ご案内 10月下旬からの画像は、散策2に掲載してあります。
2009年10月 白山観光新道を散策しました。
1300-1600mくらいの、ブナ、ダケカンバ、カエデ、ナナカマド、ヤマブドウなどが見ごろでした。
大長山、別山、慶松平、馬のたてがみなどを遠望しながら、紅葉を楽しみました。
鈴なりのヤマブドウは高くて届かず、それでも数房市ノ瀬近くで味わいました。
リンドウやキリンソウがわずかに咲き残り、カメノキなど赤や紫の木の実がありました。
ブナの実はたくさん落ちていましたので、豊作なのでしょう。
室堂の営業もこの日まで。泊まりたかったのですが仕方ありません。
新聞には、ライチョウ再発見の記事が。うれしいです。やっぱり8月に目撃したのはライチョウのようです。

白山観光新道下部のカエデの紅葉 観光新道から慶松平を見上げる

ブナの大木の黄葉 ダケカンバの黄葉

別当谷、甚の助方面を望む 御舎利山、別山方面を望む


ブナの枯れ木にキノコ 穴だらけの枯れ木の向うに馬のたてがみ

紫色の実 ヤマブドウの実
白山スーパー林道からふくべ山展望台、三方岩岳へと歩きました。
ともに大勢のハイカーが往復していました。
駐車場から歩きはじめたときは、さほどでもなかったのに、帰ってくると、車の大行列が連なり、
人気のほどを知りました。
紅葉もさることながら、冠雪した白馬、立山、薬師など、北アルプスの大観を堪能でき、
居合わせた人たちと喜びあいました。
もちろん白山は、紅葉のかなたにくっきりと浮かんでいました。

白山展望台から ナナカマドと白山 三方岩登山道のブナ

おいづる岳と大笠山 加賀岩からふくべ山方面

カエデ、ツツジの紅葉と白山 岐阜県側を見下ろす
2009年9月
街中の街路樹をみていると、9月中旬なのに、もう色づいた木々がある。
今年は、秋が早い。金木犀もにおいだした。
1か月半ぶりの白山。今年の紅葉はどんなだろう。
観光新道から登る。ひんやりした空気の中、ソバナやツリフネ、キリンソウの中をゆっくり登る。
オオカメノキの赤い実があちこち、5本ある梯子坂もゆっくりなら大丈夫。別山や大長山、大日山を振り返り、
尾根の直前で、ハクサンシャジンに出会う。8月は見ることができなかった花だ。
尾根道はオヤマリンドウの道だ。
ツツジ類が赤く色づく中、釈迦岳が立派に見える。岩尾根あたりでは、ハクサンタイゲキがいい色になっている。
殿が池小屋はまだ高い。ナナカマドやカエデ類も赤黄に染まってきている。
小屋で窓を開け放って大休止。いよいよお花畑だ。シシウドの実は濃い紫できれい。オレンジ色のタイゲキのほか、
フウロの葉もダイコンソウの葉も真っ赤な草紅葉。ベニバナイチゴが赤く熟れている。
トリカブトやマツムシソウが咲き残っている。キンバイも一輪。快晴の観光新道は何年ぶりだろう。
クロボコ岩にはたくさんの人。弥陀ヶ原では、一面のコバイケイソウは枯れ果て、色づいたナナカマドやカエデ、
チングルマの実、オトギリなど秋色のかなたに、別山があった。
室堂に入り、早速平瀬道を散歩する。去年同様、ナナカマドはいま一つの色。それでも、
オンタデの黄色い草原のむこうに御嶽、乗鞍(熊が出た)穂高などをながめると、秋を感じる。
クロマメをつまみながら室堂に帰り、急いで夕食。落日がすごい。雲海のむこう、日本海に落ちる夕日にみとれる。
今日の宿泊者は600人以上。にぎやかだ。
夜は満天星。カシオペアから白鳥座をへて、いて座まで、天の川がはっきり見えてきれい。
明け方には、オリオンやスバルなど冬の星座も加わって豪華。

観光新道から西方日本海を望む 観光新道から釈迦岳を望む
ミヤマダイコンソウの紅葉

室堂平のナナカマドと別山 ハクサンタイゲキの紅葉

シナノオトギリの紅葉 雲海のかなた乗鞍北からの日の出
2009年8月
白山室堂、御前ヶ峰、七倉山を訪ねました。
7月いっぱい梅雨空がつづき、3日の白山いらいほとんど出られなかったので、待ちに待った青空。
金沢にいても、夜明け前から、湿気と雲がすーと引いてゆくのがわかった。
白山では、すばらしい日の出だったそうだ。
今日は、母の遺骨を携えての慰霊登山である。
市ノ瀬からバスに飛び乗り、別当出会から砂防新道へ。先週ぎっくりごしになりかけたので、かなり不安。
ゆるゆると歩く。ギボウシやソバナ、オオウバユリのお出迎えを受け、中飯場へ。
今日は人が多い。キリンソウやノリウツギ、オオカメノキの赤い実、センジュガンピ、
タマガワホトトギス、をながめながら、別当覗、高飯場跡。
バイケイソウ、オカトラノオ、ベニバナイチゴの実、オトギリのつぼみ、イワカガミを見ているうちに、南竜分岐につく。
シモツケ、アザミ、シシウド、オタカラコウなどが咲いている。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、遅いキヌガサソウ、
カラマツ、モミジカラマツ、オニシモツケ、イブキトラノオ、崖の上にはカライトソウ。
いくつもの沢でのどを潤し、十二曲がりにとりつく。
フウロ、ナデシコ、キンバイ、キンポウゲ、チドリの仲間などが咲いている。ノウゴウイチゴはもう実をつけていた。
今日はライチョウもカエルもいない。

砂防新道のタマガワホトトギス ソバナ

砂防新道のノリウツギ 十二曲りのハクサンフウロ

十二曲りのタカネナデシコ 一面のコバイケイソウ咲く弥陀ヶ原と南白山
ようやく黒ぼこ岩に着く。戦前は黒ボーケ、さらに以前は黒坊の門と言っていたようだ。
弥陀ヶ原に出て驚いた。一面のコバイケイソウだ。今年は当たり年らしい。シャクナゲの残る五葉坂を登って室堂。
帰って来て「ただいま」という感じ。はじめてクロユリ荘に案内された。室堂平を散策し、クロユリ、コバイケイソウ、
ハクサンコザクラ、キンバイ、チングルマなどをながめる。宿泊者400人とか。
夕食のあと、大勢の宿泊者といっしょに、展望台から落日を眺めた。
雲海の中に、赤兎山、大長山、経ケ岳などが島のように浮かんでいた。

