで食べていたものと同じ物を与えるようにして、徐々に変えていきましょう。 それまで何を食べていたかわからない場合には、入手先に問い合わせるのがよいでしょう。 また、少し慣れてくると人間の食べているものを欲しがることがあると思います。 かわいいしぐさでおねだりをされると、あげたくなる気持ちは良くわかりますが、あげてはいけません。 ここで飼い主としてしっかり耐えて、人間の食べ物を食べる癖をつけないようにしましょう。 また、トイレのしつけも必要です。決まった場所、容器にさせるように愛情と根気をもってしつけましょう。 元気や食欲がない、カゼ気味、吐いたり下痢をするなど異常があれば、獣医師に相談しましょう。 |
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3.食事について食事の回数は、下記を参考にしてください。
離乳まで(ミルク) 4〜5時間おき 生後3ヶ月まで 1日3回 生後3〜5ヶ月 1日2〜3回 生後5ヶ月以降 1日2回 種類は、ドライフード、缶詰、手作りとあり、どれでもかまわないのですが、 特定の食べ物のみを子猫の時期に与えつづけると、大人になってからの好き嫌いが激しくなります。 いろいろなものを食べさせるようにしましょう。 ただし、味付けのしてあるもの(甘い、辛い、塩辛い)、鶏の長骨、煮干、ネギ類は与えてはいけません。 十分注意しましょう。 |
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4.トイレのしつけ猫はきれい好きといわれていますので、トイレを準備して清潔に保っておけばきちんとできるでしょう。最初は、排泄の姿勢をとったらトイレの中に入れてやります。中でできたら誉めてあげましょう。 トイレには排泄物が残らないようにして、清潔に保たなければなりません。 それでも、きめられた場所できちんとできない場合には、「トイレが気に入らない」のかもしれません。 猫により、トイレの深さ、砂の種類などの好みが違いますので、 うまくいかない場合には、何種類か置いて、選ばせるのも一つの方法です。 ただし、今まできちんとできていた猫が急にあちこちで少量ずつおしっこをしてしまうような場合には、 泌尿器系の病気のこともありますので、獣医師に相談しましょう。 |
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5.病気の予防健康診断お家に来て、1週間程度たったら、健康診断を受けるのもよいでしょう。聴診、触診など、簡単な検査を受ければ良いと思います。 これは、動物病院に慣れさせる意味もあります。 その際、ウンチも一緒に持って行き、寄生虫の検査もしてもらいましょう。 ウンチは人間の小指の先程度あれば、検査できます。 (お母さんの胎盤から感染する寄生虫がいることがあるからです) このときに、ワクチン、去勢・避妊について詳しい説明を受けましょう。 ワクチン(伝染病の混合ワクチン)子猫のうちは、体力・免疫力が高くなく、様々な病気が脅威となることがあります。伝染病のいくつかはワクチン接種により予防することが可能ですので、必ず接種してあげましょう。 ワクチンには3種混合のものが用いられます。 一般的には生後6〜8週で1回、4週間後に1回と、状況に応じて2回接種するのが良いとされています。 |
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6.具合の悪いときには具合がおかしいなと思ったら、まず飼主が落ち着いて下さい。飼主が慌ててしまうと、動物はを興奮してしまいますし、正確な状況を把握して獣医師に伝えることができません。 冷静になって愛猫を安心させてあげましょう。 そして、動物病院へ連絡するか、連れて行きます。このとき、 1) いつから具合が悪くなったか 2) 具体的な症状 3) 思い当たる原因 4) 食欲、元気、排泄はどうか 5) 以前も同じ状態になったことがあるか などの点を獣医師に伝えると、正確な診断の役に立ちます。 ネコちゃんは自分の症状を獣医師に伝えることができないため、飼主がその役割を果たします。 状況によっては、良くなるだろうと思って様子を見ていたら、どんどん具合が悪くなってしまった ということもあります。獣医師の指示に従って、適切な処置を行ってください。 また、夜間の救急診療では、限られた処置しかできないことがあります。 救急でなければ、診察時間内に来院し、適切な処置や検査を受けましょう。 |
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7.去勢と避妊将来、子供をとる予定がなければ、去勢や避妊を積極的に行いましょう。去勢避妊には、老齢期に性ホルモンが関連する病気(オス:睾丸腫瘍、前立腺疾患 メス:子宮蓄膿症など) を予防する意味もあります。 一度手術をすると、もう子供はつくれませんので、よく検討しましょう。 手術の時期については、獣医師にご相談ください。ただし、遅くても5歳までには手術をするようにしましょう。 子供を作りたいという方も、高齢になる前に子供をつくり、その後手術を受けるようにします。 |
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8.その他もしも子猫を飼い始めたのなら、ぜひ歯磨きをしてあげてください。成猫になってからでは嫌がることが多いので子猫のうちから徐々に慣れさせていけば、 歯石・口内炎などの予防になります。(単にドライフードを食べているだけでは予防になりません) 猫も怒ればかみついたり、ひっかいたりします。猫同士だけではなく、人間に対しても同様です。 人間がひどくかまれたり、ひっかかれた時には、人間のお医者さんに診てもらってください。(獣医は診れません) その他、生活面、健康面でなにか疑問があれば、遠慮せず獣医師に相談してください。 |
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