広間式教会堂(hall chaurch, 独:Hallenkirche)
身廊にクリアストーリーがない三廊式教会堂で、バシリカ式教会堂とは別の長堂式教会堂である。側廊の上部にトリビューンがあるものとないものとがある。平面図を比較しただけでは、その教会堂がバシリカ式か、広間式かは区別できないが、断面や外観をみると、クリアストーリーがないことや、屋根が階段状にならないことなどから区別できる。 |
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バシリカ式教会堂
身廊にクリアストーリーの窓から直接に光が入る。 |
広間式教会堂(トリビューン付)
全体が一つの大きい屋根で被われる。身廊は間接採光なので暗くなりがちである。トゥールーズのサン・セルナン、コンクのサント・フォワ、オーヴェルニュ地方の教会堂など |
広間式教会堂(トリビューンなし)
ロマネスクでは小型の教会堂が多く、トンネルヴォールトがかかって薄暗いが、、ゴシックの時代になると、柱が高く、交差ヴォールトを用いて窓を大きくとるため、明るく軽快な内部空間になる。
ロマネスクの例:
オルネー、ポワティエのノートル・ダム・ラ・グランド、サン・サヴァン |
ペンデンティヴ
バシリカ式教会堂は、アプシス部分を除けば、平面が長方形なので、ドームをかけることは難しい。すなわち、ローマのパンテオンのような円形の建物にドームを架けることはやさしいが、四角い空間の上に、下面が円形のドームを架けるには、ペンデンティヴやスキンチなどの仲介物が必要になる。ペンデンティヴは、四角い空間の上部にドームを載せるための円形の土台をつくりだすのである。 |
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ペンデンティヴ(黄色)に支えられた
ドーム |

4つのペンデンティヴ
これを用いることによって、四角い空間の
上部に、ドームのための円形の土台をつ
くることができる。
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スキンチ
スキンチは、ペンデンティヴが完全な円形の土台をつくりだすのに対し、スキンチ(トロンプ)は多角形の土台をつくる。その上には、ドームが載るか、あるいは多角形のクロイスターヴォールトが載る。 |
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