室堂平のクリユリ群落 水屋尻付近のハクサンコザクラ、キンバイの群落

室堂展望台から夕暮れの別山 落日
翌朝は風もガスもなく、金星が光っている。頂上へ登り始めると太鼓がなった。初めて聴くような気がする。
ヘッドランプの列が、室堂から頂上までつながった。寒くはない。北アルプスから御嶽まで全部見える。
やがて、空を金色に染めて、薬師と槍の間から、朝日が昇った。
宮司さんの解説で、黒部五郎だとわかる。記念写真もそこそこに、火口湖のほうに下る。
イワツメクサとキキョウが仲良く咲いている。紺屋ヶ池や翠ヶ池には雪が残っていた。
朝日を映して静まり返っている、そのわきでお弁当を開いた。
大汝の分岐までに数人とすれ違ったが、いずれもお花松原へ行くという。ベストタイミングだろう。
うらやましいが、こちらは七倉山に用があるので、仕方無い。ハクサンイチゲを楽しみに、大汝をまいて歩く。
ハイマツとお花畑の緩斜面のむこうに釈迦岳やシゲジが横たわっている。後ろには別山が遠い。
やがて、前方に四塚山、七倉山が見えてくる。

黒部五郎岳からのお日の出 朝日を浴びる御宝庫

朝日を映す翠ヶ池 コバイケイソウと七倉山
分岐に荷物を置いて、ハイマツの中を下り、地獄谷をながめて一服。さらに下って御手水鉢。
ここにもお花畑ができている。七倉山の山腹をゆるゆると登ると、ありました。白山のハクサンイチゲが。
クルマユリ、フウロ、コバイケイソウ、クロユリ、コザクラなどに交じってたくさん咲いていた。
七倉の辻の雪渓を食べ、あたりのお花畑を散策して、七倉山へ登る。金沢・松任方面が見渡せ、
清浄が原を見下ろす気持ちの良いところ。このあたり一帯は、西面がハイマツ、東面が草着きで、お花畑となる。
丸石谷とめっこ谷の源頭部だ。北竜ケ馬場という名前がついている。
辰年の母にぴったりだと思い、人の入らない場所に少量の遺灰をまかせてもらう。
松任で生まれ、白山を愛し、白山を見ながら生きてきたが、登ることは一度もなかった母の初登頂であった。

大汝北から火の御子峰と地獄谷 御手水鉢から湯谷源頭

七倉山のお花畑 七倉の辻の雪渓と別山遠望

七倉山から金沢方面を望む 白山(七倉山)のハクサンイチゲ

七倉の辻から四塚山方面 傾いた標柱 七倉の辻を振り返る

七倉山から清浄ヶ原上部を望む(岩間道) 大汝北分岐で出会ったオコジョ
北へ向かいたい気持ちをおさえ、引き返す。
再び地獄谷を眺めながら休んでいると、七倉山の東面から、ハトのような白っぽい鳥が、ぱたぱたと飛び出し、
ガスの中に消えていった。ライチョウにしては白く見えた。
大汝の分岐まで戻ると、オコジョが現れた。
これで3度目だが、やはりすばやい。なんとかシャッターを押すことができた。
巣穴があるらしく、3回も私たちを見に出てきた。やぶのかげで、耳の後ろをかいたりしていた。大汝では、
3-4人の人とすれ違った。全員釈迦新道を下るという。聞けば大きなお花畑があるので、楽しみにしているそうだ。
白山は、ふところが深い花の名山なのだと納得。お池巡りコースに戻って、
花を愛でながら室堂に着いたのはお昼であった。別山つきラーメンで昼食。

お池巡りコースのハクサンコザクラ 花が三つ咲いたミヤマクロユリ
半日ゆっくりし、夕食のあと再び夕焼け見学。夕焼けの入道雲に月がかかる。
3日続けて、日の出はないだろうと思っていたら、再び太鼓が鳴った。頂上はしんどいので、平瀬道に行く。
カンクラ雪渓まで雪は少なく、歩きやすい。
東方に雲があり、山なみはほんとんど見えない。空のグラデーションはすばらしい。
やがて時間になると、雲はすだれ状になり、黒部五郎山頂と雲によって3つに割れた太陽が昇ってきた。
室堂に戻る途中出会った若者は別山に向かっていった。
クロユリの大群落を愛で、朝食。いよいよ下山だ。腰もひざも痛い。

室堂展望台からの夕暮れ 平瀬道から夜明け前

クロユリの大群落と別山 別山とエコーライン
花の観光新道へ下りたい気持ちをふりきり、(最後の石段にこりたので)
十二曲りを下ると、一昨日蕾だったオトギリが満開になっていた。
また、一昨日見つけれなかった、マツムシソウとウスユキソウを見つけて大喜び。結構な群落を作っている。
絶え間なく登ってくる人たちと挨拶をかわしながら、昼前に下山した。

三の越のタカネマツムシソウ 崖上のウスユキソウ(周りはダイコンソウ)

南竜分岐のシモツケソウ 一斉に開いたオトギリ

水滴をまとったフキの葉
2009年7月
立山弥陀ヶ原を歩きました。
木道沿いには、チングルマの綿毛が無数にあり、ちょっと遅かった感じ。
イワイチョウ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ニッコウキスゲ、
テガタチドリ、ベニバナイチヤクソウ、、ワレモコウ、オタカラコウ、
ヨツバシオガマ、カラマツソウ、モミジカラマツなどが見ごろでした。名残のミズバショウがありました。
大日岳や鍬崎山を背景に、ワタスゲのゆれる池とう群はとても静かで、さびしいくらいでした。
いちばん花がにぎやかだったのは、バス停でした。
オトギリソウ、ヤマハハコ、タテヤマウツボグサは咲き始めで、これからという感じでした。
展望台にむかう道には、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、キヌガサソウ、ベニバナイチゴ、
ノウゴウイチゴ、コスミレなどが咲き、
展望台では、薬師岳をメインに、豪快な山容が圧倒的でした。
足元には、ネバリノギランなどランのなかまがひっそりと咲いていました。
カルデラの中は大崩壊とはいうものの、緑の濃さにおどろきました。
熊やカモシカがあらわれるという解説を聞きました。

立山カルデラ 鬼岳 獅子岳 ザラ峠 鷲岳 鳶山

雄大な山容を誇る薬師岳 浄土山と竜王岳

バス停ふきんのベニバナイチヤクソウ オタカラコウとテガタチドリの群落

曇りながら穏やかな日、白山に登りました。砂防新道から。
前回、つぼみだったベニバナイチヤクソウが満開になり、下部のハクサンチドリ、エビネは終わっていました。
甚の助小屋付近からは、花が多く、キンポウゲ、ヤマガラシ、ゴゼンタチバナ、ベニバナイチゴ、キヌガサソウ、
サンカヨウ、マイヅルソウ、コバイケイソウなどが咲き、十二曲り付近からは、ダイコンソウ、コケモモ、ツガザクラ
シナノキンバイ、リュウキンカ,カラマツソウ、ミゾホオズキなど。
ガスが別山にかかっては流され、イヌワシが3羽も舞っていました。
私たちの後ろから来たグループは、ライチョウの姿をみて、鳴き声を聞いたそうです。
弥陀ヶ原は雪解け直後の風景で花はなく、水屋尻雪渓は去年より大きいくらいです。
五葉坂から室堂付近では、ヒメクワガタ、ナナカマド、ミネザクラ、コイワカガミ、クロユリ、
アオノツガザクラ、ヤマガラシなどが咲いていました。
今年はじめてのクロユリと神社横で対面し、付近を散策しました。
雪の上では、イワヒバリがさかんに虫をついばんでいました。
夕方から雨。明け方、同室のグループが山頂を目指すというので、私たちは平瀬道に行きました。
別山に滝雲が流れる幻想的な景色。
5か所の雪渓を横切り、県境へ。剣らしいシルエット以外アルプスは見えませんでしたが、
少し上の雲の間から、朝日が射し、奥三方岳や御前峰を照らしました。
2日目は、おしずしのお弁当を持って、花の観光新道へ。
ニッコウキスゲ、カラマツソウ、ハクサンタイゲキ、テガタチドリ、コバイケイソウなどが咲き乱れ、
さすがの馬のたてがみでした。中には、ミヤマクワガタやハクサンフウロも見られました。
岩尾根では、ノウゴウイチゴもありました。
仙人岩ふきんでハクサンシャクナゲを見つけたときは大喜びでした。
シモツケソウやトラノオ、ハハコなどのつぼみを見て、これから、もっと多くの花につつまれるのだと思い、
次の山行に思いをはせました。

中飯場付近のベニバナイチヤクソウ 甚の助小屋もだいぶくたびれてきた

砂防新道のキヌガサソウ コイワカガミの群落

ミヤマダイコンソウ、崖上には大きな群落が 水屋尻雪渓とガスの御前峰

五葉坂のベニバナイチゴ 室堂神社わきのクロユリ

朝日を浴びる奥三方岳、大カンクラ雪渓 前夜の雨にぬれるクロマメノキ

随所に群落をつくるハクサンタイゲキ ミヤマクワガタも夜露にぬれて

咲き始めのハクサンフウロ テガタチドリとニッコウキスゲ

観光新道のハクサンシャクナゲ ニッコウキスゲの群落
2009年6月
足慣らしに砂防新道を半分あるきました。
ハクサンチドリ、テガタチドリ、ベニバナイチヤクソウ、エビネ、マイヅルソウ、
ゴゼンタチバナ、サンカヨウ、ミゾホオズキなどが咲いていました。

白山砂防新道のハクサンチドリ

砂防新道のベニバナイチヤクソウ 散りかけたサンカヨウ

手取川のアカスジカメムシ
取立山 取立平 こつぶり山 大滝の周遊コースをめぐりました。
背に大日山を見ながら、ジグザグと登るにつれ、経ヶ岳が見えてくる。ふと前を見ると親子のカモシカ。
しばらくこっちを見てゆっくりと斜面を下りていった。
平坦な明るい尾根に出て、マイヅルソウなどを見ているうちに頂上につく。
先客のとなりで、白山を眺めながらお昼とする。ずいぶん雪が少ない。
取立平に下り、コイワカガミやアカモノの中を避難小屋に着く。ここにも先客が。
ミズバショウ群生地からひと登りでこつぶり山。ここも白山がよく見えるところだ。
きもちのよい尾根つたいに、大滝のほうへ下る。正面に大日山。
渓流の水をいただき、川添いに下ると、ロープを張った岩場にでた。いわゆるクサリ場である。
ハイキングコースにこんなものがと驚く。その下が大滝で、予想より立派なので感心して見とれた。
あとは、しめった平坦な道を駐車場まで歩いた。
取立山から大日山を望む 登山道の親子カモシカ(小さいです)

落差30メートル大滝

獅子吼高原にて2枚
白山ふくべ山 三方岩岳を歩きました。
残雪の白山や、色濃くなった緑、滝などをながめながら、栂の木台まで来て通行止め。
遊歩道を登りました。コイワカガミ、シャクナゲ、ツツジなどが咲き、
大きなコメツガやスギの根元には、冬眠用?の大きな穴があいていました。
ふくべ山展望台から白山を眺めながら昼食。南に向って尾根歩きをしました。踏み跡のある藪です。
足元には、ツバメオモト、コバイケイソウの蕾、ヒメイチゲなどが見られ、トンネルの上では、カタクリの群落がありました。
例年の雪はなく、今年は雪が少ないことを実感しました。
マイヅルソウの中を三方岩に向って登り、見ごろのシャクナゲを楽しみました。
後方には、オイヅルや大笠が見えるもののアルプスは霞んで見えませんでした。
加賀岩頂上から、駐車場に下り、車道を歩きました。
ふくべ谷では今年もイヌワシが旋回しながら飛んでいました。

三方岩岳から白山主峰(御前、剣ケ峰、大汝、 ふくべ山展望台から加賀岩
地獄尾根、手前カエデ坂付近)

遊歩道階段のコイワカガミ 尾根のツバメオモト

隧道上のタムシバ 三方岩のシャクナゲ
6月5日のNHKニュースが、白山で雷鳥見つかると、写真つきで報道していました。
感動です。
石川には、「白山に雷鳥」という定番の画題があります。
しかし、この70年間、目撃情報はありませんでした。戦前より古い登山記録にしか、なかったのです。
古い記録を読むたびに、ひょっとしたらとは思っていましたが、
オコジョやイヌワシから逃れて生きているとは思いませんでした。
人の行かない場所で、ずっと繁殖をくりかえしていたのか、知りたいところです。
その後の新聞報道では、北アルプスからの移動という解説です。
そうであれば、生き延びるのは至難と思います。
2009年5月
低い野山では、タニウツギ、フジ、アザミ、オオカメノキ、ニセアカシアなどの季節です。
冬季閉鎖の道路も次々と開通し、夏山近しです。
週末には、白山公園線大白水、白山スーパー林道が開通しました。
残雪のようす、シャクナゲやコバイケイソウはどうでしょうか。
鶴来樹木公園付近を訪ねました。
キイチゴ、クサイチゴがたくさんあり、感謝しました。
特にクサイチゴがあんなに良い香りがすると思いませんでした。

鶴来樹木公園のモクレンの仲間 清楚なコアジサイ

日本庭園のカキツバタ? ヤマアジサイ?の蕾
浅野川から刀利湖、横谷峠を訪れました。
昨年の洪水の爪痕がいたるところにみられ、復旧工事が続いていました。
ダムからブナオ峠に抜ける道はまだ閉鎖中で、赤尾からまわらなくては行けません。

刀利湖ごしに大門山方面を望む まだ赤いヤマグワの実

湯涌ふきん、大きなノアザミ エゴノキの花
金沢南部、富樫丘陵、平栗、坪野から倉ヶ岳、風吹峠、後高山(獅子孔高原)を散策しました。
平栗はカタクリとギフチョウで有名。坪野はスカウトのキャンプ地。倉ヶ岳は伝説を秘めた山で、
小学生の遠足コースになっています。池や岩陵もあります。
里山の林道沿いには、ウツギやイチゴ、ランやユリの仲間、
キヌガサソウ、マムシグサ、などがありました。今年はじめての木イチゴは甘酸っぱい味でした。
風吹峠から内川湖に下り、犀鶴線を熊走に抜けました。

倉ヶ岳ふきんのタニウツギと緑の甲虫 内川湖のノアザミと黄色いチョウ

新芽の赤が鮮やか 坪野ふきんのサイハイラン

野蒜の花? 坪野ふきんのエビネの仲間?

犀川河口ちかく、普正寺浜の県民の森を散策しました。昔野鳥園があったところです。
市内中学生の遠足目的地にもなっています。暑い河川敷の道をここまで歩くのは大変です。
海岸近い森は、鳥の声に満ちていて、落ち着いた雰囲気です。
観察舎のノートには、野鳥60種確認したとか書いてありました。私には全くわかりません。
犀川の流れはおだやかで、キショウブやノイバラがたくさん咲いていました。

ノイバラとミツバチ(羽は写りません) アケビとガの仲間

伐採されたクロマツの耳のようなキノコ 河口付近の犀川、右が森、空気が澄んでいれば、
白山も立山も見える
川辺のキショウブ
白山の手取支流大日川は、福井県境の大日山から北へ流れ、鳥越で手取本流の合流します。
県境手前、大日山登山口までさかのぼりました。
細い川に見えるのに、巨岩がごろごろしていて驚きました。
明るい谷筋には、ウツギ類や、オオカメノキ、マムシグサ、ホウチャクソウ、ラショウモンカズラなどが咲き、
杉の林床には、ニリンソウの大きな群落がありました。
川原でお昼をいただきましたが、ネズミをつかまえたタカ(種類まではわかりません)が何度も旋回し、
梢に止まったりしていました。 どうも警戒されたようです。
キイチゴやヤマグワがありましたので、次が楽しみです。

大日川、岩の上のヒメレンゲ 大日山の雪解け水がきれい

大日川上流のホウチャクソウ シダの中のラショウモンカズラ

大日湖のマムシグサ(雌花らしい ) 旋回するタカの仲間(クマタカの生息地)
白峰の西山ふきんを歩きました。
白山の雪もかなり溶け、夏山に近くなりました。
ナナカマドの花はこれから、サンカヨウはすでに実をつけていました。
頂上では、大きなワラビがたくさん生え、
ブナの多い明るい尾根道にはアカモノ、チゴユリなどが咲いていました。
完全に切り開かれた山だと思っていましたが、残った自然はすばらしいものがありました。
そろそろ、栽培された高山植物が花開くころだと思います。
西山の南ふきんからは、加越国境の取立山や、福井の経ヶ岳、荒島岳などが望めました。
このあたりのブナ林はたいそう立派でした。
帰りに、手取湖の右岸を走りました。深瀬大橋、小嵐滝、大嵐谷はかつての名所なのでしょう。
ひっそりとしているのもいいと思います。

サシアゲ峠ふきんからの白山、四塚、大汝、御前峰 新緑と別山、三の峰

コバノトネリコ? 西山、ナナカマドのつぼみ

サンザシ? 実をつけたサンカヨウ

ブナなどの明るい尾根道、白山が見えかくれする フキの種

廃屋のオダマキ 手取湖から小嵐谷(橋の下に滝がある)

手取湖に落ちる小嵐滝 小嵐谷のウツギ
毎年、この時期の立山室堂へ行かないと落ち着きません。
ブナ坂から大観台ふきんは、カタクリやショウジョウバカマ、イワウチワがさかりで、
ブナの新緑が残雪に映えてまぶしい。
見通しがきくので、いろいろな立山杉に名前があるのがわかって楽しい。
称名滝のまわりには、いくつもの滝ができ、雪解け水を落としている。
弘法あたりから雪原になり、大日岳、薬師岳、鍬崎山をひきたてている。
大谷では、雪の壁13メートルとか。みくりが池はようやく水面が見え始めたころ。
ざくざくの柔らかい雪の上、アイゼンをつけて、一の越まで往復した。
山荘前で、小鳥(イワヒバリ)が恐れもしないで、虫をついばんでいた。
浄土山の下では、ライチョウが大きな声をあげながら飛び立ち、じっと私たちを見ていた。
去年、一昨年と、映画の撮影隊に遭遇し、マタギ姿の俳優たちに出会ったことを思い出した。
剣岳点の記の封切が楽しみだ。小説はこの冬に読んだ。
麦秋のなかを帰路についたが、ふりかえると、剣岳から雪煙のように雲が湧いているのが見えた。

天狗平ふきんから弥陀ヶ原、鍬崎山 天狗平から剣岳、剣御前

奥大日岳、室堂、室堂平 一の越から御山谷、黒部湖

山荘前、足元で餌をさがす小鳥 雪におおわれた浄土山が輝く

犀川ダム湖のほとりを歩きました。
スミレ、マムシグサなどが多く、チョウが盛んに飛び回っていました。
かなたに、高三郎山方面が望めましたが、私の足では難しそうです。
帰りがけに、シマヘビがごあいさつをしてくれました。

大きなシダの葉がおもしろい 犀川ダム湖から吉次山方面

ダムから高三郎山方面

鶴来町後方の、奥獅子吼山を訪ねました。道の両側はカタクリやチゴユリの群落。
終わりかけでもまだたくさんありました。キクザキイチゲやマイヅルソウも見かけました。
山頂からは、白山北面から医王山にかけての山々が連なり、大展望でした。
ウワミズザクラ、タムシバ、クロモジ、ズミ、タニウツギ、アケビなどが咲き競っていました。
ウグイスの姿を見て、画像に撮ることができました。

終わりかけのカタクリががんばっていた

烏帽子山、セイモアなどの向うに白山北面 奥獅子吼山ふきんのズミの花

鶴来獅子吼高原のタニウツギ
加賀市メノウ海岸 加佐ノ岬 片野海岸 塩屋海岸
加賀海岸国定公園をめぐりました。
まずは、メノウ海岸で、小石ひろい。メノウは小さいもの7個ありました。
海岸林を散策して、加佐ノ岬へ。ここは何と言ってもアマドコロの大群落です。どこを見てもアマドコロ。
ほかに、ウラシマソウ、スミレ、イチゴ、ハマハタザオなどが咲いていました。
洞窟などの奇岩を眺めて、片野へ。お昼をいただいてから、また散策。フジが花盛り、イソスミレ、
岩場に、ガンコウランのようにへばりついていたのは、ハイネズ。
塩屋海岸に移動して、海浜植物の中を歩きました。イソスミレとイソヨモギ、ハマハタザオの大きな群落。
いきいきとしたハマナスの群落に見とれました。
波打ち際の貝道は、強風で吹き飛ばされ、ほとんど収穫はありませんでした。

加賀市通称メノウ海岸 加賀市加佐ノ岬 お夏の洞穴

加佐ノ岬のアマドコロ(大群落でした) 塩屋海岸のハマナス

片野海岸のフジ 片野海岸の海蝕崖・奇岩

宿主が枯れるとサルノコシカケも枯れる 塩屋海岸のイソスミレ
一里野からゴンドラで上がり、加賀新道を歩きました。
イワウチワの群落、イワブクロ、カタクリなどが咲いていました。
残雪が多く、左手に、大笠や笈岳、右手に、三村山からの尾根、美女坂の頭方面が望めました。
正面のシカリ場はびっしり雪がついていました。

白山加賀禅定道から大笠山、千畳平 同じく笈岳(宝剣、錫杖、小笈)

檜倉のヒノキの巨木 木のはえた岩の間に道がある

尾根道のカタクリ 隠れるように咲くイワブクロ

美女坂の頭、天池方面 しかり場分岐、旧道方面

巨木のわれめからシダが 落ち葉の上のヒョウモンチョウ

クロモジの花
2009年4月
春の山野草を求めて、能登・金沢・白山周辺をめぐりました。
宝達山山頂のブナ林、雄池、雌池をめぐりました。
林道では、リスが道をよぎりびっくり。スミレ、ゼンマイ、ツツジなどが花をつけ、
ブナ林には、チゴユリ、タムシバなど。池のまわりでは、ワラビ、イカリソウ、チゴユリ、クロモジ、
などが咲いていました。
高岡方面や、日本海の眺望が開け、のどかな春の日でした。

能登宝達山山頂のブナ林 宝達山の雄池

雄池ふきんのイカリソウ 雌池ふきんのチゴユリ
4/28
白山公園線が市ノ瀬まで開通したので、市ノ瀬の白山展望台を訪ねました。
完全装備の若者2人は、室堂へ向かうとか。ヘリコプターがさかんに往復して、物資を運んでいました。
季節はずれの新雪があり、雪を踏んでの散策となりました。
これまで、市ノ瀬へ来れば、必ず白山に向かうため、このコースは初めてです。
西山や赤兎山などより白山に近く、随一の展望台といえるでしょう。
永井旅館のわきから登り、スミレ、キクザキイチゲやエンレイソウのごあいさつを受け、
市ノ瀬神社から沢ぞいに上ると、コゴメやミズバショウが咲いていました。
展望台からは、越前禅定道ごしに、白山釈迦岳、大汝、御前峰が望めます。
新雪をまとった白亜の霊峰です。
さらに尾根を直登していくと、背後に大長山、赤兎が並び、正面に別山が秀麗な姿をみせてくれました。
ブナの葉が茂る前の、この時期ならではの景色です。
雪と落ち葉ですべりやすい斜面を下り、スギ林に入ったところで、道を失いました。
杉の落ち葉でふかふかの尾根を下ること200メートルほどで、神社の裏が見えました。
おもいがけず、コゴメの群落の中にとびだしました。
帰りがけに、遭難慰霊碑におまいりをし、昔の知り合いをしのびました。
公園線ぞいでは、シャクナゲやニリンソウ、キクザキイチゲなどが咲いていました。

市ノ瀬から、新雪の白山釈迦岳、大汝、御前峰 白山展望コースから新雪に輝く御舎利山、別山
中景は六万山からの越前禅定道 中景左はチブリ尾根

白山展望コースから大長山 オオカメノキ

イワブクロ エンレイソウ
白山大嵐山を訪ねました。途中の雑木林は花盛り、薄い緑におおわれ、田には水が引かれて、
連休中の田植えを待つばかりになっていました。
ミズバショウは今が見ごろ、ショウジョウバカマが花を添えていました。
ブナはさすがの美林で、奇怪な姿の木もありました。
尾根では、イワウチワの大群落。タムシバの花のむこうに、残雪の山々。谷あいにはコゴメのお土産。
ふもとのホテルでは、シャクナゲが咲き誇っていました。

白山鳥越村のナノハナ畑 白山大嵐山のミズバショウ

白山大嵐山のミズバショウ 白山大嵐山のミズバショウ群落

白山大嵐山のエンレイソウ 大嵐山展望コースのイワウチワ

大嵐山展望コースのブナの純林 ブナ林ごしに手取湖をみおろす

タムシバのかなたに西方・白木峰の残雪 林道わきのスミレの群落

ホテルの庭にシャクナゲが
新緑と残雪の医王山を歩きました。
金沢から福光へぬける林道は、夕霧峠まではほとんど雪がなく、道端は多くの花が春を告げていました。
ブナやタムシバ、マンサクなど多くの木々が花をつけ、若葉をのばしはじめていました。
峠から鳥居をくぐって奥医王へ。夏道が雪におおわれたところがたくさんあり、特に竜神池は氷の下で、
冬の装いでした。ショウジョウバカマがつらなっているところでは、美しいギフチョウが舞っていました。
ブナの花は多く、秋の豊作を予感させるものでした。

奥医王山のショウジョウバカマ 同じくイワウチワ

林道ぞい上部のキブシ 尾根のタムシバとマンサク(背景は砺波平野)

奥医王山頂からブナ林ごしに白禿方面をのぞむ 一面雪氷におおわれた竜神池

林道ぞい中ほどミヤマキケマン ナナカマドの若葉

残雪の空洞 不思議なかたち 残雪とマンサク
金沢南郊外の大乗寺山からその奥に足をのばしました。
桜は終わり、タケノコが顔を出しはじめ、スミレ、イカリソウ、キクザキイチゲ、スイセンなどを見つけました。
伏見川そばの畑におりると、突然カモシカが走りだし、近くの斜面で草を食み始めました。
標高100mくらいの里山にも、カモシカがいるのだと驚きました。

イカリソウ(大乗寺山南面) 若葉をたべるテントウムシたち(伏見川)

中央にいるカモシカがみえますか 竹林のキクザキイチゲ

たいそう立派な別所のタケノコ(たべられませんが) こちらも立派なモクレン(大乗寺山北)

キジムシロの群落 伏見川の橋上 干上がった水たまり
能登では、海岸の桜は満開、山中はこれからで、池のように静かな海ぞいを、くねくねと走りました。
水はあくまで透明。ホンダワラなどがゆらゆら。
珠洲飯田から見付、恋路、松波、九十九湾、能登町宇出津、穴水、中島、田鶴浜、七尾と帰ってきました。

春の能登内浦、九十九湾付近 羽咋付近の円墳をおおう桜

恋路海岸の奇岩 穴水のボラ待ちやぐら

桜のむこうに見付島(軍艦島) 千畳敷海岸
12日の日曜は、金沢城、兼六園ともに、満開で、大変な人出でした。
本丸跡までのぼると、さすがに人も少なく、スミレやオドリコソウなどがひっそりと花をつけていました。
帰る頃には花吹雪の中。恒例の兼六園だんごをいただきました。
20日現在では、街中は、八重桜、ドウダンツツジ、ハナミズキがまっさかりです。

金沢城石川門をのぞむ 金沢城本丸跡をのぞむ
3月末、友人の招きで、島根へ買取に行き、大山や宍道湖をめぐりました。
大山は、南面と北面の荒々しい崩壊、西面のなだらかな斜面、伯耆富士の名にふさわしい名山でした。
遠方から、牧場から、谷あいから、森の中から、菜の花畑から、あるいはサービスエリアから、
それぞれ見上げる姿は立派で美しい姿でした。
蒜山サービスエリアから日没の大山 ホテルから朝の大山

大山寺登山口付近から 西面のスキー場から
2月から3月、西山、白山麓や医王山をめぐりました。
しだいに、雪景色から春の装いへと変わり、ふきのとうやザゼンソウ、ショウジョウバカマ、
スミレなどが春の訪れを告げていました。
ブナオ山観察舎では、対岸の雪も消え、サルの群れやカモシカが草を食べたり、角をといだりしていました。
去年より1か月以上、雪解けが早いようすです。
建物には、ハチミツを求めて熊が大きな爪痕を残していました。
もう春山の季節が来ているようです。冬季閉鎖の道の開通が待たれます。

手取渓谷大日川の小滝 手取渓谷 旧白山下から下流

白山一里野ふきんのザゼンソウ はらい谷の残雪 雪解け水 白山禅定道口付近

一里野から雪の消えたブナオ山方面 はらい谷からシカリ場分岐を望む

1月 西山からの白山

雲龍山夕照
2008.12月 手取川 西山
快晴。雪の残る西山から、白銀の白山、別山を眺望しました。
カメラを手に、登ってくる人が絶えませんでした。
白山につながる道は、ほとんどが冬季閉鎖にはいり、私たち初心者は近づけません。
せめて、スキー場の上から、トレッキングしたいものです。

20008年11月 立山室堂、みくりが池
快晴の中、みくりが池を訪れました。弥陀ヶ原より上は、一面の銀世界。剣、大日、薬師ともよく見え、
室堂付近は、50センチの凍結したきらきらひかる雪でした。みくりが池温泉でお昼をいただき、
池を一周しました。足跡はあったものの雷鳥はあらわれませんでした。
池はまんなかを残して凍り、雄山を映してしずまっていました。

天狗平ふきんから剣、剣御前 凍ったみくりが池に映る雄山、大汝
浄土山と室堂山荘
2008年11月 大白川、白水滝、白水湖

ときどき日差しのもれる中、医王山から東海北陸道をまわり、平瀬から大白川をさかのぼりました。
紅葉が見ごろで、大きなブナやミズナラが林立するさまは迫力がありました。
白山、別山方面は雪で白く、冬間近の寒々とした風景にひたりました。
白水湖には、岸辺からゆげがあがり、葉の落ちた木々のあいまから、雪の尾根が望めました。

2008年10月 白山スーパー林道 三方岩岳 ふくべ山

10月も下旬になり、仕事の合間に、スーパー林道に出かけた。
紅葉は、ブナ帯中央まで下り、カエデ類の赤が鮮やかだった。ダケカンバはほとんど終わりかけ。
紅葉とコメツガ、スギなどの緑とのコントラストが印象的。
標高1000メートル以下は、これからが見ごろ。平日にもかかわらず、大勢の車が行き交っていた。

栂の木台のコナラ 三方岩から岐阜県側を見下ろす

ふくべ山付近の紅葉 トンネル上の岩山と紅葉
2008年10月 白山、南竜ケ馬場、白山展望台、賽の河原、室堂、お花松原、北弥陀ヶ原

万歳谷から南竜山荘 柳谷からアルプス展望台方面

アルプス展望台から大倉尾根 賽の河原付近の草紅葉(クロマメノキ)とハイマツ
「白山の紅葉を楽しみにしていた。今年は台風が来ない。葉が傷んでいない。
ナナカマドとハイマツのコントラストがみたいと思っていた。
しかし、9月末に初雪が降り、室堂平のナナカマドは雪焼けで枯れていた。」
朝、別当出会から甚の助小屋まであがり、下りてくる人から、情報を得て、南竜へ向かった。
丁度、ヘリコプターによる、し尿処理作業とぶつかり、猛烈な風と音に見舞われる。
この作業のおかげで、トイレが使えると、感謝する。
南竜一帯は、チシマザサの高原に日が照りかえってきれい。
色はいまひとつ。ここも雪でやけたのかと思う。
エコーライン口あたりから、色づいたナナカマドが増えてくる。御前坂など、南面がきれいだ。
万歳谷や柳谷の川水がとてもきれいだ。
小屋は閉鎖され、休憩避難小屋1棟が開けてある。
なんとももったいない。今が稼ぎ時なのに。
展望コースの木道に入り、高原の秋山の雰囲気を味わう。
ダケカンバはまだ黄緑だが、ナナカマドはかなり色づき、見ごろだ。
柳谷を越えて、シラビソの尾根にとりつく。木の間から、御嶽や乗鞍が見え隠れする。
展望台からは、アルプスや白川のダム湖、平瀬道の大倉尾根、が見え、爽快な雰囲気。
ときどき、下山する人とあいさつを交わす。
ハイマツ原に出たとたん、草紅葉の赤がとびこんできた。なんとも鮮烈だ。

クロマメノキとハイマツ、遠景はアルプス 室堂平から別山、弥陀ヶ原

日本海に沈む夕日 乗鞍からの日の出(平瀬道から)
賽の河原に出ると、ナナカマドの紅葉が広がりきれいにみえる。
しかし近付くと茶色く枯れかけているのがわかる。
高山植物の紅葉は、それを補っておつりがくるようだった。
室堂の受付を済ませ、昼寝、西面へ散歩。ナナカマドは無残な枯れようだった。
同宿の、千葉の人、小松市の人と夕食、夕陽見物。夏には尾根に隠れた落日が、海に沈むようになった。
新月が、赤兎山、大長山の上にある。今夜も満天星だ。
翌朝は、一人寝すごし、あわてて平瀬道にかけつけ、なんとか日の出に間に合った。
足元には霜柱、紅葉も霜で白くなっている。
朝日は乗鞍から上がった。ダイヤモンド乗鞍である。先月は焼岳からだった。
乗鞍は室堂前の展望台からみえるのだから、あわてることはなかったと気づいた。
朝食後、お花松原に向かうが、そこも雪でだめという情報に接し、だめもとで出発した。
御前峰の山腹をのぼり、千蛇池の万年雪を過ぎ、大汝ふもとから中宮道にはいる。


中宮道上部からヒルバオ雪渓周辺 雪渓の端から岩峰
ハイマツ斜面の上からのぞくと、ヒルバオ雪渓は小さく、紅葉は見ごろのように見える。
色が少しくすんでいるのは、雪で焼けたせいか、遠いせいかわからない。
300メートル下ってがっかりするのもいやだが、ここは下りて確かめるしかない。
ハイマツの中をじぐざぐと下り、岩ごろごろの雪渓あとを下り、残雪を横目に、ナナカマドの林にはいる。
まずまずなので、ほっとする。見上げると上部は茶色だ。
お花松原の標柱に近づくにつれ、きれいな紅葉が増え、2416ピークが青空にはえている。
剣が峰、御前峰東面も錦秋そのもの。すごい。来てよかった。
カメラを提げた若者が一人、その先のピークからの景色が良いと教えてくれた。

お花松原から2416ピーク お花松原から剣が峰東面
お花松原の鞍部から、2349ピークめざして、ハイマツの中を登る。
巨岩に足場を穿ったおもしろいところを過ぎると展望が開け、御前峰東斜面の紅葉、大汝北面の断崖、
地獄尾根、北方の山々、それにお花松原全体が見渡せる。
さらにゆるやかな尾根を進むと、両脇はシャクナゲだ。このあたりが昔のお花松原だろうと思う。
お花はシャクナゲ、松はハイマツのことだと書いてあったから。
ハイマツ原はさらに下りながら北方に続いている。その先が、北弥陀ヶ原だ。

大汝、七倉山、を望む 2349ピークから北弥陀ヶ原方面 奥三方

ヒルバオ雪渓両側の紅葉 エメラルド色の翠ヶ池
室堂から4キロ、ここらで引き返さないと、夕方までに、別当出会におりられなくなる。
すごいを連発しながら、体力が心配になってきた。
ハイマツとナナカマドのトンネルを下り、お花松原を横切り、
ヒルバオ雪渓に戻るころはばてはじめていた。この先300メートルの登りがある。
足もとに、名残のキリンソウ、キンバイ。クロユリは実をつけている。
少ない花に1匹のモンシロチョウ。お花松原からずっとついてきた。
水は残り少なく、カステラはのどを通らない。休み休み登っていたら、若者がおりてきた。
今朝、別当出会から御前をへて下りてきたそうだ。日帰りだという。帰りに追いつかれそうな速さだ。
元気をわけてもらって、ようやく登りきった。翠ヶ池に立ち寄る。エメラルドの瞳のようだ。
2008年9月 白山、甚の助小屋、御前ケ峰、大汝峰、七倉山、四塚山、室堂、御前ケ峰
お盆ころからの不安定な天気がやっと終わり、乾いた空気の高気圧がやってくるという。
思い切って、連泊の予約を入れ、白山に向かったのは、朝仕事を2つこなしてからだった。
ふもとで、そばの昼食。別当出会から登る。キリンソウ、トリカブト、ツリフネソウなど、秋の花が咲き、
オオウバユリ、ナナカマド、オオカメノキなどは実がなっている。
食糧やシュラフが重いのか、朝の疲れなのか、体調なのか、甚の助までで3時間かかった。
ここで泊ることに決め、早めの夕食はカレーライス。
湧き上がる雲が鎮まり、広大な雲海が現れた。別山の上には半月。
雲海に沈む夕陽を、飽きずにながめた。赤兎や大長山が島のように浮かぶ。
ふとベンチをみると、若者が仮眠している。もう暗くなるというのに、なんだろうと声をかける。
4人パーティーのうち、3人が上に行き、その帰りを待っているという。
1時間ほどして、1人帰ってきた。もう暗い。食事、電気、などはないというので、
今夜は、ここに泊まり、あす朝下山するよう言って、ラーメンと懐中電灯を提供した。
さらに1時間で、2人が帰り合流。4人はそのまま下山していった。
月明かりがあるが、大変心配した。
夜の小屋は、寒いものの、にがてないびきもなく、寝ることができた。
午前2時ころ、目がさめたので、頂上をめざして出発した。
空は満天の星、秋から冬の星座が明るく輝いている。ジグザグをきるたびに、
オリオンとカシオペアが交互に正面に来るのが面白かった。
途中、けものの息づかいのような音が聞こえ、ぎょっとしたが、どうやらホースを流れる水音だったようだ。
やはり、暗闇は怖いのだ。
慎重に十二曲をのぼり、弥陀ヶ原で仰向けに寝転び、休憩。満天の星に天の川。ときおり流れ星。
五葉坂から振り返ると、明かりが近付いてくる。なんだかわからず、どきっとした。
それは何と、夜半に福井を立った人だった。 すごい健脚だ。

別山夕照 雲海に沈む夕日 甚の助小屋から

御前峰から穂高、乗鞍 飛騨の国は雲海の下 ご来光
室堂で追いつかれ、お団子をごちそうになる。そのまま御前峰へのぼり、日の出を待つ。
一面の雲海、そのかなたに北アルプス、乗鞍、御嶽、南アルプスがうかび、
この世の景色とも思われない。やがて焼岳のあたりから日の出。みんな静かに見守る。
8月と違って、ばんざいも解説もない。
こんなご来光ははじめてや、という声。
誰かが、白山の影が雲に映っている、と小さく言った。振り返ると、影白山だ。
富士や鳥海山と違って、傾いた三角の影だ。だんだん小さくなる。
今日は、四塚山まで行く予定なので、お池めぐりコースに下りる。油池は干上がり、
紺屋池、翠ヶ池の雪もとけ水面が低い。剣が峰のシルエットを見て、そのうち登りたいと思う。
足元には、ミヤマリンドウ、イワギキョウ、チングルマの実が多い。
大汝の基部で、年配のご夫婦に会う。加賀禅定道を下り、奥長倉小屋にとまるのだそうだ。
大汝への上りは、岩礫帯だ。浮石はほとんどなく、古い道だと感じる。
ゆるやかな尾根道になり、石室の神社に着く。頂上は広い大地になっている。
地面には赤い実がいっぱいなっていて、すっぱいりんごの味がする。
周囲をさえぎるものはなく、大パノラマだ。東は雲海とアルプス、南に御前峰と剣ケ峰、別山。西に釈迦岳、シゲジ、福井、小松方面。北は四塚山からおいづる岳の山や谷、かなたに金沢方面。
金沢からいつも見ていた場所に立っていると思うと・・・。

白山の影をみる 翠ヶ池から

チングルマの綿毛 大汝から四塚山、七倉山、ハイマツ原
大パノラマのあとは、卵焼きの朝食。
北へハイマツの斜面を下る。分岐点の先は、さらにハイマツの原だ。道の両側はベニバナイチゴ。
もう終わりかけで、実が落ちている。あまずっぱくほろにがい。ナナカマドの実も赤い。
あちらこちらと、ホシガラスが飛び交っている。登山道は、食べ散らかしたハイマツの実だらけである。
右手に地獄谷や日の御子峰、前方に清浄が原が見えてくる。
このあたりも、スーパー林道や金沢から見える場所だ。
さらに下ると、御手水鉢の鞍部だ。近づいて、その大きさに驚いた。洗面台のようなものかと思っていたら、コンテナほどもある。確かに、水がたたえられている。不思議である。
左手は湯の谷の源流からシゲジを望み、右手は地獄谷からアルプスまで望める。
休憩舎のほしいところだと思う。そばに、石垣あるのは何の跡だろうか。

ナナカマドの実がきれい 御手水鉢(私の影と比べて)
七倉山の西をまいて、辻へ向かう。大きな雪渓のとけた跡がお花畑になっている。
キリンソウ、フウロ、ウサギギク、ダイモンジソウ、アザミなど。
辻に荷物を置いて四塚山へむかう。リンドウが一面に咲き、広い台地に、四つの石塚。
化け猫伝説が不気味だ。さらに北へ向かうと、大きく展望が開けた。尾添尾根の天池、岩間道の清浄原、中宮道の尾根、スーパー林道などが、手に取るように見える。
足元は確かにハイマツの根が並び歩きにくそう。これが長坂に続いているのか。
ここで引きかえすことにする。先ほどのご夫婦とすれ違い、辻までもどる。
今度は、七倉山だ。釈迦新道にも足を踏み入れる。次はどれかの道を歩こうと思う。
大汝まで戻ると、女性が一人やってきた。一里野まで行くという、なかなかの健脚だ。
イチゴを食べながら、ぶらぶらとハイマツの中を歩き、大汝を半周すると、夏のお花畑があらわれた。
コイワカガミやミヤマキンバイ、ツガザクラ、チングルマなど、さすがにクロユリはなかった。
室堂まで帰ってきたら、お昼であった。
昼食は、パスタとハンバーグ。夕焼けを楽しみに、昼寝をしよう。

ミヤマダイモンジソウ ミヤマリンドウ

四塚山から北方を望む 四塚山の台地 左から七倉、塚、大汝、四塚山
室堂では、昨夜、甚の助に泊まった私を心配してくれていた。大変恐縮した。
夕方起きだして、室堂の食事をいただき、展望台に座り込む。
3000メートルまで湧き上がる雲が、次第に落ち着き、雲海が広がる中、夕陽がゆっくり沈んでいった。

金沢の男性に、星の話を聞き、見え始めた星を眺める。今夜も明日も晴れそうだ。
翌朝、もう一度、御前峰へ登り、日の出を待つ。

二日目の夜明け前 二日目の日の出

弥陀ヶ原から御前峰を振り返る 十二曲のハクサントリカブト
2008年8月立山浄土山
今年は、お盆になってから、天候が「秋雨」のようで、せっかく子供が帰省しているのに、山に行けませんでした。ようやく、月末に晴れ間を見つけ、秋色にかわり始めた立山に行きました。
リンドウ、キキョウ、トリカブト、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、それに、チングルマの実。
残雪は小さく、イワイチョウの草紅葉が一面に広がる室堂から浄土山でした。
みくりが池のまわりには、キンバイやチングルマが咲き残っていました。

雲わく雄山と浄土山 みくりが池と残雪

ヨツバシオガマ トリカブト
2008年8月 白山、観光新道、水屋尻雪渓、御前峰、お花松原、お池巡り
以前から、白山中宮道のお花松原というところに、行きたいと思っていました。
山中2泊する時間がなく、去年も、上からのぞいただけで、帰りました。
今年こそはと、連泊の予定で、アイゼンと革靴を手にいれ、観光新道から上りました。
やはり、体調はいまひとつ、ザックは重く、道は急。新しい靴は痛い。今を盛りの花々に励まされ、
がまんの登りでした。さすがの観光新道、ハクサンシャジンにはじまり、フウロ、マツムシソウ、カライトソウ、トラノオ、シモツケソウ、ナデシコ、ニッコウキスゲ、ハクサンタイゲキ、ハクサンボウフウなどなど
百花繚乱を楽しみました。
弥陀ヶ原から水屋尻雪渓にはいり、アイゼンを試し、これはいけるとにんまり。
雪渓の終わりから、流れの石伝いに、登山道に出ました。そこは、
コザクラ、キンポウゲ、クロユリ、コバイケイソウ、オンタデのお花畑です。
ハイマツ原こしに、別山、釈迦岳を眺め、夕陽を見送りました。室堂泊。
翌朝は、3時起床。弁当持参で、頂上にのぼり、朝日を待ちましたが、朝日は雲の上から昇りました。
すぐ、お池巡りへと下り、翠ヶ池のほとりで朝食。中宮道へと下降しました。
ヒルバオ雪渓を横切り、お花松原へ。写真でみたとおりの、クロユリ、アオノツガザクラ、コザクラ、
キンポウゲの群落が、剣が峰を背景に広がっていました。
ここは尾根の東側なので、さぞたくさんの雪が積もるのだろう。
帰り道、ヒルバオ雪渓で、雪上歩きを楽しみ、さらに大汝まで、雪渓をたどろうと思いましたが、
40度ほどの氷の斜面は怖く、脇の斜面を攀じました。
雪におおわれた千蛇が池から、千才谷沿いのお花畑を愛でつつ室堂に帰りました。
途中出会った人毎に、お花松原を勧めました。
しきりに携帯がなり、仕事に引き戻されました。
昼は自炊をし、靴ひもをゆるめたら、痛みが消えたので、これ幸いと帰路につきました。
これは失敗で、3時から16時までというのはは歩きすぎでした。
おまけに、終バスのあとに、別当出会につき、あわてました。
親切なご夫婦の車に乗せてもらい、ようよう一之瀬に着くことができました。
反省と感謝です。
良いこともあったのは、雨の中、十二曲りで、オコジョに出会ったことです。
去年は子供でしたが、今年は大人の。やはり、シャッターはきれませんでした。

タカネマツムシソウ クルマユリ

水屋尻雪渓から御前峰 コバイケイソウ ハクサンコザクラ ミヤマキンバ イのお花畑

クロユリの群落 ハクサンコザクラ

朝の翠ケ池 お花松原 アオノツガザクラ群落
2008年7月、立山(雄山、大汝、富士の折立)

富士の折立から大汝、後方に槍、赤牛、笠、薬師 大汝から後立山、後方は信越方面
2008年6月 加越国境の刈安山に行きました。
大長山まで行きたかったのですが、とても時間がありませんでした。
高山植物らしきものが咲き始めていて、白山が木立の合間から見え隠れするのも楽しい、尾根歩きでした。

小原峠から白山 アカモノ

刈安山付近から別山、三の峰 刈安山付近から赤兎山
2008年6月、スーパー林道が開通したので、三方岩から野谷荘司山を歩きました。
駐車場には雪があったものの、登山道の雪は少なく、それでも5-6か所、雪の上を歩くことができました。
ななかまど、こばいけいそうには少し早く、すみれ、こいわかがみ、つつじ、たむしば、おおかめのき、などが見ごろ、かたくり、しゃくなげは終わりかけていました。
ややかすみがかかっていました。
白山、立山から乗鞍までのアルプスを両側にながめながら、尾根歩きを楽しみました。

たむしば 飛騨岩のしゃくなげ

飛騨岩から北方 野谷荘司山越しに白山

しょうじょうばかま ざれ場のすみれ
2008年5月、立山と医王山へ行ってきました。
1月2月は忙しく、3月に倒れてしまい。2か月の病院通い。
あらゆる検査をしました。春の雪山はおあずけでした。
健康に良いことは、山歩きしかしていないので、健康になるために、
山に行こうと思います。
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